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光パスネットワークの光終端装置

国内特許コード P170013761
掲載日 2017年3月15日
出願番号 特願2010-204978
公開番号 特開2012-060622
登録番号 特許第5467323号
出願日 平成22年9月13日(2010.9.13)
公開日 平成24年3月22日(2012.3.22)
登録日 平成26年2月7日(2014.2.7)
発明者
  • 佐藤 健一
  • 長谷川 浩
  • 平光 亮介
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 光パスネットワークの光終端装置
発明の概要 【課題】マトリックス光スイッチの規模を一層小さくすることができる光パスネットワークの光信号終端装置を提供する。
【解決手段】ドロップ側光信号終端装置10dでは、入力側光ファイバを介して伝送されてきた複数の波長分割多重光中から選択された1つの波長分割多重光からそれを構成する複数の波長群に分波された後に、その複数の波長群からドロップ波長を含む波長群が選択され、その1つの波長群からそれを構成する複数の波長チャネルに分波され、その複数の波長チャネルからドロップさせる波長が選択されるので、上記波長群選択および波長選択のための選択器がコンパクトなスイッチを組み合わせることで構成され、カラーレス且つディレクションレス且つコンテンションレス機能を実現することができ、光信号終端装置10の規模が大幅に削減される。
【選択図】図15
従来技術、競合技術の概要


所定の通信波長帯のたとえば100GHz毎に分割された複数個(N個)の波長チャネル(wave channel or light path)にそれぞれ対応する複数Nの波長の光が合波された1群の波長群が複数群(M群)含む波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)光が、複数本(K本)の光ファイバを介して並列的に伝送される光パスネットワークが知られている。このような光パスネットワークの各中継ノードでは、K本の光ファイバによりそれぞれ伝送された波長分割多重光が、波長群単位で或いは波長分割多重光群単位でそのまま所定の伝送方向の光ファイバへ方路切換されるとともに、その波長群に含まれる波長(チャネル)が必要に応じて分離されて電気レイヤへドロップ(出力)し、或いは、その電気レイヤから加入(アド入力)された信号を光に変換した波長チャネルを含む波長分割多重光に再合波した波長群が、所定の伝送方向の光ファイバへ方路切換される。たとえば、特許文献1に示される光パスクロスコネクト装置はその一例である。



ところで、上記光パスネットワークの中継ノードにおける光信号終端処理に際して、光パスで伝送される波長レベルと電気レベルとの間において、どの入力ファイバ内の波長分割多重光内のどの波長チャネルでも任意の電気レイヤ(電気レベル)ELへの接続ポートへドロップでき、アドされた波長チャネルは任意の波長分割多重光の波長群内へ割り当てができる機能、すなわちカラーレス(colorless)且つディレクションレス(directionnless)且つコンテンションレス(contentionless)機能が望まれる。

産業上の利用分野


本発明は、複数本たとえばK本の光ファイバを介して、複数個たとえばN個の波長チャネルを有する1つの波長群がたとえばM個からなる波長分割多重光が並列的にそれぞれ伝送される光パスネットワークにおいて、その波長群単位で方路切換し或いは波長単位で方路切換を行う中継ノードにおいて、ルータ等が設けられて電気的信号と波長単位の光信号との間の信号変換を行うための電気レイヤ(電気レベル)ELに対して、上記K本の光ファイバを介して伝送されてきた波長群中に含まれるKMN個の波長チャネルから所定の波長を抽出してドロップさせ、或いは、電気信号から波長チャネルに変換して所定の光ファイバ内の波長分割多重光へ加入(アド)する光終端装置に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
光パスネットワークにおいて、複数の光ファイバを介してそれぞれ中継ノードへ並列的に伝送されてきた複数の波長分割多重光中から選択された1つの波長分割多重光から、それに含まれる複数の波長群のいずれかを構成する所定の波長パスの光信号を選択して電気レイヤへドロップさせる可変フィルタを備えた光パスネットワークの光信号終端装置であって、
前記可変フィルタは、
前記1つの波長分割多重光からそれを構成する複数の波長群に分波し、該複数の波長群から1つの波長群を選択し、該選択された1つの波長群を構成する複数の波長から1つの波長を選択して前記電気レイヤに含まれる複数の受信器のうちの1つへドロップさせるものである
ことを特徴とする光パスネットワークの光信号終端装置。

【請求項2】
前記複数の光ファイバから前記波長分割多重光を分岐する複数個の光分岐装置と、該複数の光分岐装置からそれぞれ分岐された複数の波長分割多重光のうちの1つを選択し、前記複数の可変フィルタのうちの1つへ出力する複数のマトリックス光スイッチとを含む、ことを特徴とする請求項1の光パスネットワークの光信号終端装置。

【請求項3】
前記可変フィルタは、
前記波長分割多重光からそれを構成する複数の波長群に分波する波長群分波器と、
該波長群分波器により分波された複数の波長群から1つの波長群を選択する波長群選択器と、
該波長群選択器により選択された1つの波長群からそれを構成する波長に分波する波長分波器と、
該波長分波器により分波された複数の波長から1つの波長を選択して前記電気レイヤに含まれる複数の受信器のうちの1つへドロップさせるドロップ波長選択器と
を、含むことを特徴とする請求項1または2の光パスネットワークの光信号終端装置。

【請求項4】
前記波長分割多重光は、それを構成する複数の波長群をそれぞれ構成する波長が、波長の長さ順に連続配置された複数の波長から長さが互いに連続する複数の波長で1群を構成するように順次選択された連続配置型波長群であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1の光パスネットワークの光信号終端装置。

【請求項5】
前記波長分割多重光は、それを構成する複数の波長群をそれぞれ構成する複数群の波長は、波長の長さ順に連続配置された複数の波長から長さが互いに不連続な複数の波長で1群を構成するように順次選択された分散配置型波長群であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1の光パスネットワークの光信号終端装置。

【請求項6】
前記光信号終端装置は、前記電気レイヤから加入された波長パスの光信号を選択し、該選択された波長から波長群を合波するアド側可変フィルタと、該合波された波長群から波長分割多重光を合波して、光ファイバへ転送するアド側分岐装置とを有するものである請求項1の光信号終端装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2010204978thum.jpg
出願権利状態 登録
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