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ストレスにより発現が誘導される遺伝子 コモンズ 外国出願あり

国内特許コード P020000213
整理番号 P99-6
掲載日 2003年5月27日
出願番号 特願2000-071655
公開番号 特開2001-252084
登録番号 特許第3448610号
出願日 平成12年3月15日(2000.3.15)
公開日 平成13年9月18日(2001.9.18)
登録日 平成15年7月11日(2003.7.11)
発明者
  • 佐野 浩
  • 草野 友延
出願人
  • 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学
発明の名称 ストレスにより発現が誘導される遺伝子 コモンズ 外国出願あり
発明の概要 この発明により、環境ストレスに強い植物を作出するために有効な、新規遺伝子を得ることができる。
つまり、傷害、浸透圧、塩又は低温ストレスに応答して発現し、レセプター様蛋白質をコードする、新規遺伝子であるC7遺伝子、及びこの遺伝子がコードするポリペプチドを与えるので、この遺伝子を導入することにより、環境ストレスに強い植物を作出することが可能である。
なお、このストレス誘導遺伝子を導入する植物の例としては、ユリ、イネ、トウモロコシ、アスパラガス、コムギ等の単子葉植物、またシロイヌナズナ、タバコ、ニンジン、ダイズ、トマト、ジャガイモ等の双子葉植物が挙げられる。
従来技術、競合技術の概要 植物のストレスに対する自己防御機構は、大まかに(1)ストレスの認識、(2)ストレスの情報の伝達、(3)ストレスに対する対応、の3段階に分けられる。第二、第三の過程については研究が進んでいるが、第一のストレス認識過程や、その過程と情報伝達とのつながりに
ついての知見は少ない。一般的に情報伝達の経路においては、上流因子が複数の下流因子を制御している。よって、認識過程を解析することにより、伝達の経路や対応の経路において、一度に複数の因子を効率良く制御できる方法が得られる可能性がある。
発明者らは、タバコを用いて傷害ストレス、浸透圧ストレス、塩ストレス及び低温ストレス(4℃)を与えることにより、誘導される遺伝子を探索した結果、C7遺伝子を得た。即ち、傷害45分後のタバコ葉よりRNAを抽出し、cDNAライブラリーを調製し、遺伝子断片C7-1をプローブとして陽性シグナルを得、C7遺伝子を単離して、C7遺伝子の全長の塩基配列を決定した。C7遺伝子の発現応答から考えて、この遺伝子の産物は外部ストレスを認識するセンサーであり、下流のストレス応答遺伝子の発現制御に関与している可能性があり、植物に導入することにより傷害、浸透圧、塩ストレス又は低温ストレスに強い植物を作出することが期待される。
産業上の利用分野 環境ストレスに強い植物を作出するための、ストレスにより発現が誘導される遺伝子
特許請求の範囲 【請求項1】 以下の(a)または(b)に示すアミノ酸配列からなることを特徴とする、ポリペプチド。(a)配列表の配列番号1に示す、アミノ酸番号1-308で示されるアミノ酸配列からなることを特徴とする、ポリペプチド。(b)(a)のアミノ酸配列の一部が欠失、置換若しくは付加された、浸透圧ストレスに対する耐性を付与することができる、ポリペプチド。
【請求項2】 請求項1記載のポリペプチドをコードする、遺伝子。
【請求項3】 請求項1記載のポリペプチドをコードし、配列表の配列番号2に示す、塩基番号1-927で示される塩基配列からなることを特徴とする、遺伝子。
【請求項4】 以下の(c)または(d)に示す塩基配列からなることを特徴とし、タバコに由来する、遺伝子。(c)配列表の配列番号3に示す、塩基番号1-1210で示される塩基配列からなることを特徴とする、遺伝子。(d)(c)の塩基配列の一部が欠失、置換若しくは付加された、浸透圧ストレスに対する耐性を付与することができるポリペプチドをコードする、遺伝子。
産業区分
  • 微生物工業
  • 農林
  • 有機化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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