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光ファイバ導入編地の製造方法、及び光ファイバ導入編地 UPDATE コモンズ

国内特許コード P170014433
整理番号 N16066
掲載日 2017年7月13日
出願番号 特願2017-001499
公開番号 特開2017-150124
出願日 平成29年1月9日(2017.1.9)
公開日 平成29年8月31日(2017.8.31)
優先権データ
  • 特願2016-030683 (2016.2.22) JP
発明者
  • 坂口 明男
  • 加藤 美帆
出願人
  • 国立大学法人信州大学
発明の名称 光ファイバ導入編地の製造方法、及び光ファイバ導入編地 UPDATE コモンズ
発明の概要 【課題】光ファイバを編機を使用して編地に導入することができる光ファイバ導入編地の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の光ファイバ導入編地の製造方法は、光ファイバ11に沿うように糸14を付ける第1の工程と、編機により編地2を製造するときに、第1の工程で糸14を付けた光ファイバ11をスレッド編みにより編地2に導入する第2の工程とを含むことを特徴とするものである。第1の工程は、例えば光ファイバ11に沿うように糸14を巻き付ける工程である。
【選択図】図3
従来技術、競合技術の概要


高齢化社会の到来に伴う医療費の増大と医療従事者の不足は現代における最も深刻な全世界的課題である。これに対応するには現状の医療体制を単純に拡大するだけではなく、医療のあり方そのものを変えていく必要がある。即ち、自覚症状が出てから受診するのではなく、常にバイタルサインを監視してその異常を早期に検出して病状が悪化する前に治療する方法が生活の質(QOL)の向上の観点からも望ましい。これを実現するにはバイタルサインを常時測定し続ける必要がある。その際に測定の精度とともに問題となるのが測定時のストレスがないということである。いかに信頼性が高い手段であってもそれが身体的又は精神的に負担になるようであれば常時測定は望めない。



このような背景から人が着用する衣服にバイタルサイン検出機能を組み込もうとする取り組みが多数なされてきている。発明者らは光ファイバセンサが繊維・糸状の形態をしていることに注目した。このような形態であることは既存のテキスタイルのプロセスで光ファイバセンサを衣服材料である布に導入できる可能性を示していると考える。そこで光ファイバセンサを応用したスマートテキスタイル開発の基礎研究として編地に光ファイバを導入する方法について鋭意研究を行っている。



先行技術文献として例えば特許文献1には、用途は違うが、繊維生地に光ファイバを組み込んだ装飾繊維生地が記載されている。同文献の段落0012には、繊維生地を構成する他の経糸又は緯糸と同じようにして、光ファイバ(発光装飾体)を織り込んだり、編み込んだりしてもよく、或いは、繊維生地に光ファイバを括り付けるようにしてもよいということの記載がある。

産業上の利用分野


本発明は、編機を使用して光ファイバを編地に導入することが可能な光ファイバ導入編地の製造方法、及び光ファイバ導入編地に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
光ファイバに沿うように糸を付ける第1の工程と、
編機により編地を製造するときに、前記第1の工程で前記糸を付けた前記光ファイバをスレッド編みにより前記編地に導入する第2の工程とを、含むことを特徴とする光ファイバ導入編地の製造方法。

【請求項2】
前記第1の工程は、前記光ファイバに沿うように前記糸を巻き付ける工程であることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ導入編地の製造方法。

【請求項3】
前記第1の工程は、前記光ファイバを芯にして単数又は複数の前記糸を撚糸する工程であることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバ導入編地の製造方法。

【請求項4】
前記第1の工程は、前記光ファイバを芯にして複数の前記糸で組紐を組む工程であることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ導入編地の製造方法。

【請求項5】
前記糸が、フィラメント糸であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の光ファイバ導入編地の製造方法。

【請求項6】
前記第2の工程で、筒状の前記編地を製造することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の光ファイバ導入編地の製造方法。

【請求項7】
前記第2の工程で、前記筒状の編地の周回方向に沿うように、最大でも前記筒状の半周分の前記編地に前記光ファイバを導入することを特徴とする請求項6に記載の光ファイバ導入編地の製造方法。

【請求項8】
前記第2の工程で、前記筒状の編地の筒軸方向に沿うように、前記編地に前記光ファイバを導入することを特徴とする請求項6に記載の光ファイバ導入編地の製造方法。

【請求項9】
前記第2の工程の後に、前記編地から前記糸を除去する第3の工程を含むことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の光ファイバ導入編地の製造方法。

【請求項10】
前記第1の工程で、溶媒に溶ける前記糸を使用して、
前記第3の工程は、前記第2の工程で製造した編地を前記溶媒で洗浄して前記糸を溶解させる工程であることを特徴とする請求項9に記載の光ファイバ導入編地の製造方法。

【請求項11】
光ファイバと、編地とを備え、前記光ファイバが前記編地の一部の編目に所々引っ掛けられた状態で前記編地に保持されていることを特徴とする光ファイバ導入編地。

【請求項12】
前記光ファイバに沿うように糸が付けられていることを特徴とする請求項11に記載の光ファイバ導入編地。

【請求項13】
前記糸が、フィラメント糸であることを特徴とする請求項12に記載の光ファイバ導入編地。

【請求項14】
前記編地が筒状に形成されたものであることを特徴とする請求項11から13のいずれかに記載の光ファイバ導入編地。

【請求項15】
前記筒状の編地の周回方向に沿うように、最大でも前記筒状の半周分の前記編地に前記光ファイバが導入されていることを特徴とする請求項14に記載の光ファイバ導入編地。

【請求項16】
前記筒状の編地の筒軸方向に沿うように、前記編地に前記光ファイバが導入されていることを特徴とする請求項14に記載の光ファイバ導入編地。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 公開
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