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家畜の乳房炎予防又は改善用組成物、家畜の乳房炎予防又は改善方法、及び乳中体細胞数の低減方法 UPDATE

国内特許コード P170014165
整理番号 S2016-0020-N0
掲載日 2017年5月29日
出願番号 特願2015-198283
公開番号 特開2017-071564
出願日 平成27年10月6日(2015.10.6)
公開日 平成29年4月13日(2017.4.13)
発明者
  • 石田 聡一
  • リンドン エフ キニチョ
  • 高浦 一希
  • 宮崎 均
  • 和地 義隆
出願人
  • 雪印種苗株式会社
  • 国立大学法人 筑波大学
  • 株式会社 農学研究センター
発明の名称 家畜の乳房炎予防又は改善用組成物、家畜の乳房炎予防又は改善方法、及び乳中体細胞数の低減方法 UPDATE
発明の概要 【課題】抗生物質を使用することなく、安全性の高い、家畜の乳房炎の予防又は改善用組成物、並びにそれを用いる家畜の乳房炎の予防又は改善方法、及び家畜の乳中体細胞数の低減方法を提供する。
【解決手段】明日葉を含有することを特徴とする家畜の乳房炎予防又は改善用組成物、明日葉を家畜に給与することを特徴とする家畜の乳房炎予防又は改善方法、及び明日葉を家畜に給与することを特徴とする家畜の乳中体細胞数の低減方法。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


乳房炎は、家畜、特に乳牛、ヤギ等の泌乳動物において、ブドウ球菌(Staphylococcus 属)、連鎖球菌(Streptococcus属)、大腸菌群(coliform)等の細菌の浸入等によって生じた乳腺組織の損傷に対する生態防御反応による炎症の総称である。炎症の程度によって、乳房に炎症や体温上昇等の全身症状等の臨床症状が認められる臨床型乳房炎、及び臨床症状は認められないが、乳中の体細胞数の上昇が認められる潜在性乳房炎に分類され、臨床型は症状によって、甚急性、急性、慢性に分類される。家畜に乳房炎が発生した場合、臨床型乳房炎に対する治療、廃棄乳、淘汰による経済的損失だけではなく、潜在性乳房炎に起因する、乳中の体細胞数の上昇による乳品質の悪化、及び泌乳量の低下によって、大きな経済的損失が生じることになる。特に乳中の体細胞数は所定の基準を満たさない場合、乳価へのペナルティが生じ、出荷停止に至る場合もある。



乳房炎の対策として、抗生物質等の薬剤の投与による治療方法等があるが、乳中への薬剤の移行や薬剤耐性菌の増加の可能性等の危険性もある。したがって、抗生物質等の薬剤を使用しない対策が求められており、従来から、開発が進められている。例えば、特許文献1には、牛乳中への薬物残留等の問題の無い乳牛の乳房炎治療剤を提供することを目的に、酸性多糖類を含有する乳牛の乳房炎治療剤が開示されている。また、特許文献2には、安全性が高く、極めて有効な乳房炎予防剤を新たに開発することを目的に、体内でメチル基供与体として働く含窒素化合物(ベタイン等)及び脂溶性ビタミン(ビタミンE等)を有効成分とする家畜用乳房炎予防剤が開示されている。さらに特許文献3には、安価で安全性が高い乳房炎予防又は治療剤、飼料、及び乳房炎予防又は防止方法を提供することを目的に、コーヒー豆を含有することを特徴とする乳房炎予防又は治療剤、それを含有する飼料が開示されている。

産業上の利用分野


本発明は、家畜の乳房炎を予防又は改善するための組成物に関し、特に明日葉を含有する組成物、及びその組成物を含有する飼料、並びにそれを用いる家畜の乳房炎予防又は改善方法、及び乳中体細胞数の低減方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
明日葉を含有することを特徴とする家畜の乳房炎予防又は改善用組成物。

【請求項2】
前記明日葉が、明日葉の生草、搾り汁、搾り粕、溶媒抽出物、溶媒抽出粕及びそれらの乾燥物、並びにそれらをサイレージ原料として用いたサイレージ及びその乾燥物からなる群から選択される請求項1に記載の組成物。

【請求項3】
前記明日葉の含有量が、乾燥質量として50質量%以上である請求項1又は2に記載の組成物。

【請求項4】
明日葉を家畜に給与することを特徴とする家畜の乳房炎予防又は改善方法。

【請求項5】
請求項1~3のいずれか1項に記載の組成物を家畜に給与する請求項4に記載の方法。

【請求項6】
前記明日葉の給与量が、家畜1頭当たり、1日に乾燥質量として10~500gである請求項4又は5に記載の方法。

【請求項7】
明日葉を家畜に給与することを特徴とする家畜の乳中体細胞数の低減方法。

【請求項8】
請求項1~3のいずれか1項に記載の組成物を家畜に給与する請求項7に記載の方法。

【請求項9】
前記明日葉の給与量が、家畜1頭当たり、1日に乾燥質量として10~500gである請求項7又は8に記載の方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015198283thum.jpg
出願権利状態 公開
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