TOP > 国内特許検索 > 顔検出防止具

顔検出防止具 UPDATE

国内特許コード P170013894
整理番号 (S2013-0129-N0)
掲載日 2017年3月21日
出願番号 特願2014-544501
登録番号 特許第6108562号
出願日 平成25年10月28日(2013.10.28)
登録日 平成29年3月17日(2017.3.17)
国際出願番号 JP2013079158
国際公開番号 WO2014069412
国際出願日 平成25年10月28日(2013.10.28)
国際公開日 平成26年5月8日(2014.5.8)
優先権データ
  • 特願2012-238335 (2012.10.29) JP
発明者
  • 越前 功
  • 合志 清一
出願人
  • 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構
発明の名称 顔検出防止具 UPDATE
発明の概要 自然なコミュニケーションとプライバシー保護を両立するような盗撮防止装着具を実現する。
本発明による顔検出防止具1Aは、人物の顔に装着し、カメラで撮影された撮影画像の検出領域8における輝度の評価を通して、撮影画像の中から人物の顔を検出する顔判別器11による検出領域8における輝度の評価を変更させる顔検出防止具において、人物の顔の特定領域に対向するように配置される部材3Aと、部材3Aを人物の顔に装着する装着部5とを備え、部材3Aは、特定領域としての、検出領域8において輝度が低く評価される人物の顔の位置に配置されて、輝度を高く変化させる高輝度化部材4Aを有する、又は、特定領域としての、検出領域において輝度が高く評価される人物の顔の位置に配置されて、輝度を低く変化させる低輝度化部材を有する。
従来技術、競合技術の概要


カメラ付き携帯端末の普及、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)及び画像検索技術の進展により、無断で撮影・開示された写真を通じて、被撮影者がいつ・どこにいたかという情報が暴露されることになり、被撮影者のプライバシー保護が求められている。このため、盗撮やカメラの写り込みによるプライバシー侵害を防止する本質的な対策が求められている。



従来手法として、顔面を物理的に隠すことで、他人のカメラへの写りこみを防ぐ手法、顔面に特殊なパターンを描き、顔認識を失敗させることで個人の同定を防ぐ手法があった。[非特許文献1,2参照] 他方、発明者達は、人の視覚には影響を与えずにデジタルカメラの撮影映像にノイズを付加する赤外線光源を映像表示装置に組み込むことで盗撮を防止する方法を提案した。[非特許文献3,4参照]

産業上の利用分野


本発明は顔検出防止具に関する。詳しくは、盗撮やカメラの写りこみによるプライバシー侵害を防止する顔検出防止具に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
人物の顔に装着し、カメラで撮影された撮影画像の検出領域における輝度の評価を通して、前記撮影画像の中から人物の顔を検出する顔判別器による前記検出領域における輝度の評価を変更させる顔検出防止具において;
前記人物の顔の特定領域に対向するように配置される部材と;
前記部材を前記人物の顔に装着する装着部とを備え;
前記部材は、
前記特定領域としての、前記検出領域において輝度が低く評価される前記人物の顔の位置に対向するように配置されて、輝度を高く変化させる高輝度化部材を有する、又は、
前記特定領域としての、前記検出領域において輝度が高く評価される前記人物の顔の位置に対向するように配置されて、輝度を低く変化させる低輝度化部材を有する;
顔検出防止具。

【請求項2】
前記部材は前記高輝度化部材として、緑色光を透過し、赤外線、赤色光、青色光、紫色光、紫外線のいずれかを反射する赤外線等反射部材を有する、又は、緑色光を透過し、赤外線、赤色光、青色光、紫色光、紫外線のいずれかを吸収する赤外線等吸収部材を有する;
請求項1に記載の顔検出防止具。

【請求項3】
前記顔判別器は、Haar-like特徴量を用いて前記検出領域における輝度を評価する複数の弱判別器から構成された強判別器を複数連結し、連結された複数の強判別器による順次判定に基づいて、前記検出領域に顔が有るか否かを判定することにより、人物の顔を検出するものであり;
前記赤外線等反射部材は、前記Haar-like特徴量で輝度が低く評価される矩形特徴に対応する人物の顔の位置に配置される赤外線等反射フィルターである、又は、前記Haar-like特徴量で輝度が高く評価される矩形特徴に対応する人物の顔の位置に配置される赤外線等吸収フィルターである;
請求項2に記載の顔検出防止具。

【請求項4】
前記部材は前記高輝度化部材として、赤外線、赤色光、青色光、紫色光、紫外線のいずれかを再帰的に反射する又は広角に反射する微小反射体を視線を遮らない部分に散在させた赤外線等反射部材を有する;
請求項1に記載の顔検出防止具。

【請求項5】
前記部材は前記低輝度化部材として、赤外線、赤色光、青色光、紫色光、紫外線のいずれかを吸収する表面に垂直な方向に幅を有する線状吸収体を表面に平行な方向に一様な間隔で並べた赤外線等吸収部材を有する;
請求項1に記載の顔検出防止具。

