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ポリマー材料の表面処理方法 NEW コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P170014544
掲載日 2017年8月29日
出願番号 特願2012-210853
公開番号 特開2014-065784
登録番号 特許第6011852号
出願日 平成24年9月25日(2012.9.25)
公開日 平成26年4月17日(2014.4.17)
登録日 平成28年9月30日(2016.9.30)
発明者
  • 中村 挙子
  • 大花 継頼
出願人
  • 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 ポリマー材料の表面処理方法 NEW コモンズ 新技術説明会
発明の概要 【課題】 従来のポリマー表面の改質方法に用いられてきたフッ素等の有毒ガスを使用することなく、プラズマ処理のための大型装置を使用することなく、またフッ素官能基含有前駆体を合成するための煩雑な操作を施すことなく、安全、かつ簡便にポリマー材料表面上にフッ素官能基を導入する方法を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表されるペルフルオロアゾアルカンの存在下で、ポリマー表面に紫外光を照射して、ポリマーの表面にペルフルオロアルキル基を化学結合させることにより、ポリマー材料表面上にフッ素官能基を導入して表面を改質する。
FN=NRF (1)
(式中、RFはペルフルオロアルキル基を示す。)
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


従来、ポリマー材料表面に、撥水性、撥油性、防汚性、離型性、潤滑性、耐薬品性、抗血栓性等を付与するために、フッ素又はフッ素官能基を導入することにより表面を改質することが知られており、例えば、樹脂基材の表面に原子状フッ素ビームを照射することにより樹脂基板表面を改質させる方法(特許文献1)、基材表面上のカルボキシル基とフッ素系アルコールをエステル化反応させることにより、優れた剥離性、金型離型性等の成形加工性を付与する方法(特許文献2)、含フッ素化合物のプラズマ処理により表面改質を行う方法(特許文献3)、或いはフッ素ガスに曝露させる方法(特許文献4)等がある。



しかしながら、これらの方法においては大型装置が必要である、或いは、有毒であって、その取り扱いが困難であるフッ素ガスを使用する必要がある等の問題がある。このような特殊材料ガスを使用する場合、特別な反応容器が必要となり、操作も煩雑となる。また、エステル化反応による方法は、基材表面上の反応性官能基がカルボキシル基に限定されるという問題もある。

産業上の利用分野


本発明は、ポリマー材料の表面処理方法に関し、特に、ポリマー材料の表面上にフッ素官能基を導入することにより表面を改質する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記一般式(1)で表されるペルフルオロアゾアルカンの存在下で、ポリマー材料表面に200nm以下の波長を有する紫外光を30分以下の時間、10~50mW/cm2の範囲の光量で照射することにより、ポリマー材料の表面にペルフルオロアルキル基を化学結合させることを特徴とするポリマー材料の表面処理方法。
FN=NRF (1)
(式中、RFはペルフルオロアルキル基を示す。)

【請求項2】
ペルフルオロアルキル基の炭素数が5~8であることを特徴とする請求項1に記載のポリマー材料の表面処理方法。

【請求項3】
ペルフルオロアゾアルカンを添加したペルフルオロアルカン溶媒中で行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のポリマー材料の表面処理方法。

【請求項4】
ペルフルオロアゾアルカン1mgに対してペルフルオロアルカン溶媒を0.1ml~5ml使用することを特徴とする請求項に記載のポリマー材料の表面処理方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012210853thum.jpg
出願権利状態 登録
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