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がんの治療に有効な化合物を含む医薬組成物及びがんを治療するための方法

国内特許コード P160013569
整理番号 S2015-0908-N0
掲載日 2016年12月28日
出願番号 特願2015-078506
公開番号 特開2016-199474
出願日 平成27年4月7日(2015.4.7)
公開日 平成28年12月1日(2016.12.1)
発明者
  • 汐田 剛史
  • 神吉 けい太
  • 影近 弘之
出願人
  • 国立大学法人鳥取大学
  • 国立大学法人 東京医科歯科大学
発明の名称 がんの治療に有効な化合物を含む医薬組成物及びがんを治療するための方法
発明の概要 【課題】副作用がない、がんの治療用医薬組成物の提供。
【解決手段】下記式(I)で表される化合物、生理学的に許容されるその塩及び生理学的に許容されるその水和物からなる群より選択されるものを少なくとも1以上含有する、がんの治療用医薬組成物。



[AはN、S又は炭素数1~3のアルキル基を有するN;R1はH又は-NO2;R2及びR3はH又は、4~6員環のシクロアルキル環を共同して形成;R4及びR5は、H又は4~6員環のシクロアルキル環を共同して形成;前記シクロアルキル環は、少なくとも4つの炭素数1~3のアルキル基]
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


全世界において、がんは主要な死因の1つであり、成人の三大死因の1つとされている。がんは、体内のあらゆる臓器及び器官で生じ、半数のヒトが一生の内、何らかのがんに罹患するといわれている。がんに対する治療薬(抗がん剤)の開発が世界中で行われている。



今日まで、様々な抗がん剤が開発され、がん治療で用いられている。しかしながら、抗がん剤の多くは、副作用を有しており、副作用がない抗がん剤が望まれている。



近年、抗がん物質として、ビタミンAとその誘導体であるレチノイドに対して研究が進んでいる。非環式レチノイド(acyclic retinoid, ACR)は、レチノイドが有する6員環が開環した構造であり、肝がん治療後の再発を有意に抑制することが知られている。非環式レチノイドである「ペレチノイン」(NIK333)は、肝細胞がん根治治療後、一年間の長期投与により肝細胞がんの再発を有意に抑制することが確認されている(非特許文献1)。

産業上の利用分野


本発明は、がんの治療に有効な化合物を含む医薬組成物及びがんを治療するための方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記式(I)で表される化合物、生理学的に許容されるその塩及び生理学的に許容されるその水和物からなる群より選択されるものを少なくとも1以上含有する、がんの治療用医薬組成物。
【化10】


(式(I)中、
Aは、窒素、硫黄又は炭素数1~3のアルキル基を有する窒素であり、
R1は、水素又は-NO2であり、
R2及びR3は、水素又は、4~6員環のシクロアルキル環を共同して形成し、
R4及びR5は、水素又は、4~6員環のシクロアルキル環を共同して形成し、
前記シクロアルキル環は、少なくとも4つの炭素数1~3のアルキル基を有する。)

【請求項2】
前記式(I)で表される化合物は、下記式(II)又は(III)で表される化合物である、請求項1に記載のがんの治療用医薬組成物。
【化11】


【化12】


(式(II)又は(III)中、
Aは、窒素、硫黄又は炭素数1~3のアルキル基を有する窒素であり、
R1は、水素又は-NO2であり、
R6、R7、R8及びR9は、炭素数1~3のアルキル基である。)

【請求項3】
前記式(II)で表される化合物は、以下の式(V)又は(VII)で表される化合物であり、前記式(III)で表される化合物は、以下の式(IV)又は(VI)で表される化合物である、請求項2に記載のがんの治療用医薬組成物。
【化13】


【化14】


【化15】


【化16】



【請求項4】
前記がんは、消化器系のがんである、請求項1から3のいずれかに記載のがんの治療用医薬組成物。

【請求項5】
前記がんは、肝臓がんである、請求項1から4のいずれかに記載のがんの治療用医薬組成物。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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