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大腸癌マーカー NEW

国内特許コード P170014690
整理番号 S2016-0684-N0
掲載日 2017年11月28日
出願番号 特願2016-088419
公開番号 特開2017-198509
出願日 平成28年4月26日(2016.4.26)
公開日 平成29年11月2日(2017.11.2)
発明者
  • 多賀 淳
  • 山本 哲志
  • 内藤 善哉
  • 工藤 光洋
出願人
  • 学校法人近畿大学
  • 学校法人日本医科大学
発明の名称 大腸癌マーカー NEW
発明の概要 【課題】精度よく大腸癌細胞を検出できるマーカーを提供する。
【解決手段】アルドラーゼAからなる大腸癌マーカーは、大腸癌細胞に強く発現し、また、正常細胞では細胞外にも分泌されるのに対して、大腸癌細胞では細胞外に分泌されないという特異な性質を有する。よって本発明は、
ヒト由来の試料を用いて、アルドラーゼAの基準量からの変化で大腸癌細胞の存在を判定するための指標となるデータ収集方法であって、
前記アルドラーゼAの前記試料中の実量を測定し、前記実量が基準量より低い場合は大腸癌細胞が存在すると判定される、前記データを収集する方法である。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


大腸癌(Colorectal cancer、CRC)は、世界で最も罹患者数の多い癌の一種である。腫瘍が粘膜層に限局している場合は、外科的治療や内視鏡手術により完治させることが可能であるが、患者の多くは、既に進行している状態で発見されている。そのため、早期発見法が必要とされている。現在、癌胎児性抗原(CEA)が大腸癌細胞検出のための血液検査マーカーとして広く用いられているが、早期ステージにおける感受性は、5-10%ほどと非常に低い。



したがって、感受性の高いマーカーが強く求められている。例えば、大腸癌細胞により分泌される新たな候補物質の同定は、早期診断の改善に繋がると考えられる。



ホルマリン固定パラフィン包埋(以下「FFPE」と呼ぶ。)組織は、患者の病歴、治療成績、薬物応答性などの詳細な臨床情報と共に、病院で保存されている。また、FFPE組織は、免疫組織学(IHC)やin situハイブリダイゼーション法を用いた、癌を初めとした様々な疾患の診断や研究に日常的に使用されている。



以前は、FFPE組織はプロテオーム解析を行うための素材としては不適切だと考えられていた。しかし、近年、プロテオーム解析を行うためのFFPE組織からのタンパク質抽出法が開発されたことにより、様々なFFPE組織を用いたプロテオーム研究が報告されるようになった。そのため、保管されているFFPE組織は、新たなバイオマーカーを探索するための有用な素材になったといえる。

産業上の利用分野


本発明は大腸癌を精度よく検出できる可能性を有する大腸癌マーカーと大腸癌細胞の存在を判定する指針となるデータの収集方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ヒト由来の試料を用いて、アルドラーゼAの基準量からの変化で大腸癌細胞の存在を判定するための指標となるデータ収集方法であって、前記アルドラーゼAの前記試料中の実量を測定し、前記実量が基準量より低い場合は大腸癌細胞が存在すると判定される、前記データを収集する方法。

【請求項2】
ヒト被検体由来の試料中のアルドラーゼAの実量を分析する工程と、
前記アルドラーゼAの実量を基準量と比較する工程とを有し、前記実量が前記基準量より低値を指標として前記被検体中の大腸癌細胞を検出する方法。

【請求項3】
大腸癌マーカーとしてのアルドラーゼAの生体試料中における実量を測定する工程と、
アルドラーゼAの基準量と、前記実量を比較する工程を含む大腸癌マーカーの分析方法。

【請求項4】
アルドラーゼAからなる大腸癌マーカー。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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