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光重合開始剤

国内特許コード P170013996
整理番号 (S2013-1408-N0)
掲載日 2017年4月7日
出願番号 特願2015-536575
出願日 平成26年9月9日(2014.9.9)
国際出願番号 JP2014073742
国際公開番号 WO2015037567
国際出願日 平成26年9月9日(2014.9.9)
国際公開日 平成27年3月19日(2015.3.19)
優先権データ
  • 特願2013-191161 (2013.9.13) JP
発明者
  • 山路 稔
出願人
  • 国立大学法人群馬大学
発明の名称 光重合開始剤
発明の概要 紫外線から近赤外光までの幅広い波長で作動可能な光重合開始剤を提供することを課題とし、光重合開始剤は、以下の一般式(1)~(3)のいずれかで示される化合物を含む。


従来技術、競合技術の概要


光重合開始剤は、紫外線や電子線などの照射により組成物を重合、高分子化し、溶解性、粘土、接着性をはじめとする物性に変化を与えるもので、光硬化性組成物の一成分として多方面で用いられている。特に液体から個体に変化する現象は極めて有用で、塗料、印刷インキ、歯科材料、フォトレジストなどの表面加工分野に用いられている。
しかし、重合基質が紫外光により障害を受ける(分解する)状況では、紫外光により動作させる従来の光重合開始剤は使用に適さない。例えば、ガラスファイバーを光硬化樹脂で接続する場合、ガラスファイバーが紫外光により白くなり光の散乱をまねく(ノイズが発生する)等の問題が生じる。
そこで、可視光や近赤外光など幅広い波長で作動可能な光重合開始剤が求められていたが、現在のところ、近赤外光でも作動可能な光重合開始剤は知られていない。



クマリンやアントラセンにPh-O-CH2-基を付加した化合物は公知であるが(特許文献1,2)、Ph-S-CH2-基を付加した化合物は知られておらず、そのような化合物の重合開始剤としての用途も示唆されていない。

産業上の利用分野


本発明は、新規化合物および該化合物からなる光重合開始剤並びに該光重合開始剤を用いた光重合性モノマー重合体の製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
以下の一般式(1)~(3)のいずれかで示される化合物を含む、光重合開始剤。
【化1】


m、nは0、1または2を示し、
R1は、以下のいずれかであり、
【化2】


R2、R3、R4、及びR5は互いに独立して、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基、又はフッ素置換アルキル基を示し、
Arはアリーレン基を示す。
【化3】


R6及びR7は互いに独立して、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基を示す。
【化4】


R8及びR9は互いに独立して、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基を示す。

【請求項2】
前記化合物が、以下のいずれかの化合物である、請求項1に記載の光重合開始剤。
【化5】



【請求項3】
請求項1または2に記載の光重合開始剤を用いて光重合性モノマーを重合させる工程を含む、光重合モノマー重合体の製造方法。

【請求項4】
以下の一般式(1)~(3)のいずれかで示される化合物。
【化6】


m、nは0、1または2を示し、
R1は、以下のいずれかであり、
【化7】


R2、R3、R4、及びR5は互いに独立して、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基、又はフッ素置換アルキル基を示し、
Arはアリーレン基を示す。
【化8】


R6及びR7は互いに独立して、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基を示す。
【化9】


R8及びR9は互いに独立して、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基を示す。

【請求項5】
前記化合物が以下のいずれかの化合物である、請求項4に記載の化合物。
【化10】


国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015536575thum.jpg
出願権利状態 公開
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