TOP > クイック検索 > 国内特許検索 > 金属有機構造体を用いるパラキシレンの分離方法

金属有機構造体を用いるパラキシレンの分離方法

国内特許コード P170013717
整理番号 S2015-1570-N0
掲載日 2017年2月16日
出願番号 特願2015-132130
公開番号 特開2017-014146
出願日 平成27年6月30日(2015.6.30)
公開日 平成29年1月19日(2017.1.19)
発明者
  • 三宅 孝典
  • 佐野 誠
  • 米澤 彰広
出願人
  • 学校法人 関西大学
発明の名称 金属有機構造体を用いるパラキシレンの分離方法
発明の概要 【課題】本発明は、パラキシレンを含む有機混合物からパラキシレンを分離するための金属有機構造体を提供することを目的とする。また、本発明は、該金属有機構造体を用いて、パラキシレンを含む有機混合物からパラキシレンを分離する方法を提供することも目的とする。さらに、本発明は、該金属有機構造体を用いて、高純度のパラキシレンを製造する方法を提供することも目的とする。
【解決手段】第4族の金属及び脂肪族カルボン酸配位子を含む、パラキシレン分離用金属有機構造体。
【選択図】図9
従来技術、競合技術の概要


石油化学において、エチレン、プロピレン等を製造するために、ナフサのクラッキングが行なわれている。この時にナフサから芳香族化合物も同時に製造され、中でも、回収される炭素数8の芳香族化合物の留分としては、エチルベンゼン、オルトキシレン、メタキシレン及びパラキシレンの4成分が含まれている。これらのうちパラキシレンは、ポリエチレンテレフタレート(PET)の原料として、極めて有用な化合物であることはよく知られていることである。 これまでに、上記の4成分は、蒸留法、複雑なカラム分離法で分離することが試みられている(特許文献1及び2)。しかしながら、これら4成分は互いに沸点が近く、また、分子サイズも差が小さいため、4成分の中から、パラキシレンのみを分離することは、エネルギー消費量、設備費等が高くなるという問題があった。

産業上の利用分野


本発明は、金属有機構造体を用いるパラキシレンの分離方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
パラキシレンを含む有機混合物からパラキシレンを分離する方法であって、
第4族の金属及び脂肪族カルボン酸配位子を含む金属有機構造体を用いる、方法。

【請求項2】
前記パラキシレンを含む有機混合物が、炭素数8の芳香族炭化水素を含む有機混合物である、請求項1に記載の方法。

【請求項3】
前記第4族の金属が、Ti、Zr、及びHfからなる金属の群から選ばれる少なくとも1種である、請求項1又は2に記載の方法。

【請求項4】
前記脂肪族カルボン酸配位子が、脂肪族ジカルボン酸配位子、脂肪族トリカルボン酸配位子又は脂肪族テトラカルボン酸配位子である、請求項1~3の何れか一項に記載の方法。

【請求項5】
前記脂肪族カルボン酸配位子が、
炭素数2~7の飽和若しくは不飽和脂肪族ジカルボン酸配位子、
炭素数3~8の飽和若しくは不飽和脂肪族トリカルボン酸配位子、又は
炭素数5~8の飽和若しくは不飽和脂肪族テトラカルボン酸配位子である、請求項1~4の何れか一項に記載の方法。

【請求項6】
前記脂肪族カルボン酸配位子が、フマル酸配位子、又はマレイン酸配位子である、請求項1~5の何れか一項に記載の方法。

【請求項7】
高純度のパラキシレンを製造する方法であって、
パラキシレンを含む有機混合物と第4族の金属及び脂肪族カルボン酸配位子を含む金属有機構造体とを用いて、パラキシレンを分離する工程を含む、製造方法。

【請求項8】
前記パラキシレンを含む有機混合物が、炭素数8の芳香族炭化水素を含む有機混合物である、請求項7に記載の方法。

【請求項9】
前記第4族の金属が、Ti、Zr、及びHfからなる金属の群から選ばれる少なくとも1種である、請求項7又は8に記載の方法。

【請求項10】
前記脂肪族カルボン酸配位子が、脂肪族ジカルボン酸配位子、脂肪族トリカルボン酸配位子又は脂肪族テトラカルボン酸配位子である、請求項7~9の何れか一項に記載の方法。

【請求項11】
前記脂肪族カルボン酸配位子が、
炭素数2~7の飽和若しくは不飽和脂肪族ジカルボン酸配位子、
炭素数3~8の飽和若しくは不飽和脂肪族トリカルボン酸配位子、又は
炭素数5~8の飽和若しくは不飽和脂肪族テトラカルボン酸配位子である、請求項7~10の何れか一項に記載の方法。

【請求項12】
前記脂肪族カルボン酸配位子が、フマル酸配位子、又はマレイン酸配位子である、請求項7~11の何れか一項に記載の方法。

【請求項13】
第4族の金属、及び脂肪族カルボン酸配位子を含む、パラキシレン分離用金属有機構造体。

【請求項14】
炭素数8の芳香族炭化水素を含む混合物からパラキシレンを分離するための、請求項13に記載のパラキシレン分離用金属有機構造体。

【請求項15】
前記第4族の金属が、Ti、Zr、及びHfからなる金属の群から選ばれる少なくとも1種である、請求項13又は14に記載のパラキシレン分離用金属有機構造体。

【請求項16】
前記脂肪族カルボン酸配位子が、脂肪族ジカルボン酸配位子、脂肪族トリカルボン酸配位子又は脂肪族テトラカルボン酸配位子である、請求項13~15の何れか一項に記載のパラキシレン分離用金属有機構造体。

【請求項17】
前記脂肪族カルボン酸配位子が、
炭素数2~7の飽和若しくは不飽和脂肪族ジカルボン酸配位子、
炭素数3~8の飽和若しくは不飽和脂肪族トリカルボン酸配位子、又は
炭素数5~8の飽和若しくは不飽和脂肪族テトラカルボン酸配位子である、請求項13~16の何れか一項に記載のパラキシレン分離用金属有機構造体。

【請求項18】
前記脂肪族カルボン酸配位子が、フマル酸配位子、又はマレイン酸配位子である、請求項13~17の何れか一項に記載のパラキシレン分離用金属有機構造体。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2015132130thum.jpg
出願権利状態 公開
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close