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血管新生関連疾患の治療又は予防剤、スクリーニング方法及びキット

国内特許コード P170013675
整理番号 S2015-1552-N0
掲載日 2017年2月1日
出願番号 特願2015-112941
公開番号 特開2016-222630
出願日 平成27年6月3日(2015.6.3)
公開日 平成28年12月28日(2016.12.28)
発明者
  • 七里 眞義
  • 田中 憲次
  • 李 良子
出願人
  • 学校法人北里研究所
  • 株式会社プロトセラ
発明の名称 血管新生関連疾患の治療又は予防剤、スクリーニング方法及びキット
発明の概要 【課題】臨床応用が容易な血管新生関連疾患の治療又は予防剤を提供する。
【解決手段】(a)サリューシン-β若しくはその誘導体、(b)可溶化したATP合成酵素β鎖若しくはその誘導体、(c)サリューシン-βに対する特異的結合物質、又は(d)ATP合成酵素β鎖に対する特異的結合物質、を有効成分として含有する血管新生関連疾患の治療又は予防剤。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


アンギオスタチンは、38kDaの分子量を有するプラスミノ-ゲンの断片であり、血管新生、転移癌の増殖の強力な阻害薬であることが知られている(例えば、非特許文献1を参照。)。なお、プラスミノ-ゲンはプラスミンの前駆体タンパク質であり、プラスミンは、フィブリンやフィブリノーゲンを分解して血栓を分解するプロテアーゼの一種である。



ところで、サリューシン-βは、バイオインフォマティクス解析により発明者らが同定した、20アミノ酸からなる生理活性ペプチドである(例えば、非特許文献2を参照。)。サリューシン-βは、血圧降下作用、除脈作用、副交感神経刺激活性、動脈硬化促進作用、抗利尿ホルモン分泌刺激作用等の多くの生理活性を示すことが明らかにされているが、その受容体は不明であった。

産業上の利用分野


本発明は、血管新生関連疾患の治療又は予防剤、血管新生関連疾患の治療又は予防剤のスクリーニング方法、及び血管新生関連疾患の治療又は予防剤のスクリーニングキットに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
サリューシン-β若しくはその誘導体、ATP合成酵素β鎖若しくはその誘導体、サリューシン-βに対する特異的結合物質、又はATP合成酵素β鎖に対する特異的結合物質、を有効成分として含有する血管新生関連疾患の治療又は予防剤。

【請求項2】
前記血管新生関連疾患が、癌、心筋梗塞、慢性炎症、網膜血管新生症、糖尿病性網膜症又は閉塞性動脈硬化症である、請求項1に記載の治療又は予防剤。

【請求項3】
被検物質の存在下及び非存在下で、サリューシン-βとATP合成酵素β鎖とを接触させる工程と、
前記被検物質の存在下及び非存在下におけるサリューシン-βとATP合成酵素β鎖との結合量を定量する工程と、
前記被検物質の存在下におけるサリューシン-βとATP合成酵素β鎖との結合量が、前記被検物質の非存在下におけるサリューシン-βとATP合成酵素β鎖との結合量と比較して変化した場合に、前記被検物質を血管新生関連疾患の治療又は予防剤であると判定する工程と、
を含む、血管新生関連疾患の治療又は予防剤のスクリーニング方法。

【請求項4】
前記血管新生関連疾患が、癌、心筋梗塞、慢性炎症、網膜血管新生症、糖尿病性網膜症又は閉塞性動脈硬化症である、請求項3に記載のスクリーニング方法。

【請求項5】
サリューシン-β及びATP合成酵素β鎖を含む、血管新生関連疾患の治療又は予防剤のスクリーニングキット。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開


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