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サツマイモを含む飼料及びその製造方法

国内特許コード P170014007
整理番号 (S2014-0094-N0)
掲載日 2017年4月7日
出願番号 特願2015-543940
出願日 平成26年10月27日(2014.10.27)
国際出願番号 JP2014078481
国際公開番号 WO2015060456
国際出願日 平成26年10月27日(2014.10.27)
国際公開日 平成27年4月30日(2015.4.30)
優先権データ
  • 特願2013-222643 (2013.10.25) JP
発明者
  • 大塚 彰
  • 井尻 大地
  • 津末 成太和
  • 宮地 光弘
  • 神田 享志
出願人
  • 国立大学法人 鹿児島大学
  • 有限会社そおリサイクルセンター
発明の名称 サツマイモを含む飼料及びその製造方法
発明の概要 簡便な方法で家畜の肉質を改善することができるサツマイモを原料とする家畜用飼料を提供することを目的とする。また、本発明は、コストを抑えてサツマイモを原料とする家畜又は家禽用飼料を提供することを目的とする。
減圧下、60℃~110℃の温度で水分含有量8重量%以下となるまで加熱処理したサツマイモを含む家畜用飼料。
従来技術、競合技術の概要


従来、サツマイモ(甘藷)は、食品として利用される他、家畜用飼料としても広く利用されてきた。サツマイモは、家畜用飼料として利用する場合、茎葉や塊根の生食給与やサイレージの形態で自給飼料として利用されてきた。特に、鹿児島県のブランド豚である「かごしま黒豚」は、サツマイモを10~20%添加した飼料を給与することにより、その肉質が改善されることが知られている。しかし、サツマイモを原料とする家禽用飼料はほとんど報告されていない。



特許文献1では、乾燥サツマイモに水と酸を添加して加熱し、澱粉の一部をデキストリン及び還元糖に分解したサツマイモからなる養豚用飼料原料が記載されているが、澱粉を分解するためには水と酸を添加した上で120℃の高温に加熱することが必要であり、80℃程度の加熱では澱粉の分解がほとんど進行しなかったことが記載されている。



一方、サツマイモの主要な生産地である鹿児島県では、サツマイモの生産量は年間35万トン(平成23年度)に達するが、その一方で、収穫や加工利用に際して、規格外品や塊根の上下末端・表皮部位等のサツマイモの廃棄物残さが年間6千トン以上発生しているといわれている。そして、このサツマイモの廃棄物残さは利用されずに廃棄されるか、又は飼料用サツマイモよりも価値の低い飼料として利用されている。そこで、このようなサツマイモの廃棄物残さを有効利用することが望まれている。



また、近年、消費者は、食品に対し、安価であることよりも安心して口にできる安全なものであることを求めるようになっており、さらに、美味である又は健康に良いなどの付加価値を有する高品質な食品を望んでいる。鶏等の家畜の肉についても同様に、安心して口にでき、肉質が良く見た目も良好な高品質なものが望まれている。しかし、鶏等の家畜の肉は不飽和脂肪酸を多く含み、生体膜を構成する不飽和脂肪酸の酸化により過酸化脂質が生成するため、品質が劣化し易く、保存性が他の食肉と比較して劣るといわれている。

産業上の利用分野


本発明は、サツマイモを原料とする家畜用飼料及びその製造方法に関する。本発明は、この飼料を用いる家畜の飼育方法にも関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
減圧下、60℃~110℃の温度で水分含有量8重量%以下となるまで加熱処理したサツマイモを含む家畜用飼料。

【請求項2】
加熱処理したサツマイモが6重量%~15重量%のマルトースを含有する請求項1の飼料。

【請求項3】
家禽用飼料である、請求項1又は2の飼料。

【請求項4】
サツマイモとして廃棄物残さを用いる請求項1~3のいずれか1項の飼料。

【請求項5】
サツマイモを減圧下、60℃~110℃の温度で水分含有量8重量%以下となるまで加熱する工程を含む、請求項1~4のいずれか1項の飼料の製造方法。

【請求項6】
請求項1~4のいずれか1項の飼料を家畜に給与することを含む、家畜の飼育方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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