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タンパク質発現方法 NEW

国内特許コード P170013949
整理番号 (S2015-1874-N0)
掲載日 2017年3月29日
出願番号 特願2015-149826
公開番号 特開2017-029015
出願日 平成27年7月29日(2015.7.29)
公開日 平成29年2月9日(2017.2.9)
発明者
  • 間世田 英明
  • 上手 麻希
出願人
  • 国立大学法人徳島大学
発明の名称 タンパク質発現方法 NEW
発明の概要 【課題】タンパク質をコードするポリヌクレオチド、これを含有する発現カセット、発現ベクター、及び形質転換体、並びにこれらを用いた新規なタンパク質発現方法を提供する。
【解決手段】PODiR配列を含むDNAでコードされるタンパク質を発現させる際に、該PODiR配列中のX-Y[式中、X及びYは塩基数が1以上の異なる塩基配列を示す。]で示される塩基配列が欠失したmRNAの生成、及びそれに起因する変異タンパク質の生成をより抑制方法。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


現在、多様な分野において、in vitroやin vivoでの組換えタンパク質の発現技術が利用されている。例えば、医薬分野においては、インスリン等のタンパク質製剤を、大腸菌や酵母に導入した遺伝子から発現させることによって生産している。また、抗体作製、タンパク質の機能解析、タンパク質の立体構造解析等に用いられるタンパク質の調製にも、組換えタンパク質の発現技術が利用されている。



ただ、この組換えタンパク質を発現させると、しばしば、発現したタンパク質同士が凝集してしまうことがある。この凝集は、一次配列が異なる変異タンパク質や一次構造が同じでもコンフォメーションが変化したタンパク質等がわずかにでも存在する場合、それらを核としてその他の正常なタンパク質等が凝集して起こるといわれている(非特許文献1)。凝集した状態ではタンパク質本来の機能は発揮されないので、組換えタンパク質の発現は、通常、この凝集が起こらないような条件下で行うことが重要である。例えば、特許文献1には、凝集によるタンパク質の不活性化を防ぐために、目的タンパク質をシャペロンタンパク質と共発現させる方法が開示されている。

産業上の利用分野


本発明は、タンパク質をコードするポリヌクレオチド、これを含有する発現カセット、発現ベクター、及び形質転換体、並びにこれらを用いたタンパク質発現方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
タンパク質をコードするポリヌクレオチドであって、
該タンパク質が、本来、式(1):X-Y-X-Y-X (1)[式中、X及びYは塩基数が1以上の異なる塩基配列を示す。]で示される塩基配列を含むDNAでコードされるタンパク質であり、且つ
該ポリヌクレオチドが、該式(1):X-Y-X-Y-X (1)[式中、X及びYは塩基数が1以上の異なる塩基配列を示す。]で示される塩基配列を、変異した状態で含む
ことを特徴とする、ポリヌクレオチド。

【請求項2】
前記X及び前記Yの塩基数がそれぞれ2~15である、請求項1に記載のポリヌクレオチド。

【請求項3】
前記変異がフレームシフトを伴わない変異である、請求項1又は2に記載のポリヌクレオチド。

【請求項4】
前記変異がアミノ酸の置換、欠失、及び挿入からなる群より選択される少なくとも1種を伴わない変異である、請求項1~3のいずれかに記載のポリヌクレオチド。

【請求項5】
前記タンパク質が、本来、式(1):X-Y-X-Y-X (1)[式中、X及びYは塩基数が1以上の異なる塩基配列を示す。]で示される塩基配列を含み、且つX-Yが3以上繰り返された塩基配列を含まないDNAでコードされるタンパク質である、請求項1~4のいずれかに記載のポリヌクレオチド。

【請求項6】
請求項1~5のいずれかに記載のポリヌクレオチドを含有する、発現カセット。

【請求項7】
プロモーターを含有する、請求項6に記載の発現カセット。

【請求項8】
前記プロモーターが刺激応答性プロモーターである、請求項7に記載の発現カセット。

【請求項9】
請求項6~8のいずれかに記載の発現カセットを含有する、発現ベクター。

【請求項10】
請求項6~8のいずれかに記載の発現カセットを含有する、形質転換体。

【請求項11】
タンパク質の発現方法であって、
該タンパク質が、本来、式(1):X-Y-X-Y-X (1)[式中、X及びYは塩基数が1以上の異なる塩基配列を示す。]で示される塩基配列を含むDNAでコードされるタンパク質であり、且つ
請求項6~8のいずれかに記載の発現カセットから該タンパク質を発現させる
ことを特徴とする、方法。

【請求項12】
前記タンパク質をin vitroで発現させる、請求項11に記載の方法。

【請求項13】
前記タンパク質をin vivoで発現させる、請求項11に記載の方法。

【請求項14】
請求項11~13のいずれかに記載の方法で発現させたタンパク質を回収する工程を含む、タンパク質の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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