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磁石配置方法及び磁気誘導方法 コモンズ

国内特許コード P020000209
整理番号 U1999P167
掲載日 2003年5月27日
出願番号 特願2000-060138
公開番号 特開2001-250715
登録番号 特許第3430253号
出願日 平成12年3月6日(2000.3.6)
公開日 平成13年9月14日(2001.9.14)
登録日 平成15年5月23日(2003.5.23)
発明者
  • 小林 猛
  • 新海 政重
  • 本多 裕之
  • 瀧 千智
出願人
  • 国立大学法人名古屋大学
発明の名称 磁石配置方法及び磁気誘導方法 コモンズ
発明の概要 【課題】 人体深部の外科的治療法において、磁気に感応する物体を非接触で所定の場所に遠隔移動することが可能な、磁石配置方法及びこれを用いた磁気誘導方法を提供する。
【解決手段】 上下方向に磁石13及び14を配置し、左右方向のそれぞれに2組の磁石11及び12、並びに15及び16を配置し、前後方向に磁石17及び18を配置する。これら磁石11~18は、これら磁石によって形成される空間中心Oに対して、それぞれ対称となっている。また、左右方向に配置された2組の磁石11及び12、並びに15及び16は、空間中心Oを通る水平線Hに対して対称となっている。さらに、磁石11~16は、上側がN極、下側がS極となっており、磁石17及び18は、上側がS極、下側がN極となっている。
従来技術、競合技術の概要


従来、医療分野においては、磁気に感応する担体に薬剤を担持させ、これを磁力によって所定の空間に非接触で誘導する薬剤標的療法が提案されている。前記磁力は、所定の医療機器に取り付けられた磁石によって生ぜしめられるものである。
図1は、前記所定の医療機器に取り付けられた磁石の配置を示す図である。図1に示す磁石配置では、薬剤1を中心として、これを挟むようにして磁石1及び2が配置されている。磁力は磁束密度の空間変化によって発生し、その方向は磁束密度の低い方から高い方へ向かう。したがって、前記磁力は磁石の表面に向かってのみ発生する。このため、図1に示すような磁石配置においては、薬剤1は磁石2又は3に向かってのみ移動する。
一方、近年においては、高速輸送システムの一つとしてリニアモーターカーが研究開発されている。このリニアモーターカーの磁気浮上システムには、「超伝導磁気浮上式」と「常伝導磁気浮上式」の2つが現在提案されている。「超伝導磁気浮上式」は車両下部に取り付けられた超伝導磁石が、ガイドレールに取り付けられた電磁石と反発することによって、車両を浮上させるものである。これに対し、「常伝導磁気浮上システム」は、車両下部に取り付けられた浮上用マグネットが下方からガイドレールを吸引して車両を浮上させるものである。

産業上の利用分野


本発明は、磁石配置方法及び磁気誘導方法に関し、さらに詳しくは、医療機器、電子機器、及びリニアモーターカーなどの磁気浮上システムなどにおいて、好適に使用することのできる磁石配置方法及び磁気誘導方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
空間中心に対し上下対称となるようにして、同一の極性方向を有する複数の第1の磁石を配置する工程と、
前記空間中心に対し左右対称となるようにして、前記第1の磁石の極性方向と同一の極性方向を有する複数の第2の磁石を配置する工程と、
前記空間中心に対し前後対称となるようにして、前記第1の磁石及び前記第2の磁石の極性方向と反対の極性方向を有する複数の第3の磁石を配置する工程とを具え、
前記第2の磁石は、前記空間中心を通る水平線に対して上下対称となるように配置した一対の磁石から構成し、
前記第1の磁石、前記第2の磁石、及び前記第3の磁石は、同一の保磁力及び同一の残留磁化を有し、
前記空間中心において磁束密度が極大となるようにしたことを特徴とする、磁石配置方法。

【請求項2】
空間中心に対し上下対称となるようにして、同一の極性方向を有する複数の第1の磁石を配置する工程と、
前記空間中心に対し左右対称となるようにして、前記第1の磁石の極性方向と同一の極性方向を有する複数の第2の磁石を配置する工程と、
前記空間中心に対し前後対称となるようにして、前記第1の磁石及び前記第2の磁石の極性方向と反対の極性方向を有する複数の第3の磁石を配置する工程とを具え、
前記第2の磁石は、前記空間中心を通る水平線に対して上下対称となるように配置した一対の磁石から構成し、
前記第1の磁石、前記第2の磁石、及び前記第3の磁石は、同一の保磁力及び同一の残留磁化を有し、
前記第1の磁石、前記第2の磁石、及び前記第3の磁石によって囲まれる空間内に磁気感応物質を配置し、前記第1の磁石、前記第2の磁石、及び前記第3の磁石によって生成された磁気力によって、前記磁気感応物質を前記空間中心に移動させるようにすることを特徴とする、磁気誘導方法。

【請求項3】
請求項1に記載の磁石配置方法によって配置した複数の磁石を具えることを特徴とする、磁石配置構造。

【請求項4】
請求項3に記載の磁石配置構造を具えることを特徴とする、医療機器。

【請求項5】
請求項3に記載の磁石配置構造を具えることを特徴とする、磁気浮上システム。

【請求項6】
請求項2に記載の磁気誘導方法を用いることを特徴とする、薬剤標的療法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2000060138thum.jpg
出願権利状態 登録
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