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撮影装置及び撮影方法、並びに枝肉の肉質評価方法

国内特許コード P170014209
整理番号 S2015-1988-N60
掲載日 2017年6月14日
出願番号 特願2015-208902
公開番号 特開2017-083523
出願日 平成27年10月23日(2015.10.23)
公開日 平成29年5月18日(2017.5.18)
発明者
  • 口田 圭吾
  • 鹿野 淳
出願人
  • 国立大学法人帯広畜産大学
  • 一般社団法人ミート・イメージ ジャパン
発明の名称 撮影装置及び撮影方法、並びに枝肉の肉質評価方法
発明の概要 【課題】枝肉の切開面を含む隙間の狭い空間に存在する平面を斜め方向から撮影したとしても、平面の全域でピントの合った画像を取得することができる撮影装置及び撮影方法、並びに枝肉の肉質評価方法を提供する。
【解決手段】隙間を形成している平面を斜め上方から撮影する撮影装置1は、レンズ32と、レンズ32を通過した光を受光する撮像素子50と、撮像素子50が固定され、レンズ32に対する撮像素子50の傾きを調整する回転支持部40と、を備えている。撮影装置1は、平面とレンズ32のレンズ主面が交わって形成される直線に撮像素子50の撮像素子面が交わるように撮像素子50の傾きを調整することができる。
【選択図】図4
従来技術、競合技術の概要


肉牛を市場に流通させるにあたり肉質、とりわけ脂肪交雑、すなわち霜降りの程度を適切に評価することは、牛枝肉の価格を決定するために重要な要素である。多くの食肉センターでは、牛枝肉をわずかな切開幅、例えば約3cmの長さだけ切開し、検査員が隙間の狭い切開面を斜め方向から目視することで肉質の評価が行われている。



しかし、目視による肉質の評価では、肉質の評価にばらつきが生じるおそれがあると共に、その評価により市場価格が決定されるため検査員への精神的な負担も大きい。このため、特許文献1に開示されるような肉質を客観的に評価する方法が提案されている。牛枝肉の肉質を客観的に評価するためには、牛枝肉の切開面を鮮明に撮影した画像を取得する必要がある。



また、近年、衛生面への配慮から購買者等が牛枝肉を直接観察できない仕組みを採用する食肉センターが増加している。牛枝肉に近づけない購買者等が牛枝肉の切開面を観察するためにも、牛枝肉の切開面を鮮明に撮影した画像を取得する必要がある。しかし、図19の撮影装置301に示されるように、隙間の狭い牛枝肉100の切開面110は上方から撮影することができない。このため、例えば、特許文献2には、図19の撮影装置302に示されるように、隙間の狭い牛枝肉100の切開面110を斜め方向から撮影する撮影方法が開示されている。

産業上の利用分野


本発明は、撮影装置及び撮影方法に関する。より詳しくは、枝肉の切開面を撮影するための撮影装置及び撮影方法、並びに枝肉の肉質評価方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
隙間を形成している平面を斜め上方から撮影する撮影装置であって、
レンズと、
前記レンズを通過した光を受光する撮像素子と、
前記撮像素子が固定され、前記レンズに対する前記撮像素子の傾きを調整する回転支持手段と、を備えており、
前記平面と前記レンズのレンズ主面が交わって形成される直線に前記撮像素子の撮像素子面が交わるように前記撮像素子の傾きを調整することができる撮影装置。

【請求項2】
前記平面に対してピントが合う所定の位置に前記撮影装置を位置決めするための位置決め手段を備える、請求項1に記載の撮影装置。

【請求項3】
前記所定の位置は、前記平面に対する前記撮影装置の傾きと、前記平面から前記撮影装置までの距離により規定される、請求項2に記載の撮影装置。

【請求項4】
前記位置決め手段は、少なくとも三対のレーザ光源を備えており、
前記少なくとも三対のレーザ光源は、それぞれ前記平面上の異なる位置でレーザ光が交差するように配置される、請求項2又は3に記載の撮影装置。

【請求項5】
前記位置決め手段は、それぞれラインレーザ光を同一平面に沿って出射し得る少なくとも二対のラインレーザ光源を備えており、
前記少なくとも二対のラインレーザ光源は、それぞれ前記隙間を形成している前記平面上の異なる位置で前記ラインレーザ光が交差するように配置される、請求項2又は3に記載の撮影装置。

【請求項6】
前記位置決め手段は、前記撮影装置に対して所定の向きに固定された少なくとも3つレーザ距離計を備えており、
前記レーザ距離計は、前記レーザ距離計から前記平面までの距離を測定する、請求項2又は3に記載の撮影装置。

【請求項7】
前記平面として枝肉の切開面を撮影するように構成された請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮影装置。

【請求項8】
請求項2乃至6及び請求項2を引用する請求項7のいずれか1項に記載の撮影装置を用いた撮影方法であって、
前記位置決め手段を用いて前記平面に対してピントが合う位置に前記撮影装置の位置を調整する工程と、
前記撮影装置の位置が調整された状態で前記平面を斜め方向から撮影する工程と、
を含む撮影方法。

【請求項9】
請求項7に記載の撮影装置により撮影された前記枝肉の切開面の画像を用いた枝肉の肉質評価方法であって、
制御手段が前記枝肉の切開面の画像を正面像に変換する工程と、
制御手段が正面像に変換された前記枝肉の切開面の画像に基づいて前記枝肉の脂肪交雑の程度を評価する工程と、
を含む枝肉の肉質評価方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015208902thum.jpg
出願権利状態 公開
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