TOP > 国内特許検索 > バクテリオファージ、カンキツかいよう病菌の検出剤、カンキツかいよう病菌の検出方法、カンキツかいよう病の防除剤およびカンキツかいよう病の防除方法

バクテリオファージ、カンキツかいよう病菌の検出剤、カンキツかいよう病菌の検出方法、カンキツかいよう病の防除剤およびカンキツかいよう病の防除方法

国内特許コード P170013638
整理番号 14005
掲載日 2017年1月25日
出願番号 特願2014-155585
公開番号 特開2016-032435
出願日 平成26年7月30日(2014.7.30)
公開日 平成28年3月10日(2016.3.10)
発明者
  • 山田 隆
  • 藤江 誠
  • 川崎 健
出願人
  • 国立大学法人広島大学
発明の名称 バクテリオファージ、カンキツかいよう病菌の検出剤、カンキツかいよう病菌の検出方法、カンキツかいよう病の防除剤およびカンキツかいよう病の防除方法
発明の概要 【課題】幅広いカンキツかいよう病菌に有効に使用できるバクテリオファージ、カンキツかいよう病菌の検出剤、カンキツかいよう病菌の検出方法、カンキツかいよう病の防除剤およびカンキツかいよう病の防除方法を提供する。
【解決手段】バクテリオファージは、ファージ粒子の構造が、頭部と尾部とを含む。当該バクテリオファージのファージ粒子の頭部の直径は、70~90nmである。当該バクテリオファージは、カンキツかいよう病菌に感染する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


米国への温州みかんの輸出では、バクテリオファージテストによるカンキツかいよう病菌の検疫が義務付けられている(43農政B第345号、43農政B第1901号)。バクテリオファージテストの結果判定で、検定果実にカンキツかいよう病菌があったものと判定されないことが、温州みかんの生鮮果実を米国に輸出するための条件の1つになっている。



バクテリオファージテストは、カンキツかいよう病菌に特異的なバクテリオファージCp1およびCp2それぞれを、検定液に添加、培養後、溶菌斑(プラーク)を計数し、対照と比較することで行われる。カンキツかいよう病菌がCp1またはCp2に感受性がある、すなわちCp1またはCp2に感染した場合、カンキツかいよう病菌は溶菌するため、プラークを計数することで、検定果実におけるカンキツかいよう病菌の有無を判定できる。



カンキツかいよう病菌のCp1およびCp2に対する感受性は、菌株によって異なるものの(非特許文献1参照)、カンキツかいよう病菌株の97%以上は、Cp1およびCp2の少なくとも一方に感受性を示す。

産業上の利用分野


本発明は、バクテリオファージ、カンキツかいよう病菌の検出剤、カンキツかいよう病菌の検出方法、カンキツかいよう病の防除剤およびカンキツかいよう病の防除方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ファージ粒子の構造が、頭部と尾部とを含み、
前記頭部の直径が70~90nmであって、
カンキツかいよう病菌に感染する、
バクテリオファージ。

【請求項2】
前記尾部の長さが、
180~220nmである、
請求項1に記載のバクテリオファージ。

【請求項3】
カンキツかいよう病菌株MAFF311130に感染する、
請求項1または2に記載のバクテリオファージ。

【請求項4】
独立行政法人製品評価技術基盤機構特許微生物寄託センターに2014年6月18日に受領番号:NITE AP-01877で受領されたCpXである、
請求項1から3のいずれか一項に記載のバクテリオファージ。

【請求項5】
ゲノムDNAが標識されている、
請求項1から4のいずれか一項に記載のバクテリオファージ。

【請求項6】
請求項1から5のいずれか一項に記載のバクテリオファージを含む、
カンキツかいよう病菌の検出剤。

【請求項7】
請求項6に記載のカンキツかいよう病菌の検出剤を使用する、
カンキツかいよう病菌の検出方法。

【請求項8】
前記カンキツかいよう病菌の検出剤と検体由来の試料とを混合する混合ステップと、
前記混合ステップで得られた混合物に含まれるカンキツかいよう病菌を検出する検出ステップと、
を含む請求項7に記載のカンキツかいよう病菌の検出方法。

【請求項9】
前記検出ステップでは、
前記混合物を培養し、形成されるプラークに基づいて、前記混合物に含まれるカンキツかいよう病菌を検出する、
請求項8に記載のカンキツかいよう病菌の検出方法。

【請求項10】
前記検出ステップでは、
前記混合物を培養し、菌体の増殖量に基づいて、前記混合物に含まれるカンキツかいよう病菌を検出する、
請求項8に記載のカンキツかいよう病菌の検出方法。

【請求項11】
前記カンキツかいよう病菌の検出剤は、
請求項5に記載のバクテリオファージを含み、
前記検出ステップでは、
前記バクテリオファージの標識されたゲノムDNAを定量する、
請求項8に記載のカンキツかいよう病菌の検出方法。

【請求項12】
前記検出ステップでは、
前記混合物におけるカンキツかいよう病菌に吸着したバクテリオファージを定量する、
請求項8に記載のカンキツかいよう病菌の検出方法。

【請求項13】
請求項1から4のいずれか一項に記載のバクテリオファージを含む、
カンキツかいよう病の防除剤。

【請求項14】
請求項13に記載のカンキツかいよう病の防除剤を、植物または植物成長媒体に投与する投与ステップ、を含む、
カンキツかいよう病の防除方法。

【請求項15】
前記植物は、カンキツ類である、
請求項14に記載のカンキツかいよう病の防除方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2014155585thum.jpg
出願権利状態 公開


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close