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Ni-Pめっき皮膜及びスケール又は固着動物の付着を抑制する方法 NEW

国内特許コード P170013947
整理番号 (S2015-2035-N0)
掲載日 2017年3月29日
出願番号 特願2015-176398
公開番号 特開2017-052984
出願日 平成27年9月8日(2015.9.8)
公開日 平成29年3月16日(2017.3.16)
発明者
  • 盛田 元彰
  • 橋本 凌平
  • 佐藤 和昭
  • 白井 正治
出願人
  • 国立大学法人東京海洋大学
  • 株式会社黒坂鍍金工業所
発明の名称 Ni-Pめっき皮膜及びスケール又は固着動物の付着を抑制する方法 NEW
発明の概要 【課題】スケールや炭酸カルシウムを含む殻を持つ固着動物の付着抑制効果あるいは防除性に優れ、かつ環境への負荷が少なく、ヒトや動植物への安全性に優れためっき皮膜を提供する。
【解決手段】リンを含有するNi-Pめっき皮膜であって、前記Ni-Pめっき皮膜は非晶質であり、かつ欠陥による基材の露出がないことを特徴とするNi-Pめっき皮膜。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


従来、地熱発電や温泉等で使用される熱交換器や配管の表面には、スケールと呼ばれるカルシウム、マグネシウム、シリカ等を主成分とする物質が堆積することが知られている。また、河川、湖沼、海洋等に設置された取水・排水用の配管や水中に固定された構造物(水中構造物)の表面に、種々の固着生物が付着することが知られている。



これらスケールや固着生物の付着は、熱交換器の効率低下や配管の目詰まり、水中構造物の劣化等の原因となる。



そこで該スケールや固着生物を除去するために、酸などの薬品によって溶かす方法や高圧水で洗浄する方法が行われていた。
しかしながら、高圧水による洗浄では洗浄能力が十分ではないことから、種々の方法が検討されている。
例えば特許文献1には圧縮空気を吹き出し、バブルによる衝撃によりスケールを除去する方法が開示されている。また特許文献2には、薬液によりプレート式熱交換器を洗浄する装置が開示されている。特許文献3には、船底、水中構造物などに適用可能な防汚塗料としてオルガノポリシロキサン系防汚性複合塗膜を用いることが開示されている。



一方、めっきは自動車や電気製品、それらの部品等の表面に施され、耐食性やハンダ付け性の向上、ウィスカー発生の抑制、装飾効果等、様々な目的で使用されている(特許文献4及び5)。

産業上の利用分野


本発明は、ピンホールや割れといった欠陥による基材の露出がないNi-Pめっき皮膜に関する。また、該Ni-Pめっき皮膜を用いたスケール又は炭酸カルシウムを含む殻を持つ固着動物の付着を抑制する方法にも関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
リンを含有するNi-Pめっき皮膜であって、
前記Ni-Pめっき皮膜は非晶質であり、かつ欠陥による基材の露出がないことを特徴とするNi-Pめっき皮膜。

【請求項2】
さらにW、又はSn及びZnの少なくともいずれか一方を含む請求項1に記載のNi-Pめっき皮膜。

【請求項3】
前記Wの含有量が3~10重量%、または前記Sn及びZnの合計の含有量が3~15重量%である請求項2に記載のNi-Pめっき皮膜。

【請求項4】
前記リンの含有量が10重量%以上20重量%以下である請求項1~3のいずれか1項に記載のNi-Pめっき皮膜。

【請求項5】
前記Ni-Pめっき皮膜が複数層である請求項1~4のいずれか1項に記載のNi-Pめっき皮膜。

【請求項6】
熱交換器、配管、殻、養殖用基盤、水中構造物、漁網又は船底の表面に施されたことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載のNi-Pめっき皮膜。

【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載のNi-Pめっき皮膜を表面に形成することによりスケール又は炭酸カルシウムを含む殻を持つ固着動物の付着を抑制する方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015176398thum.jpg


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