TOP > 国内特許検索 > 卵子の受精可能性の検査のためのバイオマーカーおよびそれを用いた判定

卵子の受精可能性の検査のためのバイオマーカーおよびそれを用いた判定 NEW

国内特許コード P170014022
整理番号 (S2013-0854-N0)
掲載日 2017年4月10日
出願番号 特願2015-529492
出願日 平成26年7月10日(2014.7.10)
国際出願番号 JP2014068506
国際公開番号 WO2015016036
国際出願日 平成26年7月10日(2014.7.10)
国際公開日 平成27年2月5日(2015.2.5)
優先権データ
  • 特願2013-156672 (2013.7.29) JP
発明者
  • 宮本 薫
  • 水谷 哲也
  • 折坂 誠
  • 田中 憲次
  • 李 良子
  • 野中 大輔
  • 麻田 恭一
出願人
  • 国立大学法人福井大学
  • 株式会社プロトセラ
発明の名称 卵子の受精可能性の検査のためのバイオマーカーおよびそれを用いた判定 NEW
発明の概要 卵子の受精可能性を検査するための新規なバイオマーカーの提供。
被検者より採取した卵胞液中の、配列番号1~4で表されるアミノ酸配列からなるペプチド群より選択される1以上のペプチドの量を測定することを特徴とする、該被検者における卵子の受精可能性の検査方法。
従来技術、競合技術の概要


少子高齢化の進む我が国では、出生児の50人に1人、年間約2万人は体外受精により出産を迎えており、体外受精は少子高齢化の歯止めとなる核心的な医療技術として近年普及してきている。一方、体外受精の成功率は、受精可能性など、採取する卵子の質または状態に依存しているが、受精に適した質または状態の卵子を判別する方法が無いのが現状である。



従来は、体外受精処理後の医師の顕微鏡観察による卵子の選択法があったが、この場合、医師の経験に依存し、主観的判断が入ると共に、判定時間もかかっていた。



最近の研究によれば、高齢化に従って卵子の質が変化し、それが高齢における妊娠・出産の大きなリスクファクターとなっている。体外受精時に卵子を採取する際に同時に得られる卵胞液の成分から、受精可能性などの卵子の質を判定しようとする試みがなされているが(特許文献1および非特許文献1)、迅速に高い精度で検査できる適切なバイオマーカーは現在まで発見されていない。



今後も高齢出産における体外受精の比率はさらに高まると予測されることから、受精の成功率の上昇が喫緊の課題である。受精可能性の高い卵子を選択または判別する方法が開発されれば、体外受精の成功率の向上につながり、子供を希望するカップルにとって朗報となり、また今後さらに進展すると予想される我が国の超少子高齢化に歯止めをかける一つの手段となり得ると期待される。

産業上の利用分野


(関連分野の相互参照)
本願は、2013年7月29日に出願した特願2013-156672号明細書(その全体が参照により本明細書中に援用される)の優先権の利益を主張するものである。



本発明は、卵子の受精可能性を検査するための新規なバイオマーカー、並びにそれを利用した卵子の受精可能性の検査または判定方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
被検者より採取した卵胞液中の、配列番号1~4で表されるアミノ酸配列からなるペプチド群より選択される1以上のペプチドの量を測定することを特徴とする、該被検者における卵子の受精可能性の検査方法。

【請求項2】
卵胞液を質量分析にかけることを含む、請求項1に記載の方法。

【請求項3】
前記測定により得られたペプチドの量を、対照試料中のペプチドの量に基づいて設定された閾値と比較し、前記測定により得られたペプチドの量が対照試料中のペプチドの量に基づいて設定された閾値に比べて統計学的に有意に変動している場合に、卵子の受精可能性が高いと判定することをさらに含む、請求項1に記載の方法。

【請求項4】
配列番号1~4で表されるアミノ酸配列からなるペプチド群より選択されるペプチドを含む卵子の受精可能性の検査のためのバイオマーカー。

【請求項5】
配列番号1~4で表されるアミノ酸配列からなるペプチド群より選択されるペプチドからなる卵子の受精可能性の検査のためのバイオマーカー。

【請求項6】
卵子の受精可能性を検査する方法であって、
配列番号1~4で表されるアミノ酸配列からなるペプチド群より選択されるペプチドを特異的に認識する抗体を用いた方法。

【請求項7】
抗体を含む卵子の受精可能性を検査するための判定キットであって、当該抗体が、配列番号1~4で表されるアミノ酸配列からなるペプチド群より選択されるペプチドを特異的に認識する抗体である、判定キット。

【請求項8】
配列番号1~4で表されるアミノ酸配列からなるペプチド群より選択されるペプチドに対する抗体を固定した免疫診断または判定用装置。

【請求項9】
配列番号1、配列番号2、配列番号3、または配列番号4で表されるアミノ酸配列からなるペプチド。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close