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水系潤滑剤

国内特許コード P170013788
整理番号 (S2013-0993-N0)
掲載日 2017年3月16日
出願番号 特願2015-518269
出願日 平成26年5月20日(2014.5.20)
国際出願番号 JP2014063398
国際公開番号 WO2014189065
国際出願日 平成26年5月20日(2014.5.20)
国際公開日 平成26年11月27日(2014.11.27)
優先権データ
  • 特願2013-106493 (2013.5.20) JP
発明者
  • 木之下 博
  • 仁科 勇太
出願人
  • 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 水系潤滑剤
発明の概要 可燃性の問題を解消するために水系とするとともに、界面活性剤等の各種の添加剤の使用をできるだけ不要とすることにより、使用後の廃液処理に関して発生するコストを低減可能な水系潤滑剤を提供する。
グラファイトに剥離処理を施してグラファイトから剥離させて成る酸化グラフェンを水に分散させた水系潤滑剤。剥離処理は、グラファイトを酸化剤入りの水溶液に混合してグラファイトを酸化させることによって剥離を生じさせているものである。グラファイトは平均粒径100μm以下の微粉末とし、酸化グラフェンを0.1wt%以上の濃度で含有するものとする。グラファイトの平均粒径が50μm以下の場合には、酸化グラフェンを0.01wt%以上の濃度で含有するものとする。
従来技術、競合技術の概要


従来、潤滑剤としては、機械油や機械加工油などのように油系の材料が用いられている。さらに、潤滑性を向上させるために、接触面には親油性の高い素材による被膜を設けることが行われている。例えば、親油性の高い素材として黒鉛、ダイヤモンドライクカーボン、カーボンナノチューブなどの炭素原子含有の無機物を用いることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特に、これらの被膜は、接触面に形成された無数の凹部による表面テクスチャリングの内面に形成している。



油系の潤滑剤は、極めて安価であって、広範に利用されている。しかし、油系の潤滑剤を例えば切削油として用いた場合には、ワークの脱脂処理が必要であって、この脱脂処理のための各種薬剤が必要であり、後処理において高コスト化しやすくなっていた。



また、油系の潤滑剤は可燃性の問題があることから、昨今では水と混合して使用する水溶性の潤滑剤も用いられている。しかし、水溶性の潤滑剤を用いた場合であっても、適宜の薬剤を利用した洗浄処理が必要であり、後処理が容易な水系の潤滑油が求められていた。



そこで、水系溶媒中にフラーレン等のナノカーボン材料を含有させた水系潤滑剤(例えば、特許文献2参照。)や、界面活性剤を含む水にフラーレンやカーボンナノチューブ等の超微粒子を分散させた加工用流体(例えば、特許文献3参照。)が提案されている。

産業上の利用分野


本発明は、酸化グラフェンを含有している水系潤滑剤に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
グラファイトに剥離処理を施してグラファイトから剥離させて成る酸化グラフェンを水に分散させた水系潤滑剤であって、
前記剥離処理は、グラファイトを酸化剤入りの水溶液に混合してグラファイトを酸化させることによって剥離を生じさせる処理である水系潤滑剤。

【請求項2】
前記グラファイトは平均粒径100μm以下の微粉末としている請求項1に記載の水系潤滑剤。

【請求項3】
前記酸化グラフェンを0.1wt%以上の濃度で含有する請求項2に記載の水系潤滑剤。

【請求項4】
前記グラファイトは平均粒径50μm以下の微粉末として、前記酸化グラフェンを0.01wt%以上の濃度で含有する請求項2に記載の水系潤滑剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015518269thum.jpg
出願権利状態 公開
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技術移転に関しては岡山TLOが窓口になります。


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