TOP > クイック検索 > 国内特許検索 > 電磁波発生装置及びその方法

電磁波発生装置及びその方法 NEW

国内特許コード P170014378
整理番号 1732
掲載日 2017年7月7日
出願番号 特願2015-177795
公開番号 特開2017-054699
出願日 平成27年9月9日(2015.9.9)
公開日 平成29年3月16日(2017.3.16)
発明者
  • 坂上 和之
出願人
  • 学校法人早稲田大学
発明の名称 電磁波発生装置及びその方法 NEW
発明の概要 【課題】小型化に有利な電磁波発生装置及びその方法を提供する。
【解決手段】電子銃14から射出された電子バンチ11を高周波偏向空胴16により傾斜させて電磁波発生部材12の入射面12aに入射させる。入射面12aは、電子バンチ11の進行方向に垂直に配されている。電子バンチ11が電磁波発生部材12に入射することによるチェレンコフ放射の放射角と同じ角度の傾斜角で入射面12aに入射させる。電磁波発生部材12内で発生した電磁波を電子バンチ11と同じ向きに傾斜させた電磁波発生部材12の射出面12bから射出させる。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


例えばテラヘルツ波は、周波数が0.1THz~10THz(波長30μm~3mm)程度等とされており、光波と電波との中間的な性質を有した電磁波として知られている。このテラヘルツ波を用いた透視検査や分光技術などの各種技術が研究されている。



レーザ光を電磁波発生部材に入射し、チェレンコフ放射によりテラヘルツ波を発生させて取り出す電磁波発生装置が知られている。また、このような電磁波発生装置において、強度の高いテラヘルツ波を発生させるために、レーザ光のパルス面を傾斜させる技術が知られている(非特許文献1を参照)。この非特許文献1の技術では、例えば回折格子を用いてレーザ光の進行方向に対してパルス面をチェレンコフ放射の放射角と一致する傾斜角に傾斜させ、そのレーザ光を電磁波発生部材に入射している。これにより、位相整合条件を満たして、強度の高いテラヘルツ波を発生させている。電磁波発生部材としては、例えばニオブ酸リチウムの結晶のように非線形光学結晶が用いられる。



また、テラヘルツ波を発生させる技術として、軌道放射や遷移放射が知られている。軌道放射は、真空中を光速に近い速度で運動する荷電粒子が磁場によって軌道を変えることによってテラヘルツ波を発生させる。一方、遷移放射は、光速に近い速度で運動する荷電粒子が誘電率の異なる媒質を通過する際の双極子の誘起と消滅とによってテラヘルツ波を発生させる。

産業上の利用分野


本発明は、チェレンコフ放射による電磁波を発生させる電磁波発生装置及びその方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
電子バンチを射出する電子射出部と、
前記電子バンチの進行方向に対して前記電子バンチを傾斜させる電子バンチ傾斜部と、
傾斜した前記電子バンチが入射面に入射し、前記電子バンチの入射によってチェレンコフ放射による電磁波を発生して射出面から射出する電磁波発生部材と
を備えることを特徴とする電磁波発生装置。

【請求項2】
前記電子バンチ傾斜部は、前記電子バンチが前記入射面へ入射する際の前記電子バンチの傾斜角を、前記電磁波発生部材におけるチェレンコフ放射の放射角と同じにすることを特徴とする請求項1に記載の電磁波発生装置。

【請求項3】
前記電磁波発生部材は、前記電子バンチと同じ向きで、前記射出面がチェレンコフ放射の放射角と同じ角度で傾斜されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁波発生装置。

【請求項4】
前記入射面は、前記電子バンチの進行方向に対して垂直に配されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電磁波発生装置。

【請求項5】
電子バンチを射出する電子射出ステップと、
前記電子バンチの進行方向に対して前記電子バンチを傾斜させる電子バンチ傾斜ステップと、
電磁波発生部材の入射面に傾斜した前記電子バンチを入射して、前記電磁波発生部材内でチェレンコフ放射により発生する電磁波を射出面から射出する電磁波発生ステップと
を有することを特徴とする電磁波発生方法。
国際特許分類(IPC)
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2015177795thum.jpg
出願権利状態 公開
技術導入、技術提携、実用化開発(受託研究・共同研究等)のご相談を承っております。お気軽にご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close