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押出成形樹脂材料中に溶解する発泡剤低分子ガス濃度の制御方法 コモンズ

国内特許コード P020000103
整理番号 104
掲載日 2003年5月27日
出願番号 特願平11-337842
公開番号 特開2001-150518
登録番号 特許第3482458号
出願日 平成11年11月29日(1999.11.29)
公開日 平成13年6月5日(2001.6.5)
登録日 平成15年10月17日(2003.10.17)
発明者
  • 大嶋 正裕
  • 橋本 伊織
  • 谷垣 昌敬
  • 永田 武史
出願人
  • 学校法人京都大学
発明の名称 押出成形樹脂材料中に溶解する発泡剤低分子ガス濃度の制御方法 コモンズ
発明の概要 本発明は、従来の発泡成形体を製造する際に発泡剤ガスをオンラインで検知するセンサーを利用できなかったことによる問題点を克服し、現実的な濃度制御法を提示し、発泡成形体の品質を向上させるものである。
発泡剤としての低分子ガスを溶融高分子樹脂に溶解させた成形樹脂材料を成形機によって成形して発泡樹脂の樹脂成形品の製造方法において、近赤外分光法によって成形機の成形出口から押出されてくる成形樹脂材料の近赤外光の吸収スペクトルを測定し、測定した吸収スペクトルから成形樹脂材料に溶解している発泡剤低分子ガスの濃度を計算し、発泡剤低分子ガスの濃度の計算値が所定の設定値に等しくなるように発泡剤低分子ガスの供給を制御することを特徴とする成形樹脂材料中に溶解する発泡剤低分子ガス濃度の制御方法である。
この発明の効果としては、近赤外分光法により押出機内を流れる溶融樹脂中に溶解する二酸化炭素濃度をオンラインで計測し制御することにより、外乱に対して系を安定化できるとともにスタートアップ時の操作の効率化(自動化)を図り、高分子発泡成形工程での製品品質の安定化が図れる。
従来技術、競合技術の概要 高分子の発泡成形方法の1 つに、低分子ガスの発泡剤を樹脂中に溶解させ成形工程中に低分子ガスの気泡を樹脂中に形成する発泡成形法がある。この発泡成形法は、ガスを加圧下で樹脂に溶解させた後、圧力を減圧するかあるいは温度を急上昇させることにより、溶解二酸化炭素を過飽和状態に至らせ樹脂中に気泡を生成させるものである。従来、成形・発泡装置においてオンラインで樹脂中に溶解した低分子ガス濃度を測定できるセンサーがなかった為、発泡樹脂成形体を製造するに当たって溶解ガス濃度を測定して制御する制御系が開発できなかった。特に、押出発泡成形では、如何に発泡剤として用いる低分子ガスを安定に供給するかですべてが決まり、一度、製品が製造され始めたら再度成形・発泡装置を調整しなおすことは避けたいというのが現状であった。本発明の目的は、現実的な濃度制御法を提示し、発泡成形体の品質を向上させることを可能とするものである。
産業上の利用分野 押出成形樹脂材料中に溶解する発泡剤低分子ガス濃度の制御方法。
特許請求の範囲 【請求項1】発泡剤としての低分子ガスを溶融高分子樹脂に溶解させて成形樹脂材料とし、該成形樹脂材料を成形機によって成形して発泡樹脂からなる樹脂成形品を成形する樹脂成形品の製造方法において、近赤外分光法によって成形機の成形出口から押出されてくる成形樹脂材料の近赤外光の吸収スペクトルを測定し、測定した吸収スペクトルから成形樹脂材料に溶解している発泡剤低分子ガスの濃度を計算し、発泡剤低分子ガスの濃度の計算値が所定の設定値に等しくなるように発泡剤低分子ガスの供給を制御することを特徴とする成形樹脂材料中に溶解する発泡剤低分子ガス濃度の制御方法。
【請求項2】該成形機が押出成形機であって、樹脂成形品を押出成形することを特徴とする請求項1に記載した成形樹脂材料中に溶解する発泡剤低分子ガス濃度の制御方法。
【請求項3】発泡剤としての低分子ガスが二酸化炭素であることを特徴とする請求項1または2に記載した成形樹脂材料中に溶解する発泡剤低分子ガス濃度の制御方法。
産業区分
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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