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細胞担持パターン化ナノ薄膜

国内特許コード P170013829
整理番号 (S2013-1109-N0)
掲載日 2017年3月16日
出願番号 特願2015-524158
出願日 平成26年6月27日(2014.6.27)
国際出願番号 JP2014067852
国際公開番号 WO2014208778
国際出願日 平成26年6月27日(2014.6.27)
国際公開日 平成26年12月31日(2014.12.31)
優先権データ
  • 特願2013-137253 (2013.6.28) JP
発明者
  • 梶 弘和
  • 藤枝 俊宣
  • 森 好弘
  • 西澤 松彦
  • 阿部 俊明
  • 永井 展裕
出願人
  • 国立大学法人東北大学
発明の名称 細胞担持パターン化ナノ薄膜
発明の概要 本発明は、眼球内のような生体内の狭小な空間に、簡便に、かつ効率的に、また低侵襲に細胞移植(送達)することができる新たな手段を提供することを目的とする。
マイクロパターンを有するナノ薄膜を基材とし、当該ナノ薄膜上に細胞を担持することを特徴とする、細胞担持パターン化ナノ薄膜。
従来技術、競合技術の概要


近年、再生医療の分野で難治性疾患に対する細胞移植療法の開発が広く進められている。例えば、眼科領域における難治性疾患の1つに加齢黄斑変性があるが、これは網膜組織中心の黄斑部が障害されることにより発症する失明リスクの極めて高い疾患である。今日までに、治療法として網膜色素上皮(以下、「RPE」と記載する。)細胞の移植が試みられている。例えば、RPE細胞の懸濁液を網膜下に直接注入することによって細胞移植を行う方法が検討されているが(非特許文献1)、注入された細胞の生着率が低いことが問題となっている。また、RPE細胞のみから成るシートを移植する方法も検討されているが、RPE細胞のシートは脆弱であるため扱いが非常に難しい。近年では、iPS細胞より誘導したRPE細胞をシート化し患部に移植する試みも検討されているが、網膜下へのRPE細胞の効率的な送達法は依然として確立されておらず、当該分野においては新たな細胞送達法が切望されている。
一方、生体分解性ポリマーからなるナノメートルオーダーの膜厚を有する薄膜(いわゆる「ナノ薄膜」)が開発され、当該ナノ薄膜に機能性物質を担持させ皮膚や生体組織に貼付して使用する複合体が報告されている(特許文献1-2)。

産業上の利用分野


本発明は、生体内の狭小な空間に、簡便に、かつ効率的に、また低侵襲に細胞移植(送達)することを可能とする細胞送達法に関する。
より詳細には、本発明は、マイクロパターンを有するナノ薄膜を基材とし、当該ナノ薄膜上に細胞を担持することを特徴とする、細胞担持パターン化ナノ薄膜に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
厚さ500nm未満であり、かつ直径又は最も長い対角線の長さが10μm~20mmであるパターン化ナノ薄膜を基材とし、該パターン化ナノ薄膜上に細胞を担持することを特徴とする、細胞担持パターン化ナノ薄膜。

【請求項2】
パターン化ナノ薄膜が、生体適合性高分子からなる、請求項1に記載の細胞担持パターン化ナノ薄膜。

【請求項3】
パターン化ナノ薄膜が細胞外基質でコーティングされている、請求項1又は2に記載の細胞担持パターン化ナノ薄膜。

【請求項4】
パターン化ナノ薄膜が金属、半導体、セラミック、又は磁性体からなるナノ粒子を含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の細胞担持パターン化ナノ薄膜。

【請求項5】
パターン化ナノ薄膜が機能性物質を含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の細胞担持パターン化ナノ薄膜。

【請求項6】
細胞が網膜色素上皮細胞である、請求項1~5のいずれか1項に記載の細胞担持パターン化ナノ薄膜。

【請求項7】
細管より組織中に放出され、該組織に細胞を送達するための、請求項1~6のいずれか1項に記載の細胞担持パターン化ナノ薄膜。

【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載の細胞担持パターン化ナノ薄膜を細管より生体組織中に放出することを含む、生体組織への細胞移植方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 公開
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