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植物ウイルスの感染に関与する宿主遺伝子及びポリペプチド コモンズ

国内特許コード P020000041
整理番号 U1999P008
掲載日 2003年5月27日
出願番号 特願平11-207753
公開番号 特開2001-029080
登録番号 特許第3106188号
出願日 平成11年7月22日(1999.7.22)
公開日 平成13年2月6日(2001.2.6)
登録日 平成12年9月8日(2000.9.8)
発明者
  • 古澤 巖
  • 冲中 泰
  • 三瀬 和之
出願人
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 植物ウイルスの感染に関与する宿主遺伝子及びポリペプチド コモンズ
発明の概要 本発明は、ウイルスによる植物の病害を防止するための、遺伝子工学的な手法による新たな技術に関するものである。本発明により、新規遺伝子Hcp1及びこの遺伝子がコードするポリププチドであるHCP1が与えられた。Hcp1はオオムギ由来の遺伝子であり、ブロムモザイクウイルスの外被蛋白質との結合活性を有し、ウイルスの増殖に不可欠な蛋白質をコードするため、この遺伝子の改変により、ウイルス耐性を付与した形質転換植物の作成が可能である。
従来技術、競合技術の概要 各種のウイルスによる植物の病害は、現在の農業における大きな問題である。ウイルスによる被害を防止する方法として、ウイルスを仲介する昆虫の駆除が主として用いられているが、直接的な方法ではない。そのため、遺伝子工学的な手法を用いて、ウイルスによる植物の病害をより効率的に防止する技術について、種々の研究がなされてきた。
ところで、ウイルスが宿主植物に感染するためには、ウイルス因子だけでなく宿主側の因子の存在が必要不可欠ではないか、という可能性が指摘されてきた。本発明者らはこのような知見に注目し、宿主遺伝子の改変によりウイルスに耐性を付与する可能性を検討した。これまでの抗ウイルス戦略は、ウイルス側の遺伝子によるが、本発明の方法は宿主遺伝子の操作によるため、上に述べた問題を根本的に解決するものである。植物へのウイルスの感染に関与する宿主因子の存在を示唆する実験データが報告されてはいるが、実際にそれらが単離同定された例はほとんどないのが現状である。わずかに、シロイヌナズナ由来のウイルス増殖因子が報告されているのみであり、シロイヌナズナ以外の植物体においても、ウイルスの増殖に関与する宿主因子の同定される事が求められていた。
産業上の利用分野 植物ウイルスの感染に関与するオオムギ由来の宿主遺伝子であるHcp1遺伝子及びこの遺伝子がコードするHCP1ポリペプチド
特許請求の範囲 【請求項1】 以下の(a)または(b)に示すアミノ酸配列からなることを特徴とする、ポリペプチド。
(a)配列表の配列番号1に示す、アミノ酸番号1-352で示されるアミノ酸配列からなることを特徴とする、ポリペプチド。
(b)(a)の一部が欠損、置換若しくは付加され、ブロムモザイクウイルス外被蛋白質との結合活性を有する、ポリペプチド。

【請求項2】 請求項1記載のポリペプチドをコードする、遺伝子。

【請求項3】 請求項1記載のポリペプチドをコードして、以下の(c)または(d)に示す塩基配列からなることを特徴とする、遺伝子。
(c)配列表の配列番号2に示す、塩基番号1-1360で示される塩基配列からなることを特徴とする、遺伝子。
(d)(c)の一部が欠損、置換若しくは付加された、遺伝子。

【請求項4】 請求項2ないし3のいづれか一つの請求項記載の遺伝子を植物に導入することにより、植物に抗ウイルス耐性を付与した、形質転換植物。

【請求項5】 請求項2ないし3のいづれか一つの請求項記載の遺伝子を導入する事により、植物に抗ウイルス耐性を付与する方法。
産業区分
  • 微生物工業
  • 農林
  • 有機化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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