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骨切りガイド、骨切りシステム、および、骨切り装置 UPDATE

国内特許コード P170013721
整理番号 S2015-1713-N0
掲載日 2017年2月16日
出願番号 特願2015-132214
公開番号 特開2017-012457
出願日 平成27年6月30日(2015.6.30)
公開日 平成29年1月19日(2017.1.19)
発明者
  • 松峯 昭彦
  • 北垣 壽
  • 土井 研児
  • 森 重雄
出願人
  • 国立大学法人三重大学
  • 大阪冶金興業株式会社
発明の名称 骨切りガイド、骨切りシステム、および、骨切り装置 UPDATE
発明の概要 【課題】体内に存在する骨を正確・安全・迅速に切離するための骨切りガイドの提供。
【解決手段】骨200を切離するための刃物111を案内する骨切りガイド102であって、基体120と、基体120に設けられ、骨200に配置される配置部121と、基体120を所定の位置に維持する維持手段122と、基体120に設けられ、刃物111を案内する案内部123とを備える。
【選択図】図3
従来技術、競合技術の概要


近年、日本においては人口の高齢化に伴い、老化や疾病による膝や股関節に異常を訴える患者は急増しており、その治療手法の中には、関節を人工関節に置き換えたり、一部の骨を人工骨に置き換えたりする手術法がある。2012年の報告によると、日本における年間の人工関節手術数は17万件、人工股関節置換手術数は4.7万件、人工膝関節手術は7万件に上っており、人口の老齢化に伴い益々増加している。また、同様に人工骨に置き換える手術の中には、骨腫瘍による腫瘍部分切除を伴う困難な手術が年間数百例報告されている。



骨腫瘍における病巣切除手術、交通事故等による骨損傷、股関節・膝関節などの人工関節の置換手術等においては、生体内において骨を切離する必要がある。骨を切離するにはボーンソーと言われる刃物をモータで動作させる骨切り装置が用いられる場合がある。この骨切り装置は刃物が比較的高速で動作するため、フリーハンドで骨を切離しようとすると刃物がぶれて正確に骨を切離できない場合がある。ボーンソーの他にはノミで切離する方法もあるが、計画通りに正確に骨切りするのは非常に困難である。



そこで従来は、特許文献1に記載の骨切断補助部材のように、露出させた骨にガイドを配置し、ガイドに設けられたガイド孔に挿入したガイド固定用ピンを骨に刺入してガイドを固定した後、ガイドに設けられたスリットに刃物を沿わせながら動作させることで、刃物のぶれを抑制しつつ骨を正しい位置で切離している。

産業上の利用分野


本願発明は、体内に存在する骨を切離する際に用いられる骨切りガイド、骨切りシステム、および、骨切り装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
人体や動物等の骨を切離するための刃物を案内する骨切りガイドであって、
基体と、
前記基体に設けられ、前記骨の表面に沿って配置される配置部と、
前記骨に対する所定の位置に前記基体を維持する維持手段と、
前記基体に設けられ、前記刃物を案内する案内部と
を備える骨切りガイド。

【請求項2】
前記基体から離れた位置に配置される補助基体と、
前記補助基体に設けられ、前記骨の表面に沿って配置される補助配置部と
前記基体と前記補助基体とを所定の距離に維持し、前記骨から離れた位置に配置される架橋部とを備える
請求項1に記載の骨切りガイド。

【請求項3】
前記架橋部は、前記基体と前記補助基体との距離を調整する伸縮機構を備える
請求項2に記載の骨切りガイド。

【請求項4】
前記基体は、前記配置部に対し所定の位置関係となるように、前記案内部を着脱可能に取り付ける取付部を備える
請求項1~3のいずれか一項に記載の骨切りガイド。

【請求項5】
前記基体、補助基体、案内部、補助案内部のうち少なくとも基体、案内部は、予め測定された前記骨の三次元形状情報に基づき形成される
請求項1~4のいずれか一項に記載の骨切りガイド。

【請求項6】
前記基体、補助基体、案内部、補助案内部のうち少なくとも基体、案内部は、三次元積層造形技術により形成される
請求項5に記載の骨切りガイド。

【請求項7】
前記配置部が配置される側とは反対側に位置する前記骨の裏側部の形状に対応した形状であり、前記骨の裏側部と略平行となるように配置された教示線を有する停止部
を備える請求項1に記載の骨切りガイド。

【請求項8】
前記停止部は、予め測定された前記骨の三次元形状情報に基づき形成される
請求項7に記載の骨切りガイド。

【請求項9】
前記停止部は、三次元積層造形技術により形成される
請求項8に記載の骨切りガイド。

【請求項10】
前記停止部には前記裏側部までの距離を示す距離情報が読み取り可能に設けられる
請求項7~9のいずれか一項に記載の骨切りガイド。

【請求項11】
前記停止部には前記裏側部近傍の体組織を示す組織情報が、前記体組織に対応する位置に視認可能に設けられる
請求項7~10のいずれか一項に記載の骨切りガイド。

【請求項12】
人体または動物の骨を切離するための骨切り装置と、前記骨切り装置の刃物を案内する骨切りガイドとを備える骨切りシステムであって、
前記骨切りガイドは、
前記請求項7~11のいずれか一項に記載の停止部を備えた骨切りガイドであり、
前記骨切り装置は、
前記停止部の教示線と前記骨切り装置との距離に基づき、前記骨に対する前記刃物の進入深さを規制する規制手段を備える
骨切りシステム。

【請求項13】
前記規制手段は、
前記停止部に当接するストッパである
請求項12に記載の骨切りシステム。

【請求項14】
前記規制手段は、
前記停止部の表面との距離を計測する測距装置である
請求項12に記載の骨切りシステム。

【請求項15】
前記規制手段は、
前記刃物の表面に付された目印である
請求項12に記載の骨切りシステム。

【請求項16】
請求項12~15のいずれか一項に記載の骨切りシステムに使用する、骨切り装置であって、
前記停止部の教示線と前記骨切り装置との距離に基づき、前記骨に対する前記刃物の進入深さを規制する規制手段を備える
骨切り装置。

【請求項17】
前記規制手段は、前記教示線と前記骨切り装置との距離に基づき、骨切り動作を制御する
請求項16に記載の骨切り装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015132214thum.jpg
出願権利状態 公開
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