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マグネット鉗子および内視鏡装置 UPDATE 新技術説明会

国内特許コード P170013699
整理番号 27‐2
掲載日 2017年2月7日
出願番号 特願2015-082169
公開番号 特開2016-198405
出願日 平成27年4月14日(2015.4.14)
公開日 平成28年12月1日(2016.12.1)
発明者
  • 三代 剛
  • 木下 芳一
  • 中村 守彦
  • 岸 征男
出願人
  • 国立大学法人島根大学
  • キシ・エンジニアリング株式会社
発明の名称 マグネット鉗子および内視鏡装置 UPDATE 新技術説明会
発明の概要 【課題】消化管内の金属異物を効率よく回収できるマグネット鉗子を提供すること。
【解決手段】 内視鏡装置1の鉗子チャンネル211に挿通して使用するマグネット鉗子40であって、先端にて分岐した複数本のアーム43を有し、それぞれのアーム43は帯磁により互いに反発して末端に向けて末広がりに離間しつつ基端側への引込みにより前記末広がりの形状を窄めることも可能であって、消化管内の金属異物を磁力によりアーム43に付着させ、引き込みにより当該異物をアーム43に包持させることを特徴とするマグネット鉗子40。
【選択図】図5
従来技術、競合技術の概要


消化管異物は、ボタン電池、義歯、PTP包装片(PTP:錠剤をプラスチックと金属フィルムシートとで分包したもの)、硬貨など多彩であり、特にボタン電池は消化管内に停留すると穿孔をきたす場合がある。ボタン電池でなくとも、金属であれば電解質との接触により電池が形成され、長時間停留すると穿孔の危険性が高まる。また、義歯の金属芯が消化管を傷つける場合もある。いずれにしても、特に金属を含む消化管異物は早急な回収が必要とされる。



従来は、先端に磁石がついたチューブが知られており、これを例えば口から挿管し、X線造影しながら位置確認をしてボタン電池等を付着し除去するなどしていた。また、先端を丸めた針金細線からなる3脚鉗子、5脚鉗子も存在し、バネ力によって開いていた針金を筒内に引き込むことにより、(非金属)異物を掴み回収するなどしていた。



しかしながら、従来の技術では以下の問題点があった。
磁石付きチューブの場合、例えば、胃に何もない状態であれば、比較的速やかにボタン電池を回収できるものの、食後など胃に食べ物がある状態では、X線造影しながら正確な位置が分かっても食べ物が邪魔をして磁石につきにくく、また、磁石についた後でも、引き抜き時に食べ物にあたり、磁石から離れてしまう場合がある、という問題点があった。



また、3脚鉗子や5脚鉗子は、切除したポリープなどを回収する際にも用いられ、必ずしも金属異物回収に特化したものでなく、平滑な表面を有し固いボタン電池のような異物は、強く掴むとすり抜けてしまい、弱く掴むと引き抜き時になどに脱離してしまう、という問題点があった。

産業上の利用分野


本発明は、内視鏡装置用のマグネット鉗子に関し、特に、ボタン電池等の消化管内金属異物を効率よく回収するためマグネット鉗子およびこれを具備した内視鏡装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
内視鏡装置のチャンネルに挿通して使用するマグネット鉗子であって、
先端にて分岐した複数本の把持枝体を有し、
それぞれの把持枝体は帯磁により互いに反発して末端に向けて末広がりに離間しつつ基端側への引込みにより前記末広がりの形状を窄めることも可能であって、
消化管内の金属異物を磁力により把持枝体に付着させ、引き込みにより当該異物を把持枝体に把持ないし包持させることを特徴とするマグネット鉗子。

【請求項2】
帯磁は、それぞれの把持枝体に永久磁石を配置する、それぞれの把持枝体自体を永久磁石とする、または、基端に永久磁石のN極またはS極を当てることにより先端をS極またはN極に磁化する、ことによるものである請求項1に記載のマグネット鉗子。

【請求項3】
把持枝体の分岐位置近傍にソレノイドを設け、電磁力により帯磁させることを特徴とする請求項1に記載のマグネット鉗子。

【請求項4】
請求項1、2または3に記載のマグネット鉗子を含み、把持枝体が内視鏡装置先端から所定の飛び出し位置および/または所定の引き込み位置に至るときに、押し出し抵抗または引き戻し抵抗が大きくなる抵抗手段を設けたことを特徴とする内視鏡装置。

【請求項5】
請求項1、2または3に記載のマグネット鉗子を含み、チャンネルに対して把持枝体を任意の位置にて固定するストッパを設けたことを特徴とする内視鏡装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015082169thum.jpg
出願権利状態 公開
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