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害虫駆除成分のスクリーニング方法 NEW

国内特許コード P170014201
整理番号 S2015-2122-N0
掲載日 2017年6月14日
出願番号 特願2015-207010
公開番号 特開2017-077212
出願日 平成27年10月21日(2015.10.21)
公開日 平成29年4月27日(2017.4.27)
発明者
  • 野地 澄晴
  • 石丸 善康
出願人
  • 国立大学法人徳島大学
発明の名称 害虫駆除成分のスクリーニング方法 NEW
発明の概要 【課題】害虫駆除成分のスクリーニング方法、害虫駆除剤、毒餌剤、および害虫抵抗性を有する遺伝子組み換え植物を提供する。
【解決手段】本発明は、Hentai factor(Hf)の阻害物質を選択することを含む害虫駆除成分のスクリーニング方法、Hfの阻害物質を含む害虫駆除剤、前記害虫駆除剤を含む毒餌剤、およびHfをコードする遺伝子の発現を阻害するdsRNAを発現する遺伝子組み換え植物に関する。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


幼若ホルモン(JH)は、昆虫の変態抑制、性成熟、寿命などに関わる重要なホルモンであり、脳の後部にあるアラタ体で合成され、分泌される。多くの昆虫の若齢幼虫期体内には高濃度のJHが存在しており、幼虫脱皮が繰り返されるが、それぞれの種に固有の終齢幼虫の大きさに達するとJH濃度が著しく減少し、変態に至る。JHの合成過程は前期経路と後期経路に分けられ、後期経路で機能するメチルトランスフェラーゼ(S-アデノシルメチオニン依存性メチルトランスフェラーゼ:JHAMT)がJH合成に重要であることが知られている。JHAMTの発現はJH合成と相関しており、JHAMTの発現低下に伴いJH量が著しく減少する。そのため、JHAMTの発現抑制が昆虫の変態に必須と考えられるが、その発現抑制機構はいまだ不明である。

産業上の利用分野


本発明は、害虫駆除成分のスクリーニング方法、害虫駆除剤、毒餌剤、および害虫抵抗性を有する遺伝子組み換え植物に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
Hentai factor(Hf)の阻害物質を選択することを含む、害虫駆除成分のスクリーニング方法。

【請求項2】
Hfの阻害物質が、Hfをコードする遺伝子の発現を阻害する物質である、請求項1に記載のスクリーニング方法。

【請求項3】
Hfを発現する細胞と、Hfの阻害物質の候補物質とを接触させる工程、および
前記候補物質が前記候補物質の非存在下と比較してHfをコードする遺伝子の発現を減少させた場合に、前記候補物質を害虫駆除成分として選択する工程
を含む、請求項1または2に記載のスクリーニング方法。

【請求項4】
Hfをコードする遺伝子のプロモーターを含む配列と機能的に連結されたレポーター遺伝子をコードするヌクレオチド配列を含む細胞と、候補物質とを接触させる工程、および、
前記候補物質が前記候補物質の非存在下と比較してレポーター遺伝子の発現を減少させた場合に、前記候補物質を害虫駆除成分として選択する工程、
を含む、請求項1または2に記載のスクリーニング方法。

【請求項5】
Hfの阻害物質を含む、害虫駆除剤。

【請求項6】
Hfの阻害物質が、Hfをコードする遺伝子の発現を阻害するdsRNAまたはその発現ベクターである、請求項5に記載の害虫駆除剤。

【請求項7】
dsRNAが配列番号2または3の配列に少なくとも90%の配列同一性を有する配列を含む、請求項6に記載の害虫駆除剤。

【請求項8】
dsRNAが配列番号2または3の配列を含む、請求項7に記載の害虫駆除剤。

【請求項9】
請求項5~8のいずれかに記載の害虫駆除剤を含む、毒餌剤。

【請求項10】
Hfをコードする遺伝子の発現を阻害するdsRNAを発現する遺伝子組み換え植物。

【請求項11】
dsRNAが配列番号2または3の配列に少なくとも90%の配列同一性を有する配列を含む、請求項10に記載の遺伝子組み換え植物。

【請求項12】
dsRNAが配列番号2または3の配列を含む、請求項11に記載の遺伝子組み換え植物。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開


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