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波形検査プログラム及び波形検査装置 NEW

国内特許コード P170014447
整理番号 (S2014-1419-N0)
掲載日 2017年7月13日
出願番号 特願2015-540944
出願日 平成27年8月11日(2015.8.11)
国際出願番号 JP2015072785
国際公開番号 WO2016027738
国際出願日 平成27年8月11日(2015.8.11)
国際公開日 平成28年2月25日(2016.2.25)
優先権データ
  • 特願2014-167753 (2014.8.20) JP
発明者
  • 蜂須賀 明子
  • 蜂須賀 研二
  • 本田 あおい
  • 渡邊 直樹
  • 福田 亮治
出願人
  • 学校法人産業医科大学
  • 国立大学法人九州工業大学
  • 国立大学法人 大分大学
発明の名称 波形検査プログラム及び波形検査装置 NEW
発明の概要 コンピュータ(11)に、人体への刺激によって変化する人体の電位を計測したデータから、ファジィ積分である包除積分αを用いて、特定の波を検出させる。包除積分αは、非加法的測度を用いたファジィ積分であることから、主観的判断を好適に演算式に置き換えることができ、特定の波の検出精度を高くすることが可能となる。
従来技術、競合技術の概要

人体は、電気刺激や、音の刺激、あるいは、光の刺激を与えられることによって、特定の部位で電位が変化する。健常者と、神経疾病の患者では、電位の変化に差があり、電位の変化を分析することは、神経疾患の診断に有効である。例えば、末梢神経を間欠的に電気刺激して得られる誘発電位に出現するF波(F-wave)に高い類似性が認められると、それは、神経疾病の示唆を意味する。


ところで、F波は、F波の特徴を理解することにより医療従事者が筋電図から目視で検出することが可能である。
ここで、人が主観的判断によって、誘発電位中のF波を特定する場合、負担が大きく、更に、見落としのリスクもあることが確認されている。従って、F波の類似性の判定は、臨床での応用が進んでいない。また、これは、F波に限ったことではなく、人体の電位の変化から得られる他の種類の波についても同様のことが言える。
そこで、人体の電位の変化から特定の波を、専用機や汎用機等によって自動検出することが求められ、その具体例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の装置は、誘発電位測定装置から入力されたデータに、移動平均や2次曲線近似を行うことによって、ノイズを取り去り、F波の潜時(開始点)等を特定する。

産業上の利用分野

本発明は、人体への刺激によって変化する人体の電位を計測したデータから、特定の波を検出する波形検査プログラム及び波形検査装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
コンピュータに、人体への刺激によって変化する該人体の電位を計測したデータから、ファジィ積分である包除積分αを用いて、特定の波を検出させることを特徴とする波形検査プログラム。

【請求項2】
請求項1記載の波形検査プログラムにおいて、前記人体への刺激は間欠的な電気刺激であり、前記特定の波はF波であって、前記データは複数の前記F波を含み、
前記コンピュータに、更に、ファジィ積分である包除積分βを用いて、前記複数のF波における任意の一つに対する他のF波の類似性を判定させることを特徴とする波形検査プログラム。

【請求項3】
請求項2記載の波形検査プログラムにおいて、前記電気刺激後所定時間T1が経過してから、該電気刺激後所定時間T2が経過するまでに電位を計測した複数の計測ポイントそれぞれに対して、該計測ポイントの前後それぞれの微分値及び分散値を基に、前記包除積分αの特徴量を決定し、前記F波の開始点にあたる潜時ポイントを検知することを特徴とする波形検査プログラム。

【請求項4】
請求項3記載の波形検査プログラムにおいて、前記潜時ポイントから所定時間内に計測された電位の最大値と、前記潜時ポイントの電位の差が所定値より小さいものを前記F波から除外することを特徴とする波形検査プログラム。

【請求項5】
請求項2~4のいずれか1項に記載の波形検査プログラムにおいて、前記複数のF波における任意の一つと他のF波の間の、電位の差の二乗和、潜時の差、及び、電位の最大値の差それぞれを基に、前記包除積分βの特徴量を決定することを特徴とする波形検査プログラム。

【請求項6】
請求項2~4のいずれか1項に記載の波形検査プログラムにおいて、前記複数のF波における任意の一つと他のF波の間の、電位の1階微分の差の二乗和、潜時の差、及び、電位の最大値の差それぞれを基に、前記包除積分βの特徴量を決定することを特徴とする波形検査プログラム。

【請求項7】
請求項2~4のいずれか1項に記載の波形検査プログラムにおいて、前記複数のF波における任意の一つと他のF波の間の、電位の2階微分の差の二乗和、潜時の差、及び、電位の最大値の差それぞれを基に、前記包除積分βの特徴量を決定することを特徴とする波形検査プログラム。

【請求項8】
人体への刺激によって変化する該人体の電位を計測したデータから、ファジィ積分である包除積分αを用いて、特定の波を検出する波形検出手段を備えることを特徴とする波形検査装置。

【請求項9】
請求項8記載の波形検査装置において、前記人体への刺激は間欠的な電気刺激であり、前記特定の波はF波であって、前記データは複数の前記F波を含み、
ファジィ積分である包除積分βを用いて、前記複数のF波における任意の一つに対する他のF波の類似性を判定する波形類似判定手段を、更に、備えることを特徴とする波形検査装置。

【請求項10】
請求項9記載の波解析装置において、前記波形検出手段は、前記電気刺激後所定時間T1が経過してから、該電気刺激後所定時間T2が経過するまでに電位を計測した複数の計測ポイントそれぞれに対して、該計測ポイントの前後それぞれの微分値及び分散値を基に、前記包除積分αの特徴量を決定し、前記F波の開始点にあたる潜時ポイントを検知することを特徴とする波形検査装置。

【請求項11】
請求項10記載の波形検査装置において、前記波形検出手段は、前記潜時ポイントから所定時間内に計測された電位の最大値と、前記潜時ポイントの前記電位の差が所定値より小さいものを前記F波から除外することを特徴とすることを特徴とする波形検査装置。

【請求項12】
請求項9~11のいずれか1項に記載の波形検査装置において、前記波形類似判定手段は、前記複数のF波における任意の一つと他のF波の間の、電位の差の二乗和、潜時の差、及び、電位の最大値の差それぞれを基に、前記包除積分βの特徴量を決定することを特徴とする波形検査装置。

【請求項13】
請求項9~11のいずれか1項に記載の波形検査装置において、前記波形類似判定手段は、前記複数のF波における任意の一つと他のF波の間の、電位の1階微分の差の二乗和、潜時の差、及び、電位の最大値の差それぞれを基に、前記包除積分βの特徴量を決定することを特徴とする波形検査装置。

【請求項14】
請求項9~11のいずれか1項に記載の波形検査装置において、前記波形類似判定手段は、前記複数のF波における任意の一つと他のF波の間の、電位の2階微分の差の二乗和、潜時の差、及び、電位の最大値の差それぞれを基に、前記包除積分βの特徴量を決定することを特徴とする波形検査装置。

【請求項15】
請求項9~14のいずれか1項に記載の波形検査装置において、前記F波の検出結果、及び、前記F波の類似判定結果の少なくとも一つを修正する編集手段を、更に、備えることを特徴とする波形検査装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2015540944thum.jpg
出願権利状態 公開


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