TOP > 国内特許検索 > 珪藻の新規形質転換ベクターおよびその含有する新規プロモーター配列

珪藻の新規形質転換ベクターおよびその含有する新規プロモーター配列 UPDATE

国内特許コード P170014450
整理番号 (S2014-1454-N0)
掲載日 2017年7月13日
出願番号 特願2016-547436
出願日 平成27年9月7日(2015.9.7)
国際出願番号 JP2015075372
国際公開番号 WO2016039300
国際出願日 平成27年9月7日(2015.9.7)
国際公開日 平成28年3月17日(2016.3.17)
優先権データ
  • 特願2014-182607 (2014.9.8) JP
発明者
  • 伊福 健太郎
  • 菓子野 康浩
  • 福澤 秀哉
  • 梶川 昌孝
  • 小川 順
出願人
  • 公立大学法人兵庫県立大学
発明の名称 珪藻の新規形質転換ベクターおよびその含有する新規プロモーター配列 UPDATE
発明の概要 本発明は、配列番号1~10の塩基配列または当該塩基配列と80%以上の相同性を有する塩基配列を有する、藻類(例えば、珪藻)を形質転換するための新規プロモーター、それを含有する新規形質転換ベクター、およびそのベクターを用いる藻類の形質転換方法を提供する。
従来技術、競合技術の概要


藻類の1つである海洋性珪藻は、いわゆる黄色植物と呼ばれるグループに属する単細胞真核生物である。珪藻は世界のCO固定量の20-40%程度を担うとも見積もられており、一次生産者として地球環境に極めて重要な生物群である。珪藻類は、EPA(エイコサペンタエン酸)に代表されるような、人間にとって有用な油脂などを合成する生物でもある。一般に、生物を工業的に利用するには、形質転換技術が用いられるが、藻類の形質転換効率は低いことが知られている。形質転換効率を上げるべく、種々の研究がなされているものの、依然としてその形質転換方法は限定的である。特に、海洋性中心目珪藻の1つであるツノケイソウについては、その遺伝子導入方法が研究されているがその形質転換効率は低い。Thalassiosira pseudonana由来プロモーター含有Tpfcp/natプラスミドを用いたChaetoceros sp.の形質転換では、形質転換効率は1.5~6形質転換体/10細胞と非常に低く、しかも導入遺伝子の発現は検出されなかった(非特許文献1)。

産業上の利用分野


本発明は藻類を形質転換するための、新規プロモーター、当該プロモーターを含むベクター、および当該ベクターを用いる藻類の形質転換方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
(1)配列番号1~10いずれかの塩基配列からなるポリヌクレオチド;
(2)配列番号1~10いずれかの塩基配列に対して80%以上の相同性を有し、かつ藻類に目的遺伝子の発現をもたらすプロモーターとして機能するポリヌクレオチド;または
(3)配列番号1~10いずれかの塩基配列に対して1個または数個の塩基が付加、欠失および/または置換された塩基配列を有し、かつ藻類に目的遺伝子の発現をもたらすプロモーターとして機能するポリヌクレオチド。

【請求項2】
請求項1に記載のポリヌクレオチドを含むベクター。

【請求項3】
請求項1に記載のポリヌクレオチドおよびターミネーター配列を含む第1発現カセット;および
請求項1に記載のポリヌクレオチド、薬剤耐性遺伝子、およびターミネーター配列を含む第2発現カセット;
を含む請求項2に記載のベクター。

【請求項4】
請求項2または3のベクターを宿主藻類細胞へ導入することを特徴とする、藻類の形質転換方法。

【請求項5】
請求項1に記載のポリヌクレオチドおよび脂肪酸ヒドロキシラーゼ遺伝子を含むベクターを宿主藻類細胞へ導入して形質転換体を得、当該形質転換体を培養することによってリシノール酸を得ることを特徴とする、リシノール酸の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
FAX又はEメールでお問い合わせください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close