TOP > 国内特許検索 > 磁石配置方法及び磁気誘導方法

磁石配置方法及び磁気誘導方法 コモンズ

国内特許コード P020000209
整理番号 U1999P167
掲載日 2003年5月27日
出願番号 特願2000-060138
公開番号 特開2001-250715
登録番号 特許第3430253号
出願日 平成12年3月6日(2000.3.6)
公開日 平成13年9月14日(2001.9.14)
登録日 平成15年5月23日(2003.5.23)
発明者
  • 小林 猛
  • 新海 政重
  • 本多 裕之
  • 瀧 千智
出願人
  • 学校法人名古屋大学
発明の名称 磁石配置方法及び磁気誘導方法 コモンズ
発明の概要 人体深部の外科的治療法において、磁気に感応する物体を非接触で所定の場所に遠隔移動することが可能な、磁石配置方法及びこれを用いた磁気誘導方法を提供する。
上下方向に2個の磁石を配置し、左右方向のそれぞれに2組の磁石の対を配置し、前後方向に磁石の対を配置する。これら6個の磁石は、これら磁石によって形成される空間中心Oに対して、それぞれ対称となっている。また、左右方向に配置された2組の磁石、並びに前後方向に配置された2組の磁石、空間中心Oを通る水平線に対して対称となっている。さらに、上下方向の磁石は、上側がN極、下側がS極となっており、前後方向の磁石は、上側がS極、下側がN極となっている。
この磁石配置方法は、患部が人体の深部に存在する場合の薬剤標的療法、およびリニアモーターカーなどに利用することができる。
従来技術、競合技術の概要 従来、医療分野においては、磁気に感応する担体に薬剤を担持させ、これを磁力によって所定の空間に非接触で誘導する薬剤標的療法が提案されている。しかし、従来の磁石配置方法では、これは表面療法に限定されるものであった。一方、疾病の種類によっては、患部が人体の深部に存在する場合もある。従来の薬剤標的療法は、この場合には適用できなかった。
また、リニアモーターカーの「超伝導磁気浮上式」においては、浮上用の磁石を最低2つ用意する必要があり、これら磁石より発生する磁力をバランスさせることが困難であった。また、「常伝導磁気浮上式」においては、磁石とガイドレールの間隔を測るギャップセンサーが必要となり、システムが複雑になった。
この発明の磁石配置方法では、複数の磁石を3次元的に配置し、これら磁石で囲まれた空間部分の任意の位置に配置した磁気感応物を、空間中心に移動することができる。そのため、薬剤標的療法において、磁気に感応する担体に担持させた薬剤を人体の深部に埋設しても、薬剤に十分な大きさの磁力を作用させることが可能となり、これら複数の磁石を所定方向に移動させることにより、この移動方向に薬剤を移動させることが可能となる。
また、リニアモーターカーなどにおいても、磁気感応物質によってガイドレールを構成し、この発明の磁石配置によって磁石を車両下部に取り付けことによって、ガイドレールがこれら磁石配置によって形成された空間の中心に移動するような磁力が作用し、車両を浮上させることができる。
産業上の利用分野 患部が人体の深部に存在する場合の薬剤標的療法、およびリニアモーターカーなどに利用できる磁石配置方法及び磁気誘導方法
特許請求の範囲 【請求項1】 空間中心に対し上下対称となるようにして、同一の極性方向を有する複数の第1の磁石を配置する工程と、前記空間中心に対し左右対称となるようにして、前記第1の磁石の極性方向と同一の極性方向を有する複数の第2の磁石を配置する工程と、前記空間中心に対し前後対称となるようにして、前記第1の磁石及び前記第2の磁石の極性方向と反対の極性方向を有する複数の第3の磁石を配置する工程とを具え、前記第2の磁石は、前記空間中心を通る水平線に対して上下対称となるように配置した一対の磁石から構成し、前記第1の磁石、前記第2の磁石、及び前記第3の磁石は、同一の保磁力及び同一の残留磁化を有し、前記空間中心において磁束密度が極大となるようにしたことを特徴とする、磁石配置方法。
【請求項2】 空間中心に対し上下対称となるようにして、同一の極性方向を有する複数の第1の磁石を配置する工程と、前記空間中心に対し左右対称となるようにして、前記第1の磁石の極性方向と同一の極性方向を有する複数の第2の磁石を配置する工程と、前記空間中心に対し前後対称となるようにして、前記第1の磁石及び前記第2の磁石の極性方向と反対の極性方向を有する複数の第3の磁石を配置する工程とを具え、前記第2の磁石は、前記空間中心を通る水平線に対して上下対称となるように配置した一対の磁石から構成し、前記第1の磁石、前記第2の磁石、及び前記第3の磁石は、同一の保磁力及び同一の残留磁化を有し、前記第1の磁石、前記第2の磁石、及び前記第3の磁石によって囲まれる空間内に磁気感応物質を配置し、前記第1の磁石、前記第2の磁石、及び前記第3の磁石によって生成された磁気力によって、前記磁気感応物質を前記空間中心に移動させるようにすることを特徴とする、磁気誘導方法。
【請求項3】 請求項1に記載の磁石配置方法によって配置した複数の磁石を具えることを特徴とする、磁石配置構造。
【請求項4】 請求項3に記載の磁石配置構造を具えることを特徴とする、医療機器。
【請求項5】 請求項3に記載の磁石配置構造を具えることを特徴とする、磁気浮上システム。
【請求項6】 請求項2に記載の磁気誘導方法を用いることを特徴とする、薬剤標的療法。
産業区分
  • 磁性材料
  • 鉄道
  • 治療衛生
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close