TOP > クイック検索 > 国内特許検索 > 繊維強化繊維強化熱可塑性樹脂材料及びその製造方法

繊維強化繊維強化熱可塑性樹脂材料及びその製造方法 NEW コモンズ

国内特許コード P170014632
整理番号 DP1698
掲載日 2017年10月24日
出願番号 特願2015-126344
公開番号 特開2017-008237
出願日 平成27年6月24日(2015.6.24)
公開日 平成29年1月12日(2017.1.12)
発明者
  • 藤井 透
  • 大窪 和也
  • 大谷 龍平
出願人
  • 学校法人同志社
発明の名称 繊維強化繊維強化熱可塑性樹脂材料及びその製造方法 NEW コモンズ
発明の概要 【課題】低コストで母材樹脂と補強繊維との接着性が高く強度的に優れたものとすることができる繊維強化熱可塑性樹脂材料及びその製造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】熱可塑性樹脂組成物からなる母材樹脂と、この母材樹脂を補強する補強長繊維を備える繊維強化熱可塑性樹脂材料であって、前記熱可塑性樹脂組成物は、熱可塑性樹脂中に、ガラス繊維、炭素繊維、セルロース繊維、鉱物繊維などの直径3μm以下の微細繊維が分散されていることを特徴としている。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


炭素繊維強化樹脂(以下、「CFRP」と記す)は自動車をはじめとして構造物の軽量化の切り札となっている。
CFRPは、母材が熱硬化性樹脂であるため、成形性(成形速度)やリサイクル性の点で問題がある。



そこで、成形性(成形速度)及びリサイクル性を考慮するとともに、加工性にも優れていることから、母材が熱可塑性樹脂の炭素繊維強化熱可塑性樹脂(以下、「CFRTP」と記す)が有望視されている。
また、CFPTPの母材となる熱可塑性樹脂としては、炭素繊維(CF)との接着性とCFRTP 性能を考慮してポリアミド樹脂(以下、「PA」樹脂)が一般的に用いられている(特許文献1)。



しかし、PAでは(1)成形温度が高い、(2)高価格,(3)吸水・劣化する、などの問題がある。
そこで、ポリプロピレン(PP)が母材樹脂として注目されつつある。しかし、PPは、PAと比べ,(1)CFとの接着性が弱い、(2)低剛性により応力再配分性が悪い、(3)耐熱性が低い。したがって、PPを母材樹脂として用いたCFRTP(以下「CFRPP」と記す)は、その性能がPAを用いたCFRTP(以下、「CFRPA」と記す)より格段に低い。
一方、PPにマレイン酸変性ポリプロピレンを配合することによって、PPのみに比べ、炭素繊維との接着性が向上することが報告されているが、まだまだ十分な強度を備えたものを得ることができない。



産業上の利用分野


本発明は、繊維強化繊維強化熱可塑性樹脂材料及びその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
熱可塑性樹脂組成物からなる母材樹脂と、この母材樹脂を補強する補強長繊維を備える繊維強化熱可塑性樹脂材料であって、
前記熱可塑性樹脂組成物は、熱可塑性樹脂中に、直径3μm以下の微細繊維が分散されていることを特徴とする繊維強化熱可塑性樹脂材料。

【請求項2】
微細繊維は、平均直径が500μm以下である請求項1に記載の繊維強化熱可塑性樹脂材料。

【請求項3】
熱可塑性樹脂が、ポリプロピレン樹脂、ABS樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂からなる群より選ばれる請求項1又は請求項2に記載の繊維強化熱可塑性樹脂材料。

【請求項4】
微細繊維が、ガラス繊維、炭素繊維、セルロース繊維、鉱物繊維からなる群より選ばれた少なくとも一種である請求項1~請求項3のいずれかに記載の繊維強化熱可塑性樹脂材料。

【請求項5】
熱可塑性樹脂が、重量比でポリプロピレン:マレイン酸変性ポリプロピレン=90~97:10~3であるポリプロピレン樹脂からなる請求項4に記載の繊維強化熱可塑性樹脂材料。

【請求項6】
熱可塑性樹脂組成物は、微細繊維が、ガラス繊維であって、ガラス繊維の配合割合が、ポリプロピレン樹脂とガラス繊維の合計量の0.1~2.0重量%である請求項5に記載の繊維強化熱可塑性樹脂材料。

【請求項7】
補強長繊維が、炭素繊維である請求項1~請求項6のいずれかに記載の繊維強化繊維強化熱可塑性樹脂材料。

【請求項8】
熱可塑性樹脂組成物からなるシートと、補強長繊維からなるシートと積層状態で熱プレスする請求項1~請求項7のいずれかに記載の繊維強化繊維強化熱可塑性樹脂材料の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2015126344thum.jpg
出願権利状態 公開
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記問合せ先にご相談下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close