TOP > 国内特許検索 > アルキレングリコールモノアルキルエーテル類を分解することができる微生物及びその使用

アルキレングリコールモノアルキルエーテル類を分解することができる微生物及びその使用 UPDATE 新技術説明会

国内特許コード P170014237
整理番号 (2015-P05)
掲載日 2017年6月23日
出願番号 特願2016-193359
公開番号 特開2017-086065
出願日 平成28年9月30日(2016.9.30)
公開日 平成29年5月25日(2017.5.25)
優先権データ
  • 特願2015-217773 (2015.11.5) JP
発明者
  • 前田 理久
  • 宮崎 達
出願人
  • 日本乳化剤株式会社
  • 学校法人明治大学
発明の名称 アルキレングリコールモノアルキルエーテル類を分解することができる微生物及びその使用 UPDATE 新技術説明会
発明の概要 【課題】微生物により、アルキレングリコールモノアルキルエーテル類を分解することで、アルキレンオキサイド付加反応の副生成物並びに廃棄物の削減を可能とすること。
【解決手段】Cupriavidus属の微生物を用いて、アルキレングリコールモノアルキルエーテルを分解する方法。Cupriavidus属の微生物を用いて、アルキレングリコールモノアルキルエーテルから、ポリヒドロキシアルカン酸を生産する方法。アルキレングリコールモノアルキルエーテルから、ポリヒドロキシアルカン酸を生産することができるCupriavidus属の微生物。染色体DNAの16SrRNAが配列番号1のヌクレオチド配列又は配列番号1のヌクレオチド配列と97%以上の同一性を有するヌクレオチド配列で表される、Cupriavidus属の微生物。染色体DNAの16SrRNAが配列番号2のヌクレオチド配列又は配列番号2のヌクレオチド配列と97%以上の同一性を有するヌクレオチド配列で表される、Cupriavidus属の微生物。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


アルキレングリコールモノアルキルエーテル類(以下、単にグリコールエーテルとも称する)の合成法の一つとして、アルキレンオキサイド(例えば、酸化エチレン、酸化プロピレン、酸化ブチレン)付加反応が挙げられる。同合成法においては目的物合成の際、所望のモル数のみを付加した目的物を合成することは不可能であり、付加モル数に幅がある分布品として得られることが知られている。当分布品から目的物を得るためには、蒸留等の精製工程が必要であり、目的物が含まれる主留分以外の留分(初留分、後留分、釜残など)は、その後の利用価値の少ないものが多く、再利用、廃棄共に処理を必要とするものが多い。



グリコールエーテル類は、アルキレンオキサイド付加反応における副生成物の一つであるが、微生物の分解を受けにくく、グリコールエーテル類分解微生物の報告例は殆ど知られていない。トリエチレングリコールモノブチルエーテル(BTG)のように炭素鎖が長く、反応性が低いと推測されるグリコールエーテル類においては、微生物で分解することはさらに困難であった。



一方で、生分解性プラスチックであるポリヒドロキシアルカン酸(PHA)の製造に関し、微生物による合成が知られている。例えば、特許文献1では、ラウリン酸含量の高い油脂からPHAをカプリアビダス属細菌より生産する方法が報告されており、特許文献2では、酢酸を炭素源としてシュードモナス属細菌によりPHAを生産する方法が報告されている。



しかしながら、微生物による分解を受けにくいグリコールエーテル類を微生物により分解、すなわちグリコールエーテル類を炭素源とし、PHAを生産する方法は知られていない。

産業上の利用分野


本発明は、アルキレングリコールモノアルキルエーテル類を分解することができる微生物及びその使用に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
Cupriavidus属の微生物を用いて、下記の式(I)で表されるアルキレングリコールモノアルキルエーテルを分解する方法。
R-O-(AO)-H (I)
(式中、Rは炭素数1~18のアルキル基であり、Aは、それぞれ、独立に、エチレン基、プロピレン基又はブチレン基であり、nは、1~50の整数である。)

【請求項2】
Cupriavidus属の微生物を用いて、下記の式(I)で表されるアルキレングリコールモノアルキルエーテルから、ポリヒドロキシアルカン酸を生産する方法。
R-O-(AO)-H (I)
(式中、Rは炭素数1~18のアルキル基であり、Aは、それぞれ、独立に、エチレン基、プロピレン基又はブチレン基であり、nは、1~50の整数である。)

【請求項3】
下記の式(I)で表されるアルキレングリコールモノアルキルエーテルから、ポリヒドロキシアルカン酸を生産することができるCupriavidus属の微生物。
R-O-(AO)-H (I)
(式中、Rは炭素数1~18のアルキル基であり、Aは、それぞれ、独立に、エチレン基、プロピレン基又はブチレン基であり、nは、1~50の整数である。)

【請求項4】
染色体DNAの16SrRNAが配列番号1のヌクレオチド配列又は配列番号1のヌクレオチド配列と97%以上の同一性を有するヌクレオチド配列で表される、Cupriavidus属の微生物。

【請求項5】
染色体DNAの16SrRNAが配列番号2のヌクレオチド配列又は配列番号2のヌクレオチド配列と97%以上の同一性を有するヌクレオチド配列で表される、Cupriavidus属の微生物。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
掲載中の発明について更に詳しい内容の説明を御希望の際は、お気軽にお問い合せください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close