TOP > 国内特許検索 > フルオロアルカン誘導体、ゲル化剤、液晶性化合物及びゲル状組成物

フルオロアルカン誘導体、ゲル化剤、液晶性化合物及びゲル状組成物 NEW 新技術説明会

国内特許コード P160013596
整理番号 H26-081
掲載日 2016年12月28日
出願番号 特願2015-058133
公開番号 特開2016-175873
出願日 平成27年3月20日(2015.3.20)
公開日 平成28年10月6日(2016.10.6)
発明者
  • 岡本 浩明
  • 森田 由紀
出願人
  • 国立大学法人山口大学
発明の名称 フルオロアルカン誘導体、ゲル化剤、液晶性化合物及びゲル状組成物 NEW 新技術説明会
発明の概要 【課題】新規なフルオロアルカン誘導体、その化合物よりなるゲル化剤及びそのゲル化剤を含むゲル状組成物、並びに、新規なフルオロアルカン誘導体よりなる液晶性化合物を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表されるフルオロアルカン誘導体。
2-L1-Ar1-X1-R1 (1)
(式(1)中、Ar1は、置換若しくは無置換の核原子数6~30の2価の芳香族基を示し、R1はパーフルオロアルキル基を有する飽和又は不飽和の炭素数2~22の1価の炭化水素基を示し、X1は酸素原子、硫黄原子又は-SO2-で表される基を示し、R2は特定の1価の基を示し、L1は、R2の種類により-COO-で表される基又は-OCO-で表される基を示す。)
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


従来、各種産業分野(例えば、塗料、化粧品、医薬医療、石油流出処理、電子・光学分野、環境分野など)において、液体状物質を固化、すなわちゼリー状に固めたり、又は、増粘したりする目的でゲル化剤が用いられている。



これらのゲル化剤としては、水をゲル化(固化)させるもの、並びに、非水溶媒及びそれらを主として含む溶液等をゲル化(固化)させるものがある。また、ゲル化剤の構造は高分子量型と低分子量型とに大別することができる。高分子量型のゲル化剤は、主に非水溶媒のゲル化に用いられ、親油性を有する高分子ポリマーの絡み合った分子中に油類を取り込み膨油しつつ、固体状を保つことを特徴とする。一方、低分子量型のゲル化剤の多くは、分子内に水素結合性官能基(例えば、アミノ基、アミド基及びウレア基など)を含むものであり、水素結合によって水や非水溶媒をゲル化することを特徴とする(例えば、非特許文献1参照)。低分子量型のゲル化剤は、水のゲル化剤としては一般的であるが、非水溶媒のゲル化剤としての開発は比較的遅れていた。一方、分子内に水素結合性官能基を有しない低分子量型のゲル化剤として、非特許文献2に記載のものが知られている。また、本発明者らも、分子内に水素結合性官能基を有しない低分子量型のゲル化剤として、特許文献1に記載のものを得ることに成功している。



さらに、それとは別に、近年、引き続き新規な液晶性化合物の開発が行われているところである。

産業上の利用分野


本発明は、フルオロアルカン誘導体、ゲル化剤、液晶性化合物及びゲル状組成物に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記一般式(1)で表されるフルオロアルカン誘導体。
2-L1-Ar1-X1-R1 (1)
(式(1)中、Ar1は、置換若しくは無置換の核原子数6~30の2価の芳香族基を示し、R1はパーフルオロアルキル基を有する飽和又は不飽和の炭素数2~22の1価の炭化水素基を示し、X1は酸素原子、硫黄原子又は-SO2-で表される基を示し、R2は下記一般式(3a)、(3b)又は(3c)で表される1価の基を示し、L1は、R2が下記一般式(3a)で表される場合は-COO-で表される基又は-OCO-で表される基を示し、R2が下記一般式(3b)又は(3c)で表される場合は-COO-で表される基を示す。
1-Ar2- (3a)
【化1】


(式(3a)及び(3b)中、Ar2は、置換若しくは無置換の核原子数6~30の2価の芳香族基を示し、Y1は、シアノ基、ニトロ基、炭素数1~4のアルキル基、炭素数1~4のアルコキシ基、炭素数1~4のアルキルスルファニル基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基又はトリフルオロメチルスルファニル基を示す。)
1-X1-Ar1-OCO-L2- (3c)
(式(3c)中、R1、X1及びAr1は、上記一般式(1)におけるものと同一であり、L2は、1,4-フェニレン基、又は下記一般式(4a)若しくは(4b)で表される基を示す。
-(CH2q- (4a)
【化2】


(式(4a)及び(4b)中、qは1~20の整数を示す。)))

【請求項2】
前記R1が下記一般式(2)で表される基である、請求項1に記載のフルオロアルカン誘導体。
m2m+1p2p- (2)
(式中、mは2~16の自然数を示し、pは0~6の整数を示す。)

【請求項3】
前記Ar1及びAr2は、それぞれ独立に、1,4-フェニレン基,4,4’-ビフェニレン基又は2,6-ナフチレン基である、請求項1又は2に記載のフルオロアルカン誘導体。

【請求項4】
下記一般式(5a)、(5b)、(5c)、(5d)、(5e)又は(5f)で表される、請求項1記載のフルオロアルカン誘導体。
【化3】


(式(5a)、(5b)、(5c)、(5d)、(5e)及び(5f)中、Ar3は、1,4-フェニレン基又は4,4’-ビフェニレン基を示し、L3は、-COO-で表される基又は-OCO-で表される基を示し、L4は、2,6-ナフチレン基、又は下記式(5g)で表される基を示し、L2は、上記式(3c)におけるものと同義であり、Y2は、シアノ基、ニトロ基、メチル基、メトキシ基、メチルスルファニル基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基又はトリフルオロメチルスルファニル基を示し、nは2~10の自然数を示し、mは2~16の自然数を示し、kは1又は6を示す。
【化4】



【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載のフルオロアルカン誘導体からなるゲル化剤。

【請求項6】
請求項1~4のいずれか1項に記載のフルオロアルカン誘導体からなる液晶性化合物。

【請求項7】
請求項5に記載のゲル化剤と、有機溶媒と、を含有するゲル状組成物。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
山口TLOは平成11年11月に山口大学の教官50名の出資により設立された、リエゾン一体型のTLO活動会社です。山口大学を主とし、山口県内の大学・高専の研究成果をご紹介致します。特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close