TOP > 国内特許検索 > コンピュータシミュレーションシステム

コンピュータシミュレーションシステム

国内特許コード P170013863
整理番号 (S2013-1016-N0)
掲載日 2017年3月17日
出願番号 特願2015-519965
出願日 平成26年5月30日(2014.5.30)
国際出願番号 JP2014064452
国際公開番号 WO2014192927
国際出願日 平成26年5月30日(2014.5.30)
国際公開日 平成26年12月4日(2014.12.4)
優先権データ
  • 特願2013-114692 (2013.5.30) JP
発明者
  • 平澤 明
  • 淡路 健雄
出願人
  • 国立大学法人京都大学
  • 学校法人 埼玉医科大学
発明の名称 コンピュータシミュレーションシステム
発明の概要 生体の機能が数理モデルによって表現された生体モデルを備え、当該生体モデルを用いた演算を行なうコンピュータシミュレーションシステムにおいて、生体モデルとして、生体に摂取された脂質が結合することによって当該脂質の種類に応じて活性化される活性化GPR120の活性を示す情報に基づき、当該活性化GPR120の活性化強度を示す情報を演算する活性化強度演算部3-3と、活性化強度の情報に基づき、前記生体の脂肪組織に蓄えられたエネルギーのうち当該脂肪組織から出て行き消費される消費エネルギー量を演算する消費エネルギー演算部1-7と、を備えた生体モデルを用いる。
従来技術、競合技術の概要


ヒトなどの生物は、生命活動を維持するのに必要な量よりも多いエネルギーを摂取した場合には余剰エネルギーを脂肪として細胞内に蓄積し、生物がエネルギー不足の状態となった場合には蓄積された脂肪を分解し、エネルギー源として利用することにより、エネルギーの恒常性を維持している。しかし、過度な食事により、過度に脂肪が蓄積された場合、例えば、肥満症、高脂血症、糖尿病等の内分泌代謝疾患が引き起こされることがある。



一方、生体において、重要なエネルギー源として利用される脂肪酸の受容体として、GPR120が同定されている。また、このGPR120が欠損した動物は、高脂肪食を摂取した場合、肥満症、脂肪細胞分化の減少を伴なう脂肪肝等を発症する傾向があることが見出されている(例えば、非特許文献1等参照)。

産業上の利用分野


本発明は、コンピュータシミュレーションシステムに関する。さらに詳しくは、本発明は、生体内での脂肪酸が関連する代謝のシミュレーションに好適なコンピュータシミュレーションシステム、プログラム及びコンピュータシミュレーション方法に関する。
本発明のコンピュータシミュレーションシステム及びプログラムは、GPR120の作用を考慮して、生体内での脂肪酸が関連する代謝をシミュレートすることができることから、個体レベルでの体重制御の予測、肥満症、糖尿病その他のGPR120が関連する疾患に対する食品に含まれる成分の効果の評価、前記疾患に対する薬物の作用の評価、前記疾患の治療剤の候補物質のスクリーニング、GPR120に対する物質の作用の評価等に好適に使用されることが期待されるものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
コンピュータシミュレーションシステムであって、
生体の機能を表現する数理モデルである生体モデルに基づいて、生体の機能をシミュレーションする処理部を備え、
前記処理部は、
前記生体に摂取される脂質の量を示す情報及び前記脂質の種類を示す情報に基づいて、活性化GPR120の活性化強度を示す情報を演算する活性化強度演算と、
前記活性化強度を示す前記情報に基づき、前記生体の脂肪組織から出て行く消費エネルギー量を演算する消費エネルギー演算と、
を実行するように構成されているコンピュータシミュレーションシステム。

【請求項2】
前記脂質の種類を示す情報は、前記脂質に対するGPR120の親和性を示す情報を含む、
請求項1記載のコンピュータシミュレーションシステム。

【請求項3】
前記処理部は、
前記生体の年令情報に基づき、除脂肪質量情報を演算する除脂肪質量演算を更に実行するように構成され
前記消費エネルギーは、前記活性化強度を示す前記情報及び前記除脂肪質量情報に基づき、演算される、
請求項1又は2記載のコンピュータシミュレーションシステム。

【請求項4】
前記処理部は、
前記除脂肪質量情報、脂肪組織に蓄積された脂肪質量情報及び異所性脂肪質量情報に基づき、前記生体の体重情報を演算する体重演算を更に実行するように構成され、
前記消費エネルギーは、前記活性化強度を示す前記情報、前記除脂肪質量情報及び前記体重情報に基づき、演算される、
請求項3記載のコンピュータシミュレーションシステム。

【請求項5】
コンピュータを、生体の機能を表現する数理モデルである生体モデルに基づいて、生体の機能をシミュレーションする処理部として機能させるコンピュータプログラムであって、
前記処理部は、
前記生体に摂取される脂質の量を示す情報及び前記脂質の種類を示す情報に基づいて、活性化GPR120の活性化強度を示す情報を演算する活性化強度演算と、
前記活性化強度を示す前記情報に基づき、前記生体の脂肪組織から出て行く消費エネルギー量を演算する消費エネルギー演算と、を実行するように構成されている、
コンピュータプログラム。

【請求項6】
生体の機能を表現する数理モデルである生体モデルのコンピュータシミュレーション方法であって、
前記生体に摂取される脂質の量を示す情報及び前記脂質の種類を示す情報に基づいて、活性化GPR120の活性化強度を示す情報を演算し、
前記活性化強度を示す前記情報に基づき、前記生体の脂肪組織から出て行く消費エネルギー量を演算する、
ことを含むコンピュータシミュレーション方法。
国際特許分類(IPC)
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2015519965thum.jpg
出願権利状態 公開
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close