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精神障害の検査方法および検査キット NEW コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P170014318
掲載日 2017年6月26日
出願番号 特願2015-501446
出願日 平成26年2月18日(2014.2.18)
国際出願番号 JP2014053710
国際公開番号 WO2014129437
国際出願日 平成26年2月18日(2014.2.18)
国際公開日 平成26年8月28日(2014.8.28)
優先権データ
  • 特願2013-029643 (2013.2.19) JP
発明者
  • 新田 淳美
  • 宇野 恭介
出願人
  • 国立大学法人富山大学
発明の名称 精神障害の検査方法および検査キット NEW コモンズ 新技術説明会
発明の概要 【課題】薬物依存症、統合失調症、鬱病などの精神障害を体外診断するための検査方法および該検査に使用する検査キットの提供。
【解決手段】被験体であるヒトまたはマウスなどで、Shati遺伝子のメチル化状態を調べることにより、被験体が薬物依存症、統合失調症、鬱病など精神関連疾患に罹患しているか否か、それら疾患の病状の進行状況などを知ることができる。従って、薬物依存症、統合失調症、鬱病など精神関連疾患の治療や治療薬開発に有用である。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


精神が障害された疾患の多く、例えば、統合失調症や鬱病などは、思春期などの人生の早い時期に発症し、患者は薬物や行動療法などと共に一生その疾患と共に生きていかなければならず、日常生活や職業選択に制限が生じている。
このような疾患は、少しでも早い時期から治療を開始することが出来れば、疾病の悪化を食い止め、さらには回復の可能性を見出すこともできる。
鬱病や統合失調症の検査方法として、例えば、BDNF遺伝子のエクソンI上流のCpGアイランドにおけるメチル化状態を指標とする検査方法が知られている(特許文献1)といった報告がなされている。



一方、覚醒剤や麻薬による薬物依存症は大きな社会問題となっており、治療法の確立を目指して、依存形成に係わる機能分子の探索が行われた。
その結果、覚醒剤精神病モデルマウスの脳側坐核において高い発現量を示すShati (NCBIアクセスナンバーABA54615)が見出された(非特許文献1)。
また、Shatiの核酸の検出による精神障害の診断が提案されている(特許文献2)。



【特許文献1】
WO2012/017867
【特許文献2】
WO2006/093034
【非特許文献1】
J. Neurosci., 27, 7604-7615, 2007
【非特許文献2】
PLoS One, 6(8), e23881, 2011.

産業上の利用分野


本発明は、精神障害関連タンパク質Shati遺伝子に係るCpGアイランドのメチル化状態に基づく精神障害の検査方法および検査キットに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
(1)被験体から採取した試料のShati遺伝子のCpGアイランドにおけるメチル化状態を検出する検出工程、
(2)被験体から採取した試料のメチル化状態を、精神障害の個体および非精神障害の個体から採取した試料のShati遺伝子のCpGアイランドにおけるメチル化状態と比較して、被験体が精神障害か否かを検査する検査工程、
を含むことを特徴とする精神障害の検査方法。

【請求項2】
精神障害が、薬物依存症、統合失調症、鬱病のいずれかにより生じたものである請求項1の精神障害の検査方法。

【請求項3】
試料が、哺乳動物から採取した生体試料であることを特徴とする請求項1または2に記載の精神障害の検査方法。

【請求項4】
生体試料が、げっ歯類またはヒトから採取した血液であることを特徴とする請求項3に記載の精神障害の検査方法。

【請求項5】
CpGアイランドは、配列番号1又は4に記載の塩基配列を含むことを特徴とする請求項1~4のいずれかの項に記載の精神障害の検査方法。

【請求項6】
被験体から採取した試料のShati遺伝子のCpGアイランドにおけるメチル化状態検出用の、配列番号2,3、配列番号6,7、又は配列番号8,9のプライマーセットを含むことを特徴とする精神障害の検査用キット。

【請求項7】
被験化合物の非存在下および存在下において、被験体から採取した試料のShati遺伝子のCpGアイランドにおけるメチル化状態を検出する検出工程と、
精神障害の個体および非精神障害の個体から採取した試料のShati遺伝子のCpGアイランドにおけるメチル化状態を指標として、被験化合物の非存在下における被験体から採取した試料のメチル化状態と被験化合物の存在下における被験体から採取した試料の前記メチル化状態とを比較して、被験化合物が精神障害の治療剤および/または予防剤となるか否かを評価する評価工程と、
を含むことを特徴とする精神障害治療剤および/または予防剤の評価方法。

【請求項8】
精神障害が、薬物依存症、統合失調症、鬱病のいずれかにより生じたものである請求項7の精神障害治療剤および/または予防剤の評価方法。

【請求項9】
試料が、動物から採取した生体試料であることを特徴とする請求項7または8に記載の精神障害治療剤および/または予防剤の評価方法。

【請求項10】
CpGアイランドは、配列番号1又は4に記載の塩基配列を含むことを特徴とする請求項7~9のいずれかの項に記載の精神障害治療剤および/または予防剤の評価方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015501446thum.jpg
出願権利状態 公開
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