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水または海水との摩擦抵抗の小さい防汚塗膜 NEW

国内特許コード P170013818
整理番号 (S2013-0612-N0)
掲載日 2017年3月16日
出願番号 特願2015-505445
出願日 平成26年3月7日(2014.3.7)
国際出願番号 JP2014056016
国際公開番号 WO2014142035
国際出願日 平成26年3月7日(2014.3.7)
国際公開日 平成26年9月18日(2014.9.18)
優先権データ
  • 特願2013-050365 (2013.3.13) JP
発明者
  • 平沢 洋治
  • 岩井 薫
  • 北野 克和
出願人
  • 株式会社エステン化学研究所
  • 国立大学法人奈良女子大学
  • 国立大学法人東京農工大学
発明の名称 水または海水との摩擦抵抗の小さい防汚塗膜 NEW
発明の概要 本発明は、船舶、水路等のように海水との摩擦が生じる箇所において、海水との摩擦抵抗を低減することができる水中摩擦低減防汚塗膜を提供する。
本発明は高分子ハイドロゲルから構成される塗膜中に防汚剤を含有する防汚塗膜であって、該防汚塗膜が、膨潤度10~80%およびヤング率500~30,000N/cm2を有することを特徴する水または海水との摩擦抵抗の小さい防汚塗膜およびそれを形成する防汚塗料組成物を提供する。
従来技術、競合技術の概要


防汚塗料の主要な役割は藻類や貝類付着を防止して、船舶等のスムーズな航行を助けたり、発電所などの海水を導入する水路の場合は高い冷却効率を長期間維持したり、また漁業用の網の場合は網の目詰まりを防止したり、水中構造物の耐用年数を高めるために海棲生物の付着を防止したりすることが行われる。



船舶等の海棲生物付着防止は船舶のスムーズな航行には欠かせないが、昨今の燃費の向上などで付着防止だけでなく低燃費航行を実現する塗膜が強く求められている。また導水路では電力エネルギー効率を高めるため海水との低摩擦抵抗を実現する塗膜の開発が求められている。



このような海水との摩擦を低減する塗料組成物は下記の特許文献1~4に開示されている。これらの特許文献は、アクリル樹脂およびポリオキシエチレン鎖を有するアクリル樹脂を塗料中のバインダーとして用いた塗料用樹脂組成物が開示されている。



これらの特許文献において、摩擦抵抗低減の方法として無機粒子を防汚塗料組成物に配合(特許文献1)する技術、有機高分子物質の複合粒子を配合(特許文献2)する技術、表面を親水性にする方法(特許文献3~4)、また多糖類のバインダーを添加するなどの方法が提供されているが、どの方法も摩擦低減の方法として不十分であった。

産業上の利用分野


本発明は、水または海水との摩擦抵抗の小さい防汚塗膜、特に海水との摩擦抵抗を少なくし、かつ水棲生物が付着しない船舶などの防汚塗膜に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
高分子ハイドロゲルから構成される塗膜中に防汚剤を含有する防汚塗膜であって、該防汚塗膜が、膨潤度10~80%およびヤング率500~30,000N/cm2を有することを特徴する水または海水との摩擦抵抗が小さい防汚塗膜。

【請求項2】
前記防汚剤が平均粒径3μm以下を有する亜酸化銅粒子である請求項1記載の水または海水との摩擦抵抗の小さい防汚塗膜。

【請求項3】
前記高分子ハイドロゲルがキトサンポリマー、ポリエーテルエステルポリマー、またはビニルポリマーである請求項2記載の水または海水との摩擦抵抗の小さい防汚塗膜。

【請求項4】
前記高分子ハイドロゲルが、親水性ビニルモノマーおよびグリシジル基を有するモノマーの共重合体であり、かつ前記架橋剤がトリアジン系化合物である請求項3記載の水または海水との摩擦抵抗の小さい防汚塗膜。

【請求項5】
請求項1~4のいずれかに記載の防汚塗膜を適用した物体。

【請求項6】
親水性ビニルポリマー1~50重量%、防汚剤0~40重量%、溶剤および架橋剤その他の添加剤20~70重量%(重量%は防汚塗料組成物の全量に基づく)を含有する防汚塗料組成物であって、硬化した防汚塗膜が膨潤度10~80%およびヤング率500~30,000N/cm2を有することを特徴とする、水または海水との摩擦抵抗を低減する防汚塗料組成物。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015505445thum.jpg
出願権利状態 公開
※ 国立大学法人東京農工大学では、先端産学連携研究推進センターにおいて、知的財産の創出・権利化・活用に取り組んでいます。上記の特許・技術の内容および導入に興味・関心がありましたら、当センターまでお気軽にお問い合わせください。


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