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画像解析装置および検査システム 新技術説明会 外国出願あり

国内特許コード P160013575
掲載日 2016年12月28日
出願番号 特願2015-083763
公開番号 特開2016-205839
出願日 平成27年4月15日(2015.4.15)
公開日 平成28年12月8日(2016.12.8)
発明者
  • 大西 潤哉
  • 石原 数也
  • 川端 優
  • 粟屋 信義
  • 竹岡 賢二
  • 赤阪 信二
  • 中元 勝彦
出願人
  • シャープ株式会社
  • 広島県
発明の名称 画像解析装置および検査システム 新技術説明会 外国出願あり
発明の概要 【課題】農産物の変質または該変質の予兆の有無を高い確率で判定する。
【解決手段】画像解析装置(5)は、紫外光が照射された農産物を撮像した蛍光画像の各画素における色相値および彩度値を算出する色相彩度値算出部(52)と、算出された上記蛍光画像の各画素における色相値および彩度値に基づいて、上記農産物の変質または該変質の予兆の有無を判定する判定部(53)と、を備える。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


レモンや八朔などの柑橘類果実を保管や出荷する前に、予め異常が起こりそうな、病気になりそうな果実が選別できることが望ましい。果実に傷があると保管中にそこからカビが発生して周辺の果実までカビを生やしてしまう。また見た目は健常であっても、既に病気に罹患しており、後になって病状が発現するものもある。そこで保存や出荷の前に検査を行い、傷のあるものや病気になりそうなものを選別しておく必要がある。



このような果実の選別方法に関する従来技術の一例として、特許文献1に開示された柑橘等の油胞損傷判定装置がある。この油胞損傷判定装置では、柑橘等の表面に紫外線を照射して、油胞の損傷部分を励起発光させることで柑橘等の表皮油胞の損傷の有無等を判定するようになっている。



また、従来技術の別の例として、特許文献2に開示された果実・そ菜の品質選別装置がある。この品質選別装置では、紫外線を照射して果実・そ菜の病障害部から発生する蛍光の強度、波長に基づいて被選別物の病障害の有無等を判別するようになっている。



また、従来技術のさらに別の例として、特許文献3に開示された農産物検査装置がある。この農産物検査装置では、紫外線領域の光を農産物に照射することにより農産物の表皮に生傷が有るか否かを判定するようになっている。



また、従来技術のさらに別の例として、非特許文献1に開示された技術がある。この技術では、350nmにピークを持つ315~400nmの紫外光をレモン果実に照射しながらカメラ撮影して画像を取得し、各画素のRGB(Red, Green and Blue)値からHIS(Hue, Saturation and Intensity)値を算出し、レモン果実の傷部分の蛍光と正常部分とをH値を用いて判別するようになっている。

産業上の利用分野


本発明は、農産物を撮像した画像に基づいて上記農産物の変質または該変質の予兆の有無を判定する画像解析装置、および該画像解析装置を備えた検査システムなどに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
紫外光が照射された農産物を撮像した蛍光画像の各画素における色相値および彩度値を算出する色相彩度値算出部と、
上記色相彩度値算出部によって算出された上記蛍光画像の各画素における色相値および彩度値に基づいて、
上記農産物の変質または該変質の予兆の有無を判定する判定部と、を備えることを特徴とする画像解析装置。

【請求項2】
上記農産物は柑橘類果実であることを特徴とする請求項1に記載の画像解析装置。

【請求項3】
上記判定部は、色相値、彩度値および明度値の座標空間であるHSV空間における色相値に第1の値とそれより大きい第2の値を設け、彩度値に第3の値とそれより大きい第4の値を設け、
上記蛍光画像の各画素における色相値が上記第1の値と上記第2の値の間に入り、彩度値が上記第3の値と上記第4の値の間に入る画素の画素数が、閾値数以上の場合、上記農産物の変質がある、または該変質の予兆があると判定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像解析装置。

【請求項4】
上記判定部は、色相値、彩度値および明度値の座標空間であるHSV空間における色相値に第1の値とそれより大きい第2の値を設け、彩度値に第3の値とそれより大きい第4の値を設け、
上記蛍光画像の各画素における色相値の前回測定値との変化量が上記第1の値と上記第2の値に入り、彩度値の前回測定値との変化量が上記第3の値と上記第4の値に入る画素の画素数が、閾値数以上の場合、上記農産物の変質がある、または該変質の予兆があると判定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像解析装置。

【請求項5】
上記判定部は、上記農産物がレモンであり、当該レモンの軸腐病の判定を行う場合、上記蛍光画像の各画素における色相値の上記第1の値が60、上記第2の値が180であり、彩度値の上記第3の値が0、上記第4の値が50である、または、上記第1の値が240、上記第2の値が360であり、彩度値の上記第3の値が0、上記第4の値が50であることを特徴とする請求項3に記載の画像解析装置。

【請求項6】
紫外光を出射する光源と、
紫外光が照射された農産物を撮像する撮像装置と、
上記撮像装置が撮像した撮像画像を解析する画像解析装置と、を備えた検査システムであって、
上記画像解析装置は、上記撮像画像の色相値、および彩度値を算出する色相彩度値算出部と、算出した色相値、および彩度値を元に農産物の変質または該変質の予兆の有無を判定する判定部と、上記画像解析装置が備える各部として動作させることにより上記画像解析装置をコンピュータにて実現させる上記画像解析装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体と、を備え、
さらに、上記判定部による判定結果を出力する出力部を備えていることを特徴とする検査システム。

【請求項7】
上記農産物は柑橘類果実であることを特徴とする請求項6に記載の検査システム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015083763thum.jpg
出願権利状態 公開


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