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リン酸カルシウム法を用いた遺伝子導入方法、ならびに当該方法に用いる遺伝子導入剤及びキット NEW

国内特許コード P170014622
整理番号 S2016-0549-N0
掲載日 2017年10月13日
出願番号 特願2016-048612
公開番号 特開2017-158522
出願日 平成28年3月11日(2016.3.11)
公開日 平成29年9月14日(2017.9.14)
発明者
  • 天雲 太一
  • バネガス サエンズ フアン ラモン
  • 佐々木 啓一
出願人
  • 国立大学法人東北大学
発明の名称 リン酸カルシウム法を用いた遺伝子導入方法、ならびに当該方法に用いる遺伝子導入剤及びキット NEW
発明の概要 【課題】従来よりも導入効率を大幅に向上したリン酸カルシウム法による遺伝子導入方法を提供すること。
【解決手段】カリウム保持性利尿剤の存在下で、標的細胞に、目的遺伝子を有しかつオリゴアルギニンで修飾されたリン酸カルシウム粒子を接触させる工程を含む、遺伝子の細胞内導入方法。当該方法に用いるためのカリウム保持性利尿剤を含む遺伝子導入促進剤。オリゴアルギニン及びカリウム保持性利尿剤を含む、リン酸カルシウム法による遺伝子導入用キット。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


外来遺伝子を生物又はその細胞に導入する遺伝子導入は、遺伝子工学の基礎となる技術であり、遺伝子解析、遺伝子破壊、遺伝子ノックダウンのために使用されている。また、かかる遺伝子導入技術は、遺伝子組換作物、遺伝子治療、組織再生等に応用されている。具体的には、例えば、生体材料に進入した細胞に遺伝子導入を行い特定の賦活因子を分泌させることで、組織再生を促すと考えられる。



遺伝子導入には種々の方法があり、これらのうち、リン酸カルシウムベクターを用いるリン酸カルシウム法は、特殊な装置を必要としない、目的の核酸分子を結合させたリン酸カルシウム粒子を長期間保存することができ等の利点を有する。しかし、リン酸カルシウム法は導入効率が低いことが問題点となっていた。



ここで、リン酸カルシウム粒子作成の際にペプチドやポリマーを加えることで粒子の成長を抑制し、ナノサイズに維持できることが報告されている。本発明者は、既に、ナノリン酸カルシウム遺伝子導入ベクターを改良すべく、DNA-リン酸カルシウムベクターにオクタアルギニンを付与し、当該ベクターのゼータ電位、分散率および粒子サイズを測定し、表面性質を検討した結果を報告している(非特許文献1)。しかし、リン酸カルシウム法による遺伝子導入効率をさらに向上されることはいまだに所望されている。

産業上の利用分野


本発明はリン酸カルシウム法を用いた遺伝子導入方法、ならびに当該方法に用いる遺伝子導入剤及びキットに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
オリゴアルギニンで修飾したリン酸カルシウムを用いた遺伝子導入法に使用するための、カリウム保持性利尿剤を含む遺伝子導入促進剤。

【請求項2】
前記カリウム保持性利尿剤がアミロライド誘導体である、請求項1に記載の遺伝子導入促進剤。

【請求項3】
前記遺伝子導入法の標的細胞が癌化していない細胞である、請求項1又は2に記載の遺伝子導入促進剤。

【請求項4】
オリゴアルギニン及びカリウム保持性利尿剤を含む、リン酸カルシウム法による遺伝子導入用キット。

【請求項5】
前記カリウム保持性利尿剤がアミロライド誘導体である、請求項4に記載のキット。

【請求項6】
癌化していない細胞を標的細胞とする遺伝子導入法に用いるための請求項4又は5に記載のキット。

【請求項7】
カリウム保持性利尿剤の存在下で、標的細胞に、目的遺伝子を有しかつオリゴアルギニンで修飾されたリン酸カルシウム粒子を接触させる工程を含む、遺伝子の細胞内導入方法。

【請求項8】
前記カリウム保持性利尿剤がアミロライド誘導体である、請求項7に記載の方法。

【請求項9】
標的細胞が癌化していない細胞である、請求項7又は8に記載の方法。
国際特許分類(IPC)
出願権利状態 公開
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