【請求項6】
赤外線、赤色光、青色光、紫色光、紫外線のいずれかを反射する領域と反射しない領域の境界、赤外線、赤色光、青色光、紫色光、紫外線のいずれかを吸収する領域と吸収しない領域の境界、又は赤外線、赤色光、青色光、紫色光、紫外線のいずれかを反射する領域と吸収する領域の境界が、両眼を横切る;
請求項2に記載の顔検出防止具。

【請求項7】
前記部材は、輝度の変化率が異なる2種以上の前記高輝度化部材を有する、又は輝度の変化率が徐々に変化する前記高輝度化部材を有する、又は輝度の変化率が異なる2種以上の前記低輝度化部材を有する、又は輝度の変化率が徐々に変化する前記低輝度化部材を有する;
請求項3に記載の顔検出防止具。

【請求項8】
全体の形状が眼鏡型、ゴーグル型又はバイザー型の顔検出防止具であって;
前記赤外線等反射部材は、少なくとも前記人物の眼を覆う位置に配置された;
請求項3、請求項4又は請求項7に記載の顔検出防止具。

【請求項9】
全体の形状が板状又はシート状で、前記人物の顔に装着する眼鏡、ゴーグル又はバイザーに装着する顔検出防止具であって;
前記赤外線反射部材は、前記眼鏡、ゴーグル又はバイザーの少なくとも前記人物の眼を覆う位置に装着可能である;
請求項3、請求項4又は請求項7に記載の顔検出防止具。

【請求項10】
全体の形状が眼鏡型、ゴーグル型又はバイザー型の顔検出防止具であって;
前記赤外線等吸収部材は、少なくとも前記人物の鼻筋又は口を覆う位置に配置された;
請求項3、請求項5又は請求項7に記載の顔検出防止具。

【請求項11】
全体の形状が板状又はシート状で、前記人物の顔に装着する眼鏡、ゴーグル又はバイザーに装着する顔検出防止具であって;
前記赤外線等吸収部材は、少なくとも前記人物の鼻筋又は口を覆う位置に装着可能である;
請求項3、請求項5又は請求項7に記載の顔検出防止具。

【請求項12】
全体の形状が眼鏡型、ゴーグル型又はバイザー型の顔検出防止具であって;
人物の眼を覆い、赤外線、赤色光、青色光、紫色光、紫外線のいずれかを反射させ、緑色光を透過するフィルターを有する;
請求項3、請求項4、請求項7又は請求項8に記載の顔検出防止具。

【請求項13】
全体の形状が板状又はシート状で、人物の顔に装着する眼鏡、ゴーグル又はバイザーに装着する顔検出防止具であって;
前記眼鏡、ゴーグル又はバイザーの眼を覆う位置に装着可能であり、赤外線、赤色光、青色光、紫色光、紫外線のいずれかを反射させ、緑色光を透過するフィルターを有する;
請求項3、請求項4、請求項7又は請求項9に記載の顔検出防止具。

【請求項14】
人物の顔に装着し、カメラで撮影された撮影画像の検出領域における輝度の評価を通して、前記撮影画像の中から人物の顔を検出する顔判別器による前記検出領域における輝度の評価を変更させる顔検出防止具の部材で、前記人物の顔の特定領域に対向するように配置される部材のうち、
前記特定領域としての、前記検出領域において輝度が低く評価される前記人物の顔の位置に対向するように配置されて、輝度を高く変化させる高輝度化部材の原料、及び/又は、
前記特定領域としての、前記検出領域において輝度が高く評価される前記人物の顔の位置に対向するように配置されて、輝度を低く変化させる低輝度化部材の原料、及び透明基板を準備する工程と;
カメラで撮影された撮影画像の検出領域における輝度の評価を通して、前記撮影画像の中から人物の顔を検出する顔判別器であって、
前記検出領域に対して異なる矩形特徴を有し、Haar-like特徴量を用いて前記検出領域の輝度を評価する複数の弱判別器から構成された強判別器を複数連結し、連結された複数の強判別器による順次判定に基づいて、前記検出領域に顔があるか否かを判定することにより、人物の顔を検出する顔判別器を用いて、前記特定領域としての、前記検出領域において輝度が低く評価される前記人物の顔の位置、及び/又は、特定領域としての、前記検出領域において輝度が高く評価される前記人物の顔の位置を求める工程と;
前記検出領域において輝度が低く評価される前記人物の顔の位置を読み出し、前記基板上の当該位置に対応する部分に前記高輝度化部材の原料を搭載し、及び/又は、前記検出領域において輝度が高く評価される前記人物の顔の位置を読み出し、基板上の当該位置に対応する部分に前記低輝度化部材の原料を搭載する工程とを備える;
顔検出防止具の製造方法。

【請求項15】
前記輝度を高く変化させる高輝度化部材は白色又は白色に近い明度の高い色彩を有し、前記輝度を低く変化させる低輝度化部材は黒色又は黒色に近い明度の低い色彩を有する;
請求項1に記載の顔検出防止具。

国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2014544501thum.jpg
出願権利状態 登録
※ 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII)は、我が国唯一の情報系に特化した研究所です。NIIでは、外部資金による研究成果の社会還元を中心に、技術移転活動に積極的に取り組んでいます。上記の発明にライセンス対象や共同開発対象として関心をお持ちいただいた方は、国立情報学研究所 社会連携推進室までお気軽にお問合せください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close