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有機螺旋構造体の製造方法、及びそれにより製造される有機螺旋構造体 NEW

国内特許コード P170014298
掲載日 2017年6月26日
出願番号 特願2015-515918
出願日 平成26年5月12日(2014.5.12)
国際出願番号 JP2014062634
国際公開番号 WO2014181890
国際出願日 平成26年5月12日(2014.5.12)
国際公開日 平成26年11月13日(2014.11.13)
優先権データ
  • 特願2013-100784 (2013.5.10) JP
発明者
  • 尾松 孝茂
  • 宮本 克彦
出願人
  • 国立大学法人 千葉大学
発明の名称 有機螺旋構造体の製造方法、及びそれにより製造される有機螺旋構造体 NEW
発明の概要 光渦の新たな応用の可能性を提供する。そのため、本発明にかかる有機螺旋構造体の製造方法は、光渦を、光異性化反応を示す高分子の表面に照射して、高分子の表面にナノスケールの螺旋構造を形成する。この場合において、光異性化反応を示す高分子は、アゾ系ポリマー及びスピロピラン系ポリマーの少なくともいずれかであることが好ましい。また、ナノスケールの螺旋構造を形成するステップを繰り返し、ナノスケールの螺旋構造を高分子の表面に二次元的に複数形成することが好ましい。また、光渦は、円偏光であることが好ましく、また、光渦の全角運動量Jは0でないことが好ましい。
従来技術、競合技術の概要


光渦は、位相特異点に由来する角運動量(軌道角運動量)及びドーナツ型強度分布という特徴的な性質をもった光波である。



光渦の代表例としては、例えばラゲールガウスビームを挙げることができる(例えば下記非特許文献1参照)。ラゲールガウスビームは、円筒座標系における波動方程式の固有解であり、回転中心の周りで1波長伝搬するごとに2πの整数倍だけ位相が回転する周期的境界条件を満たす。このため、量子数l(l=1,2,3…)を用いて軌道角運動量の大きさを表すことが可能である。光渦の波面はらせん形状を有しており、この法線方向と光の伝搬方向のベクトル差で与えられる方向に軌道角運動量が働く。



また光渦は、光の放射圧を利用した光マニピュレーション、位相特異点を利用した高解像度顕微鏡、軌道角運動量を積極的に利用した光渦アブレーション加工などに利用することができ、今後の工業的な利用が大きく期待される。



光渦を発振させる公知の技術として、例えば下記特許文献1に記載の装置を例示することができる。

産業上の利用分野


本発明は、有機螺旋構造体及びその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
光渦を、光異性化反応を示す高分子の表面に照射して、前記高分子の表面にナノスケールの螺旋構造を形成する、有機螺旋構造体の製造方法。

【請求項2】
前記光異性化反応を示す高分子は、アゾ系ポリマー及びスピロピラン系ポリマーの少なくともいずれかである請求項1記載の有機螺旋構造体の製造方法。

【請求項3】
前記ナノスケールの螺旋構造を形成するステップを繰り返し、前記ナノスケールの螺旋構造を、前記高分子の表面に二次元的に複数形成する、請求項1記載の有機螺旋構造体の製造方法。

【請求項4】
前記光渦は、円偏光である請求項1記載の有機螺旋構造体の製造方法。

【請求項5】
前記光渦の全角運動量Jは0でない請求項1記載の有機螺旋構造体の製造方法。

【請求項6】
光異性化反応を示す高分子の表面に、ナノスケールの螺旋構造が形成された有機螺旋構造体。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015515918thum.jpg
出願権利状態 公開
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