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分析方法及び分析装置 NEW

国内特許コード P170014646
整理番号 S2016-0579-N0
掲載日 2017年10月24日
出願番号 特願2016-062825
公開番号 特開2017-173281
出願日 平成28年3月25日(2016.3.25)
公開日 平成29年9月28日(2017.9.28)
発明者
  • 北村 進一
  • 小谷口 美也子
出願人
  • 公立大学法人大阪府立大学
発明の名称 分析方法及び分析装置 NEW
発明の概要 【課題】多次元クロマトグラフィにおいて検出ピークの重なりなどを少なくして、検出感度や検出精度を高めた分析方法を提供する。
【解決手段】
第1の分離カラム1と、第2の分離カラム2と、トラップカラム3と、前記第1の分離カラム1と前記トラップカラム3を接続する第1の流路10と、前記トラップカラム3と前記第2の分離カラム2を接続する第2の流路11と、前記第1の流路10の接続と前記第2の流路11の接続を切り替える切替バルブ3を備えた分析装置において、前記第2の流路11の接続が選択された際、前記第1の流路10が接続される前記トラップカラム3の接続側と反対側に、前記トラップカラム3に捕捉された成分を送り出す移動相の第2の送液ポンプ6が接続され、トラップカラム3に成分を捕捉させる際の移動相の送出方向と逆方向に第2の移動相を送り出し、捕捉した成分を第2の分離カラム2に移動させる。
【選択図】図2
従来技術、競合技術の概要


リン脂質は構造中にリン酸エステル部位を有する脂質の1種であり、グリセリンを骨格とするグリセロリン脂質と、スフィンゴシンを骨格とするスフィンゴリン脂質とに大別される。前者のグリセロリン脂質は、グリセリンに脂肪酸とリン酸が結合し、さらにリン酸にアルコールがエステル結合した構造を有する。グリセロリン脂質を構成する脂肪酸はグリセリンの1位及び2位に結合するために、脂肪酸の種類やリン酸に結合するアルコールの種類や結合位置を考慮したグリセロリン脂質の分子種は非常に多岐にわたる。



このように多岐にわたる脂質の分子種を分離分析する方法としては、種々の試料から脂質画分を抽出した後、得られた脂質画分について例えば液体クロマトグラフィなどの分析手法を用いて分離分析することが一般的である。



ところで、試料中に含まれている成分を分析するための方法として、2つの分離カラムとトラップカラムを用いて、第1の分離カラムから溶出された成分をトラップカラムに捕捉させた後、捕捉させた成分をさらに第2の分離カラムで分離する2次元クロマトグラフィが知られている。この方法では、第1の分離カラムと第2の分離カラムにはそれぞれ特性の異なる分離カラムが用いられ、それぞれの分離カラムにおいてそれぞれ特性の異なる移動相(溶離液)が用いられる。例えば、試料中の脂質を分離分析する場合、まず第1の分離カラムで脂質を順相クロマトグラフィにて各脂質画分(例えば、トリグリセライド画分、フォスファチジルエタノールアミン画分、フォスファチジルコリン画分、飽和脂肪酸画分など)に分離して、各画分ごとにトラップカラムに捕捉させる。その後、捕捉した脂質画分を第2の分離カラムで逆相クロマトグラフィにて分析することが多い。これまでに、こうした複数の分離カラムと1又は2以上のトラップカラムを備えた多次元のクロマトグラフ装置が数々と提案されている(例えば特許文献1や特許文献2参照)。これらの装置においては、トラップカラムには、第1の分離カラムが接続された接続側に第2の分離カラムが接続される。従って、捕捉された成分を第2の分離カラムで分離させる際、トラップカラムには、第1の分離カラムからトラップカラムへの供給方向と同じ方向に第2の分離カラムで使用される移動相が供給され、捕捉された成分がトラップカラムから第2の分離カラムに送り出される。

産業上の利用分野


本発明は分析方法及び分析装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
成分を捕捉させたトラップカラムから分離カラムに前記成分を移動させて分離分析する方法において、
前記トラップカラムに前記成分を捕捉させるための移動相の送出方向と逆方向に移動相を送出して前記成分を分離カラムへ移動させることを特徴とする分析方法。

【請求項2】
順相クロマトグラフィにより分離したリン脂質をトラップカラムに捕捉させた後、トラップカラムから溶出させたリン脂質を順相クロマトグラフィで分離することを特徴とする請求項1に記載の分析方法。

【請求項3】
2つの分離カラムを用いた脂質の2次元クロマトグラフィによる分析方法であって、第1の分離カラムで脂質を各脂質画分に分離した後に、所望する脂質画分をトラップカラムに捕捉し、次いでトラップカラムから溶出した前記脂質画分を第2の分離カラムで分子種分析を行うことを特徴とする請求項1に記載の分析方法。

【請求項4】
第1の分離カラムと、
第2の分離カラムと、
トラップカラムと、
前記第1の分離カラムと前記トラップカラムを接続する第1の流路と、
前記トラップカラムと前記第2の分離カラムを接続する第2の流路と、
前記第1の流路の接続と前記第2の流路の接続を切り替える切替手段と、
を備え、
前記第2の流路の接続が選択された際、前記第1の流路が接続される前記トラップカラムの接続側と反対側に、前記トラップカラムに保持された成分を送り出す移動相の供給装置が接続される分析装置。

【請求項5】
前記移動相の供給装置が前記第2の分離カラムにおける移動相を供給する請求項4に記載の分析装置。

【請求項6】
第1の分離カラムを通過した移動相に混合される移動相を送り出す供給装置を備えたことを特徴とする請求項4又は5に記載の分析装置。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2016062825thum.jpg
出願権利状態 公開
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