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細胞のアンチエイジングに関連する生体分子群

国内特許コード P170014013
整理番号 (S2013-1261-N0)
掲載日 2017年4月7日
出願番号 特願2015-534314
出願日 平成26年8月28日(2014.8.28)
国際出願番号 JP2014072661
国際公開番号 WO2015030149
国際出願日 平成26年8月28日(2014.8.28)
国際公開日 平成27年3月5日(2015.3.5)
優先権データ
  • 特願2013-177763 (2013.8.29) JP
発明者
  • 三浦 典正
出願人
  • 国立大学法人鳥取大学
発明の名称 細胞のアンチエイジングに関連する生体分子群
発明の概要 新規のMuse細胞様細胞の生産方法、又は細胞集団の寿命を延長する方法を明らかにする。
ELAVL2、TEAD1、又はGATAD2Bの発現又は機能を阻害する工程を含む、Muse細胞様細胞の生産方法を用いる。このとき、siRNA又はshRNAによってELAVL2、TEAD1、又はGATAD2Bの発現又は機能を阻害してもよい。
従来技術、競合技術の概要


2012年のノーベル生理学・医学賞は、iPS細胞を初めて作成した山中伸弥教授と、その作成技術の基となる研究を行ったジョン・ガードン博士に贈られた。このiPS細胞は、これまでになかった全く新しい治療戦略を医療業界にもたらすことが期待されている。



このiPS細胞に関する技術としては、例えば、特許文献1に、4つの遺伝子(Oct3/4、Klf4、Sox2、c-Myc)を細胞に導入した結果、細胞が多能性幹細胞化したことが記載されている。その他、多能性幹細胞に関する技術としては、例えば、特許文献2に、3つの遺伝子(Oct3/4、Klf4、Sox2)と、1つのmiRNA(hsa-miR-372等)を細胞に導入することで多能性幹細胞を作製したことが記載されている。また、非特許文献1には、上記の4つまたは3つの遺伝子を導入する場合に多能性幹細胞化させる細胞のp53遺伝子を欠損させておくと、多能性幹細胞の作製効率が上昇したことが記載されている。また、特許文献3及び4には、特定のRNA鎖(miR-520d-5p等)を細胞に導入することで多能性幹細胞を作製したことが記載されている。



一方で、iPS細胞を実際の医療に応用するためには、癌化制御や、分化制御の点で改善の余地がある。そのような中、多能性幹細胞に関する新しいアプローチとして、特許文献5において、Muse細胞を含む細胞画分を分離したことが報告されている。この特許文献5には、特許文献5のMuse細胞が、あらゆる組織へと分化可能なこと、iPS細胞のソースとして有用なこと(iPS細胞の作成効率が高いこと)、遺伝子の導入を経ずに分離可能なこと、が記載されている。

産業上の利用分野


本発明は、Muse細胞様細胞の生産方法、又は細胞集団の寿命を延長する方法等に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ELAVL2、TEAD1、又はGATAD2Bの発現又は機能を阻害する工程を含む、Muse細胞様細胞の生産方法。

【請求項2】
前記阻害は、siRNA又はshRNAによる阻害である、請求項1に記載の生産方法。

【請求項3】
ELAVL2、TEAD1、又はGATAD2Bの発現を阻害するRNA鎖を細胞集団に導入する工程と、
前記RNA鎖が導入された細胞集団から、Muse細胞様細胞を回収する工程と、
を含む、請求項1又は2に記載の生産方法。

【請求項4】
前記Muse細胞様細胞は、CD105陽性である、請求項1~3いずれかに記載の生産方法。

【請求項5】
前記Muse細胞様細胞は、直径が5μm以上である、請求項1~4いずれかに記載の生産方法。

【請求項6】
請求項1~5いずれかに記載の生産方法を経て得られる、Muse細胞様細胞又はMuse細胞様細胞集団。

【請求項7】
hTERT陽性である、請求項6に記載のMuse細胞様細胞又はMuse細胞様細胞集団。

【請求項8】
請求項1~5いずれかに記載の生産方法を経て得られるMuse細胞様細胞を培養して得られる、再生医療用材料。

【請求項9】
請求項6又は7に記載のMuse細胞様細胞又はMuse細胞様細胞集団を含む、治療薬。

【請求項10】
請求項6又は7に記載のMuse細胞様細胞又はMuse細胞様細胞集団を含む、化粧料。

【請求項11】
ELAVL2、TEAD1、又はGATAD2Bに対する阻害剤を含む、Muse細胞様細胞誘導剤。

【請求項12】
ELAVL2、TEAD1、又はGATAD2Bに対する阻害剤を含む、治療薬。

【請求項13】
ELAVL2、TEAD1、又はGATAD2Bに対する阻害剤を含む、化粧料。

【請求項14】
ELAVL2、TEAD1、又はGATAD2Bの発現又は機能を阻害する工程を含む、細胞又は細胞集団の寿命を延長する方法。

【請求項15】
ELAVL2、TEAD1、又はGATAD2Bに対する阻害剤を含む、細胞又は細胞集団の寿命延長剤。

【請求項16】
ELAVL2、TEAD1、又はGATAD2Bの発現又は機能を阻害する工程を含む、寿命が延長された細胞又は細胞集団の生産方法。

【請求項17】
ELAVL2、TEAD1、又はGATAD2Bの発現又は機能を阻害する工程を含む、CD105 mRNA高発現細胞の生産方法。

【請求項18】
ELAVL2、TEAD1、又はGATAD2Bの発現又は機能を阻害する工程を含む、線維芽細胞産生細胞の生産方法。

【請求項19】
ELAVL2、TEAD1、又はGATAD2Bの発現又は機能を阻害する工程を含む、Muse細胞様細胞を活性化する方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 公開
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