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放射性テクネチウム99m含有物質生成方法及び生成装置 NEW コモンズ

国内特許コード P170014280
整理番号 (S2013-0378-C0)
掲載日 2017年6月26日
出願番号 特願2014-554301
出願日 平成25年12月11日(2013.12.11)
国際出願番号 JP2013083161
国際公開番号 WO2014103712
国際出願日 平成25年12月11日(2013.12.11)
国際公開日 平成26年7月3日(2014.7.3)
優先権データ
  • 61/746,839 (2012.12.28) US
  • 特願2012-288140 (2012.12.28) JP
発明者
  • 永嶺 謙忠
出願人
  • 大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構
発明の名称 放射性テクネチウム99m含有物質生成方法及び生成装置 NEW コモンズ
発明の概要 放射性テクネチウム99m含有物質の生成方法および生成装置を提供する。負ミュオンを発生する工程と、負ミュオンをルテニウム試料に照射する工程とを有する放射性テクネチウム99m含有物質生成方法とする。ルテニウム試料は、金属ルテニウム及びルテニウム化合物のうち少なくとも1つを含むことが好ましい。また、ルテニウム試料は、複数の厚さ4mm以下のルテニウム薄板を重ねたものであることが好ましい。
従来技術、競合技術の概要


放射性テクネチウム99m(99mTc:テクネチウム99核異性体)は、半減期6.0時間であり、ベータ線を出さず、140keVという測定し易いガンマ線を発生する特性を有する。放射性テクネチウム99mは、この特性を生かして、核医学という医療の一分野を支える重要な放射線元素であり、骨・腎臓・肺・甲状腺・肝臓など身体各部に対するシンチグラムに用いられている。医用に用いられている全放射性元素のうち、80%が99mTcであり、現在、99mTcの国内使用量は、1k 6day-Ci/週(6day-Ciは、分離・精製施設を出荷してから6日後の放射能量を示す)に達する。



これまで、放射性テクネチウム99mは、専用原子炉に高濃縮ウラン135(135U)を挿入し核分裂反応を起こさせ、その結果生ずる半減期67時間のモリブデン99(99Mo)を作り、99Moがベータ崩壊することで、得られてきた(原子炉法)。他に、高強度低エネルギー陽子加速器を用いて、高濃縮モリブデン100の(p,2n)反応によって得られるが、現時点では、医療に使用されている放射性テクネチウム99mのほぼすべてが、原子炉法によっている。また、我が国で使用されるすべての放射性テクネチウム99mは、外国の原子炉施設からの輸入に依存している。

産業上の利用分野


本発明は、放射性テクネチウム99m含有物質生成方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
負ミュオンを発生する工程と、
前記負ミュオンをルテニウム試料に照射する工程と、
を有する放射性テクネチウム99m含有物質生成方法。

【請求項2】
前記ルテニウム試料は、金属ルテニウム及びルテニウム化合物のうち少なくとも1つを含む
請求項1に記載の放射性テクネチウム99m含有物質生成方法。

【請求項3】
前記ルテニウム試料は、複数の厚さ4mm以下のルテニウム薄板を重ねたものである、請求項1または2に記載の放射性テクネチウム99m含有物質生成方法。

【請求項4】
負ミュオンを発生するミュオン発生装置と、
前記ミュオン装置で発生した前記負ミュオンを照射されるルテニウム試料の保持装置と、
を備える放射性テクネチウム99m含有物質生成装置。

【請求項5】
前記ルテニウム試料は、金属ルテニウム及びルテニウム化合物のうち少なくとも1つを含む
請求項4に記載の放射性テクネチウム99m含有物質生成装置。

【請求項6】
前記ルテニウム試料は、複数の厚さ4mm以下のルテニウム薄板を重ねたものである、請求項4または5に記載の放射性テクネチウム99m含有物質生成装置。

【請求項7】
前記ミュオン発生装置は、
複数の超伝導コイルを有し、全長6m以上であるミュオン生成ビーム光学系部を備える請求項4乃至6のいずれか1つに記載の放射性テクネチウム99m含有物質生成装置。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2014554301thum.jpg
出願権利状態 公開
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