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培養基材、細胞組織体及びそれらの製造方法 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P020000280
整理番号 113
掲載日 2003年5月27日
出願番号 特願2000-140342
公開番号 特開2001-321157
登録番号 特許第3653543号
出願日 平成12年5月12日(2000.5.12)
公開日 平成13年11月20日(2001.11.20)
登録日 平成17年3月11日(2005.3.11)
発明者
  • 岩田 博夫
出願人
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 培養基材、細胞組織体及びそれらの製造方法 コモンズ 新技術説明会
発明の概要 培養基材などの異物を含まない細胞集合体及びその製造方法を提供している。
この発明の培養基材は、セルロースと、細胞接着作用を有するタンパク質又はペプチドから構成していることを特徴としている。また、この細胞組織体の製造方法は、タンパク質又はペプチドをセルロースに固定化させた細胞培養基材上で細胞を培養し、セルラーゼによりセルロースを除去することを特徴としている。
従来技術、競合技術の概要
バイオ関連産業で付着性の動物細胞が多量に培養されている。この細胞を継代培養するときには、細胞と培養基材との間に存在する細胞接着タンパク質をタンパク分解酵素で消化分解することによって、細胞を基材から遊離させている。従来から、ポリスチレンなどの極めて安定な材料からなる培養基材が多用されている。
【0002】
また、近年、注目されている組織工学では、細胞から擬似組織を作製し、これを治療に用いている。例えば、バイオ人工皮膚では、表皮細胞シートを培養基材から剥がす場合には、やはりタンパク質分解酵素であるディスパーゼが用いられている。
【0003】
表皮細胞シートを非酵素的に回収する方法として、N-イソプロピルアクリルアミド等の感温性高分子を表面グラフトした培養基材が知られている。この方法は、基材の細胞接着能をコントロールすることで細胞を培養基材から遊離させているため、細胞を基材表面から剥がすのに優れた方法である。
【0004】
また、現在では、ポリグリコール酸やポリ乳酸などの生体内吸収性の高分子から3次元の培養基材を作製し、この培養基材に細胞を播種、さらに増殖させる細胞組織体の製造方法が知られている。生体内吸収性高分子は一定期間経過後、分解されて消失するため、細胞のみからなる3次元組織体となる。
特許請求の範囲 【請求項1】 タンパク質又はペプチドをセルロースに固定化させた細胞培養基材上で細胞を培養し、セルラーゼにより前記セルロースを除去することを特徴とする細胞組織体の製造方法。
【請求項2】 タンパク質が、フィブロネクチン、ビトロネクチン、ラミニン、テイネシン、トロンボスポンジン、エンタクチン、オステオポンチン、フォンビルブラント因子、フィブリノーゲン、コラーゲン、ゼラチン及びエラスチンからなる群から選択される少なくとも1種である請求項1記載の方法。
【請求項3】 ペプチドが、アルギニン-グリシン-アスパラギン酸-セリン、アルギニン-グリシン-アスパラギン酸、ロイシン-アスパラギン酸-バリン、アルギニン-グルタミン酸-アスパラギン酸-バリン、アスパラギン酸-グリシン-グルタミン酸-アラニン、グルタミン酸-イソロイシン-ロイシン-アスパラギン酸-バリン、グリンシン-プロリン-アルギニン-プロリン、リジン-グルタミン-アラニン-グリシン-アスパラギン酸-バリン、グルタミン酸-イソロイシン-ロイシン-アスパラギン酸-バリン、チロシン-イソロイシン-グリシン-セリン-アルギニン、及びバリン-グリシン-バリン-アラニン-プロリン-グリシンからなる群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項1記載の方法。
【請求項4】 前記セルロースの形状が、平膜、中空糸、又は3次元構造物である請求項1記載の方法。
産業区分
  • 微生物工業
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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