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神経性圧反射感度測定装置、神経性圧反射感度測定プログラムおよび神経性圧反射感度測定方法 NEW コモンズ

国内特許コード P170014283
掲載日 2017年6月26日
出願番号 特願2015-508749
出願日 平成26年3月28日(2014.3.28)
国際出願番号 JP2014059081
国際公開番号 WO2014157605
国際出願日 平成26年3月28日(2014.3.28)
国際公開日 平成26年10月2日(2014.10.2)
優先権データ
  • 特願2013-074027 (2013.3.29) JP
発明者
  • 加藤 有一
出願人
  • 北海道公立大学法人 札幌医科大学
発明の名称 神経性圧反射感度測定装置、神経性圧反射感度測定プログラムおよび神経性圧反射感度測定方法 NEW コモンズ
発明の概要 【課題】 血圧や頸動脈における血管径の脈動変化を用いることなく、簡易的かつ客観的に、血管の硬さに依存しない神経性の圧反射感度を測定することができる神経性圧反射感度測定装置、神経性圧反射感度測定プログラムおよび神経性圧反射感度測定方法を提供する。
【解決手段】 動脈の脈波データを取得する脈波データ取得部41と、脈波データに基づいて規準化脈波容積を算出する規準化脈波容積算出部42と、脈波データに対応する拍間隔を取得する拍間隔取得部43と、規準化脈波容積および拍間隔がいずれも3拍以上連続して増加または減少する圧反射系列を検出する圧反射系列検出部44と、圧反射系列における規準化脈波容積と拍間隔との相関を示す回帰直線の傾きを神経性の圧反射機能を示す指標である神経性圧反射感度として算出する神経性圧反射感度算出部45とを有する。
従来技術、競合技術の概要


従来、血圧変動に関連する自律神経機能として、血圧の値を一定の範囲に保持するための圧反射機能が知られている。この圧反射機能の低下は、高血圧症ないし起立性低血圧を引き起こすものと考えられているため、当該圧反射機能の感度を測定する技術が提案されている。具体的には、血圧の上昇ないし下降とともに生じる心拍間隔(RR間隔)の延長ないし短縮として現れる反射感度により測定する、いわゆる静注法やシーケンス法が知られている。また、血圧の変動とそれに伴う脈波伝播時間の変動との関係に基づいて、圧反射機能を測定する方法も提案されている(特許文献1)。



しかしながら、圧反射機能の基礎となる大動脈弓や頸動脈圧受容器は、血管壁の伸展(stretch)によりインパルスを発する性質を有している。このため、上述したように、血圧を用いて測定した圧反射感度は血管硬化度に依存しており、正確に測定されていないという問題がある。すなわち、血圧から算出された圧反射感度は、血管が軟らかいほど実際の値よりも良い結果となり、血管が硬いほど実際の値よりも悪い結果になってしまうという問題がある。



このような問題を解決するため、近年、超音波エコーを用いて頸動脈における血管径の脈動変化を追跡測定し、血圧を用いることなく、血管径の変化に従った心拍間隔の対応関係に基づいて圧反射感度を測定する方法も提案されている(非特許文献1:以下、「エコー法」という)。このエコー法によれば、理論上は、血圧や血管硬化度による影響を受けない神経性の圧反射感度の測定が可能である。

産業上の利用分野


本発明は、血圧を一定の範囲に保持する圧反射機能の感度を測定する技術に関し、特に、血管の硬さに依存しない神経性の圧反射感度を測定するのに好適な神経性圧反射感度測定装置、神経性圧反射感度測定プログラムおよび神経性圧反射感度測定方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
動脈の脈波データを取得する脈波データ取得部と、
前記脈波データに基づいて、脈波の交流成分の振幅を同時刻における当該脈波の直流成分の平均値で除算してなる規準化脈波容積を算出する規準化脈波容積算出部と、
前記脈波データに対応する拍間隔を取得する拍間隔取得部と、
前記規準化脈波容積および前記拍間隔がいずれも3拍以上連続して増加または減少する圧反射系列を検出する圧反射系列検出部と、
前記圧反射系列における前記規準化脈波容積と前記拍間隔との相関を示す回帰直線の傾きを神経性の圧反射機能を示す指標である神経性圧反射感度として算出する神経性圧反射感度算出部と
を有する神経性圧反射感度測定装置。

【請求項2】
動脈の脈波データを取得する脈波データ取得部と、
前記脈波データに基づいて、脈波の交流成分の振幅を同時刻における当該脈波の直流成分の平均値で除算してなる規準化脈波容積を算出する規準化脈波容積算出部と、
前記脈波データに対応する拍間隔を取得する拍間隔取得部と、
前記規準化脈波容積および前記拍間隔がいずれも3拍以上連続して増加または減少する圧反射系列を検出する圧反射系列検出部と、
前記圧反射系列における前記規準化脈波容積と前記拍間隔との相関を示す回帰直線の傾きを神経性の圧反射機能を示す指標である神経性圧反射感度として算出する神経性圧反射感度算出部と
してコンピュータを機能させる神経性圧反射感度測定プログラム。

【請求項3】
動脈の脈波データを取得する脈波データ取得ステップと、
前記脈波データに基づいて、脈波の交流成分の振幅を同時刻における当該脈波の直流成分の平均値で除算してなる規準化脈波容積を算出する規準化脈波容積算出ステップと、
前記脈波データに対応する拍間隔を取得する拍間隔取得ステップと、
前記規準化脈波容積および前記拍間隔がいずれも3拍以上連続して増加または減少する圧反射系列を検出する圧反射系列検出ステップと、
前記圧反射系列における前記規準化脈波容積と前記拍間隔との相関を示す回帰直線の傾きを神経性の圧反射機能を示す指標である神経性圧反射感度として算出する神経性圧反射感度算出ステップと
を有する神経性圧反射感度測定方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015508749thum.jpg
出願権利状態 公開


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