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チップボート

国内特許コード P170013640
整理番号 14030
掲載日 2017年1月25日
出願番号 特願2014-173289
公開番号 特開2016-047503
登録番号 特許第5817030号
出願日 平成26年8月27日(2014.8.27)
公開日 平成28年4月7日(2016.4.7)
登録日 平成27年10月9日(2015.10.9)
発明者
  • 小原 政信
出願人
  • 国立大学法人広島大学
発明の名称 チップボート
発明の概要 【課題】非常に安価であってかつピペットチップを人手で収納する労力を数分の一程度に軽減することができ、ピペットチップをチップラックに収納する作業に好適に使用されるチップボートを提供する。
【解決手段】本発明に係るチップボート10は、複数のピペットチップ20の方向をそろえてピンセット40でつまみやすいように集合させるチップボートであって、2つの円錐Ca11とCb12が対向し、円錐Ca11と円錐Cb12とが滑らかな曲面13で結合され、上方に開口部15を有する形態をしており、ピペットチップ20の高さをhとするとき、円錐Ca11の頂点Aと円錐Cb12の頂点Bの距離lは、l=3h~6h である。そして、円錐Ca11の頂角θa、円錐Cb12の頂角θbとするとき、θa=93°~180°、θb=93°~180°である。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


生化学分野、医療分野などにおいて試験、実験又は検査を行うとき、マイクロリッターレベルの各種の溶液を調製して、混合し、目的とする溶液内反応を行わせることが日常的に行われる。この際に、大量のピペットチップが使用されるが、試験等を効率的かつ安全に行うために、ピペットチップを予めチップラックに収納するとともに、これを滅菌した状態で準備しておくことが必要になる。例えば、96本のピペットチップを収納することができるチップラックに、散売りのピペットチップを人手で収納するには約10分を要し、このようなチップラックは数箱準備するだけでも大変な労力を要する。このため、予めピペットチップが滅菌されて収納されたチップラックが市販されている。



しかしながら、ピペットチップが収納されたチップラックは、高価であること、また、使用済みピペットチップは廃棄されるのに対し、チップラックは再使用可能であることから、市販されている安価な散売りピペットチップをチップラックに収納するピペットチップセット機が提案されている。



例えば、特許文献1に、ストッカーに投入された散売りのピペットチップをバケットコンベアにより振動するホッパー内に投入し、その底部から搬送レールに一列に並べて吊り下げた状態でピペットチップを取り出し、ガイドパイプを介して所定の姿勢に制御したピペットチップをチップラックのチップホールに落とし込んで収納するピペットチップセット機が提案されている。そして、このピペットチップセット機は、従来のピペットチップセット機よりも小型、軽量で振動が少ないと記載されている。

産業上の利用分野


本発明は、ピペットチップをチップラックに収納する作業に好適に使用されるチップボートに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
複数のピペットチップの方向をそろえてつまみやすいように集合させるチップボートであって、
ピペットチップの高さをhとするとき、大きさが3h~6hの長辺、3h~5hの短辺を有する長方形の樹脂シートのそれぞれの短辺の両隅部を中心方向対称に巻き込んで形成され、それぞれの短辺の中心点を頂点とする2つの円錐が底面を向き合わすように対向して上方に開口部を有する形態のチップボート。

【請求項2】
2つの円錐Ca、Cbがともに一の線分に重なる母線を有して底面を向き合わすように対向するとともに滑らかな曲面で結合され上方に開口部を有し、複数のピペットチップの方向をそろえてつまみやすいように集合させるチップボートであって、
前記円錐Ca、Cbは、両者の頂点間の距離が前記ピペットチップの高さをhとするときに
3h~6h、頂角がそれぞれ93°~180°であるチップボート。

【請求項3】
円錐Ca又は円錐Cbの円錐面で被われる部分は、その頂点から1.5h~2.5hの長さを有することを特徴とする請求項2に記載のチップボート。

【請求項4】
円錐Ca、Cbの頂角は等しいことを特徴とする請求項2又は3に記載のチップボート。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録


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