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ドライバーの触覚改善方法および振動パッド UPDATE コモンズ

国内特許コード P170014636
整理番号 DP1728
掲載日 2017年10月24日
出願番号 特願2016-018747
公開番号 特開2017-138764
出願日 平成28年2月3日(2016.2.3)
公開日 平成29年8月10日(2017.8.10)
発明者
  • イヴァン タネヴ
  • 下原 勝憲
出願人
  • 学校法人同志社
発明の名称 ドライバーの触覚改善方法および振動パッド UPDATE コモンズ
発明の概要 【課題】少ないエネルギーでドライバーの触覚を改善できる方法を提供する。
【解決手段】ブレーキペダル5の上面に、10Hz~50Hzの範囲に含まれる単一周波数の振動を発生させる手段(モータ111およびフライホイール112)を備えた振動パッド10を取り付ける。車を減速させる際、振動パッド10を介してペブレーキペダル5を踏むことにより、ドライバーの足裏の触覚の感度が向上する。
【選択図】図2
従来技術、競合技術の概要


車の運転において重要なのは制御快適性(feelings of the controls : FoC)である。良好なFoCはドライバーの精神的ストレスを軽減し、その結果、信号や歩行者にも注意が行き届き、安全性が向上する。



良好なFoCを得るには、適度な強度の力(例えばペダルを踏む力)と感覚(具体的には触覚や腱の張り具合)の両方が必要である。



しかし、最近の車は、ドライバーの力が油圧や電気で増幅され、弱い力でブレーキやハンドルを制御することができるため、FoCが低下する傾向にある。また、年齢が高くなるに従って受容器の感度が低下し、特に高齢ドライバーについては、神経の変性(neurodegeneration)のために触覚器官の感度が弱くなり、FoCの低下を助長している。



触覚の感度を高める方法として確率共鳴(Stochastic Resonance)現象が知られている(非特許文献1)。確率共鳴現象は、非線形な系において、信号に適当なノイズを重畳することによって微弱な信号を検出する能力を高める現象である。人の触覚に対して確率共鳴現象を適用した場合、微小な振動刺激を皮膚に与えることで、触覚の感度を高めることができる。

産業上の利用分野


本発明は、ドライバーの触覚を改善する方法およびその方法の実施に用いる振動パッドに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
車の運転を制御するペダルを踏む際のドライバーの触覚を改善する方法であって、
前記ペダルの上面に、10Hz~50Hzの範囲に含まれる単一周波数の振動を発生させる手段を備えた振動パッドを取り付け、前記ドライバーは、当該振動パッドを介して前記ペダルを踏むことを特徴とするドライバーの触覚改善方法。

【請求項2】
前記振動発生手段として、モータの回転軸に偏芯したフライホイールを取り付けたものを用いる、請求項1に記載のドライバーの触覚改善方法。

【請求項3】
前記振動パッドのうち前記ドライバーの靴と接する面には複数の突起部が形成されている、請求項1または2に記載のドライバーの触覚改善方法。

【請求項4】
前記振動パッドは、振動の伝達を抑制する部材を介して前記ペダルに取り付けられている、請求項1ないし3のいずれかに記載のドライバーの触覚改善方法。

【請求項5】
前記ペダルは、車の制動を行うブレーキぺダルである、請求項1ないし4のいずれかに記載のドライバーの触覚改善方法。

【請求項6】
振動を発生する手段を備え、車の運転を制御するペダルの上面に取り付けて用いられる振動パッドであって、
締結部材により一定間隔を保って保持された2枚のプレートと、
当該プレート間に配置された振動発生手段と、を備え、
当該振動発生手段は、10Hz~50Hzの範囲に含まれる単一周波数の振動を発生させることを特徴とする振動パッド。

【請求項7】
前記振動発生手段は、モータの回転軸に偏芯したフライホイールが取り付けられたものである、請求項6に記載の振動パッド。

【請求項8】
前記ペダルは、車の制動を行うブレーキペダルである、請求項6または7に記載の振動パッド。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2016018747thum.jpg
出願権利状態 公開
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