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両末端にパーフルオロアルキル基を有する新規アロマティック化合物

国内特許コード P160013586
整理番号 H25-050
掲載日 2016年12月28日
出願番号 特願2014-043509
公開番号 特開2015-168638
出願日 平成26年3月6日(2014.3.6)
公開日 平成27年9月28日(2015.9.28)
発明者
  • 岡本 浩明
  • 森田 由紀
出願人
  • 国立大学法人山口大学
発明の名称 両末端にパーフルオロアルキル基を有する新規アロマティック化合物
発明の概要 【課題】
本発明は極めて少量の添加で、有機液体を増粘し、ゾル化又は粘性液体とする新規化合物であり、特に高温でのゲル化が可能である。
【解決手段】
下記一般式(1)で表される化合物よりなる増粘剤を提供する。
【化1】



但し、n,mはそれぞれ2~18の整数;R,Rはそれぞれ炭素数0~6の分枝又は直鎖状アルキレン基;Rは炭素数3~18の分枝又は直鎖状アルキレン基;X,Xはいずれか一方がスルホニル基であり、他方がチオ基を表す。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


すでに、本発明者らは両末端にパーフルオロアルキル基を有する、いくつかの化合物を提案した(特許文献1、2、3)。これらは、優れたゲル化剤となる化合物や、該ゲル化剤を用いた二次電池である。



これらの化合物は、炭化水素、分子中に酸素、窒素或いは硫黄等の異種元素を含む有機液体、中でもイオン液体等をゲル化する能力を有するものであり、接着剤、塗料、印刷インキ、化粧品、医療品、食品等の流動性を制御したり、チクソトロピー性を付与したりする目的で用いられるものであった。



これらの用途の中には、ゼラチンや寒天のごとく比較的低い温度でゲルがゾルに転移し、形状を保てなくなると都合の悪い用途もあり、より高温、例えば100℃を越えてもゲルが保たれる必要のある用途も存在する。

産業上の利用分野


本発明は、両末端にパーフルオロアルキル基を有する新規アロマティック化合物に関し、有機液体の増粘やゲル化或いは炭酸ガスの収着剤や炭酸ガス分離膜として有用な化合物に係わる。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記一般式(1)で表される化合物。
【化1】


但し、n,mはそれぞれ2~18の整数;R,Rはそれぞれ炭素数0~6の分枝又は直鎖状アルキレン基;Rは炭素数3~18の分枝又は直鎖状アルキレン基;X,Xはいずれか一方がスルホニル基であり、他方がチオ基を表す。

【請求項2】
一般式(1)で表される化合物が、下記構造式である請求項1記載の化合物。
【化2】


但し、n,m,R,R,Rは請求項1に同じ。

【請求項3】
一般式(1)で表される化合物が下記構造式である請求項1記載の化合物。
【化3】


但し、n,m,R,R,Rは請求項1に同じ。

【請求項4】
請求項1乃至3に記載の化合物よりなる増粘剤。

【請求項5】
請求項1乃至3のいずれかに記載の化合物を0.1~5重量%含む有機液体よりなる粘性液体組成物。

【請求項6】
請求項1乃至3のいずれかに記載の化合物と有機液体よりなる炭酸ガス収着剤。

【請求項7】
請求項6に記載の炭酸ガス収着剤を多孔質膜に塗布してなる炭酸ガス分離膜。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
山口TLOは平成11年11月に山口大学の教官50名の出資により設立された、リエゾン一体型のTLO活動会社です。山口大学を主とし、山口県内の大学・高専の研究成果をご紹介致します。特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください。


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