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ナノカプセル、組成物、ポリヌクレオチド、組換えベクター及び形質転換体 NEW

国内特許コード P170013812
整理番号 (S2013-0795-N0)
掲載日 2017年3月16日
出願番号 特願2015-508414
出願日 平成26年3月20日(2014.3.20)
国際出願番号 JP2014057776
国際公開番号 WO2014156958
国際出願日 平成26年3月20日(2014.3.20)
国際公開日 平成26年10月2日(2014.10.2)
優先権データ
  • 特願2013-065627 (2013.3.27) JP
発明者
  • 村田 正治
  • 橋爪 誠
出願人
  • 国立大学法人九州大学
発明の名称 ナノカプセル、組成物、ポリヌクレオチド、組換えベクター及び形質転換体 NEW
発明の概要 ナノカプセルは、配列番号1に示されるアミノ酸配列に、N末端から始まる疎水性ヘリックス領域を改変する第1のアミノ酸配列、及びユビキチン化されうる部位に対応する第2のアミノ酸配列の少なくとも一方が付加されたアミノ酸配列からなるタンパク質を含む。
従来技術、競合技術の概要


薬物輸送システム(DDS)として、ポリ乳酸及びキトサン等の生体親和性の高分子材料が用いられている。高分子材料は、工業的な大量生産が可能であり、DDSの材料として期待されているが、内包する薬物の送達部位における薬効及び送達部位の特異性を向上させることは難しい。一方、遺伝子を送達する方法として、ウイルスベクター又は非ウイルスベクターを用いる方法が検討されているが、染色体異常、遺伝子の発現効率の低さ等の問題が指摘されている。



新たなDDSの材料として、タンパク質をベースにしたナノカプセルが検討されている。例えば、特許文献1には、表面に外来ペプチドを挿入したパホバウイルスのカプシドタンパク質が開示されている。外来ペプチドをカプシドタンパク質に導入することで、当該ウイルスカプシドタンパク質で形成されるウイルス様粒子の細胞指向性を制御できるので、送達部位の特異性を向上させることができる。



非特許文献1には、所定の細胞に特異的に送達されるように改変された古細菌メタノコッカス・ジャナシ(Methanococcus jannaschii)に由来する熱ショックタンパク質(HSP)で形成された構造体が開示されている。HSPの表面には、ターゲッティングペプチド又は抗体が組み込まれている。ターゲッティングペプチド又は抗体と所定の細胞に発現している標的分子との結合を介して、HSPで形成された構造体は所定の細胞に特異的に送達される。

産業上の利用分野


本発明は、ナノカプセル、組成物、ポリヌクレオチド、組換えベクター及び形質転換体に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
配列番号1に示されるアミノ酸配列に、
N末端から始まる疎水性ヘリックス領域を改変する第1のアミノ酸配列、及び
ユビキチン化されうる部位に対応する第2のアミノ酸配列の少なくとも一方が付加されたアミノ酸配列からなるタンパク質を含むナノカプセル。

【請求項2】
前記第1のアミノ酸配列は、
複数個のアミノ酸からなるリンカー配列である、
ことを特徴とする請求項1に記載のナノカプセル。

【請求項3】
前記第1のアミノ酸配列は、
前記疎水性ヘリックス領域に対応するアミノ酸配列を少なくとも1つ含むアミノ酸配列である、
ことを特徴とする請求項1に記載のナノカプセル。

【請求項4】
前記第2のアミノ酸配列は、
低酸素誘導因子-1のアミノ酸配列に含まれる配列番号8に示すアミノ酸配列である、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のナノカプセル。

【請求項5】
前記タンパク質のアミノ酸配列のC末端に、
iRGDペプチドに対応するアミノ酸配列が付加された、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のナノカプセル。

【請求項6】
前記タンパク質のアミノ酸配列に、
1個又は数個のアミノ酸の置換、欠失及び付加の少なくとも1つの改変がさらに加えられた、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のナノカプセル。

【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか一項に記載されたナノカプセルと、
前記ナノカプセルに内包される薬物と、
を含む組成物。

【請求項8】
前記薬物は、
造影剤である、
ことを特徴とする請求項7に記載の組成物。

【請求項9】
前記薬物は、
抗がん剤である、
ことを特徴とする請求項7に記載の組成物。

【請求項10】
配列番号1に示されるアミノ酸配列に、
N末端から始まる疎水性ヘリックス領域を改変する第1のアミノ酸配列、及び
ユビキチン化されうる部位に対応する第2のアミノ酸配列の少なくとも一方が付加されたアミノ酸配列をコードする塩基配列からなるポリヌクレオチド。

【請求項11】
請求項10に記載のポリヌクレオチドを含む組換えベクター。

【請求項12】
請求項11に記載の組換えベクターを含む形質転換体。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 公開
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