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人体検知システム及び人体検知方法 UPDATE コモンズ

国内特許コード P170014655
掲載日 2017年10月31日
出願番号 特願2016-079323
公開番号 特開2017-190967
出願日 平成28年4月12日(2016.4.12)
公開日 平成29年10月19日(2017.10.19)
発明者
  • 嵯峨山 亨
  • 熊本 敏夫
出願人
  • 嵯峨山 亨
  • 学校法人大阪産業大学
発明の名称 人体検知システム及び人体検知方法 UPDATE コモンズ
発明の概要 【課題】プライバシーを保護しつつ、簡単な構成で、居室内における人体の位置や姿勢等を立体的に検知することができる人体検知システムを提供する。
【解決手段】本発明の人体検知システムは、温度検知素子Dijがマトリックス状に配列されたアレイセンサ10と、アレイセンサの検出範囲内の人体を検知する検知手段20とを備え、温度検知素子は、検出範囲内において、互いに分割された検出領域Aijを検知するように、検知方向を異ならせて配列されており、行毎に温度検知素子で検出された信号を論理和した第1の論理和信号と、列毎に温度検知素子で検出された信号を論理和した第2の論理和信号とに基づいて、人体を検知した温度検知素子の配列位置を特定する特定部21を備えている。
【選択図】図3
従来技術、競合技術の概要


人体の動静を検知するデバイスとして、CCDやCMOS等の撮像素子(画素)をアレイ状に配列したイメージセンサがある。このイメージセンサを用いて、人体の動静を検知するためには、全ての画素の画像データを、走査回路を用いて行毎及び列毎にスキャンして、画像プレーンを生成し、各時点の画像プレーンを比較して、その差分から人体の動静を検知する必要がある。そのため、走査回路や、高度な画像処理を行うLSIが必要となり、システムが複雑化して、高コストになる。また、解像度の高いイメージセンサでは、人体の顔までも認識されるため、プライバシー保護の面でも問題になる。



特許文献1には、赤外線アレイセンサの出力から、フレーム毎に各画素の時間軸方向の温度分散を算出して、所定値を超える温度分散値の画素を含むフレームの連続数を抽出し、この抽出したフレーム連続数に基づいて、人体の行動を特定する方法が開示されている。これにより、プライバシーを保護しつつ、人体の行動を検知することができる。

産業上の利用分野


本発明は、温度検知素子がマトリックス状に配列されたアレイセンサを用いて、検出範囲内にいる人体の位置や姿勢等を検知する人体検知システム、及び人体検知方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
個別の温度検知素子が複数個マトリックス状に配列されたアレイセンサと、
前記アレイセンサの出力に基づいて、前記アレイセンサの検出範囲内の人体を検知する検知手段と、を備えた人体検知システムであって、
前記温度検知素子は、それぞれ、前記検出範囲内において、互いに分割された検出領域を検知するように、検知方向を異ならせて配列されており、
前記アレイセンサの出力は、行毎に前記温度検知素子で検出された信号を論理和した第1の論理和信号と、列毎に前記温度検知素子で検出された信号を論理和した第2の論理和信号とを有し、
前記検知手段は、前記第1の論理和信号と、前記第2の論理和信号とに基づいて、前記マトリックス状に配列された前記温度検知素子のうち、人体を検知した前記温度検知素子の配列位置を特定する特定部を備えている、人体検知システム。

【請求項2】
前記検知手段は、前記特定部で特定した前記温度検知素子の配列位置に基づいて、前記検出範囲内における人体の位置及び/又は姿勢を判別する判別部をさらに備えている、請求項1に記載の人体検知システム。

【請求項3】
前記アレイセンサの検出範囲は、水平方向の領域及び鉛直方向の領域を含み、
前記互いに分割された検出領域は、前記水平方向の領域又は前記鉛直方向の領域の何れかに属する、請求項1または2に記載の人体検知システム。

【請求項4】
前記温度検知素子は、それぞれ、独立して検知方向が変更可能に前記アレイセンサに設置されている、請求項1~3の何れかに記載の人体検知システム。

【請求項5】
前記温度検知素子は、デュアル素子からなる焦電素子で構成されており、
前記温度検知素子は、前記デュアル素子の一対の受光部の配置方向が、前記水平方向の領域又は鉛直方向の領域に対して、45度の方向になるように、前記アレイセンサに設置されている、請求項3または4に記載の人体検知システム。

【請求項6】
前記温度検知素子は、デュアル素子からなる焦電素子で構成されており、
前記温度検知素子は、それぞれ、独立して、前記デュアル素子の一対の受光部の配置方向が、前記水平方向の領域又は鉛直方向の領域に対して変更可能になるよう、前記アレイセンサに設置されている、請求項3または4に記載の人体検知システム。

【請求項7】
前記温度検知素子は、それぞれ、独立して、検知感度を調整できる増幅・比較回路に接続されている、請求項1~6の何れかに記載の人体検知システム。

【請求項8】
個別の温度検知素子が複数個マトリックス状に配列されたアレイセンサの出力に基づいて、前記アレイセンサの検出範囲内の人体を検知する人体検知方法であって、
前記温度検知素子は、それぞれ、前記検出範囲内において、互いに分割された検出領域を検知するように、検知方向を異ならせて配列されており、
行毎に前記温度検知素子で検出された信号を論理和して、第1の論理和信号を出力する工程(a)と、
列毎に前記温度検知素子で検出された信号を論理和して、第2の論理和信号を出力する工程(b)と、
前記第1の論理和信号と、前記第2の論理和信号とに基づいて、前記マトリックス状に配列された温度検知素子のうち、人体を検知した温度検知素子の配列位置を特定する工程(c)と
を含む、人体検知方法。

【請求項9】
前記工程(c)で特定した前記温度検知素子の配列位置に基づいて、前記検出範囲内における人体の位置及び/又は姿勢を判別する工程をさらに含む、請求項8に記載の人体検知方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2016079323thum.jpg
出願権利状態 公開
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