TOP > 国内特許検索 > 人工骨髄、血球細胞の増殖方法

人工骨髄、血球細胞の増殖方法 コモンズ

国内特許コード P020000281
整理番号 U1999P176
掲載日 2003年5月27日
出願番号 特願2000-146102
公開番号 特開2001-321434
登録番号 特許第3421741号
出願日 平成12年5月18日(2000.5.18)
公開日 平成13年11月20日(2001.11.20)
登録日 平成15年4月25日(2003.4.25)
発明者
  • 大島 宣雄
  • 三好 浩稔
  • テイン トゥン
出願人
  • 国立大学法人 筑波大学
発明の名称 人工骨髄、血球細胞の増殖方法 コモンズ
発明の概要 この発明の人工骨髄は、骨髄支持細胞層の機能が低下した患者においても機能することが可能であり、造血機能を代行させることができる、新規の人工骨髄を提供する。 本発明により、担体に造血を支持する機能を有する細胞を備える、新規な人工骨髄が与えられた。更に、前記の人工骨髄を、動物に移植をすることにより又は動物の体外においてその人工骨髄中に血液を循環させることによって、人工骨髄中において造血幹細胞を増殖させ、更に造血幹細胞を血球細胞へ分化させる過程により構成される、血球細胞の増殖方法が与えられた。
従来技術、競合技術の概要 血液には多種の細胞が存在し、酸素の輸送から抗体の産生まで、多様な機能を営んでいる。血液細胞の寿命には限りがあるので、常に再生産されている必要がある。この様に血液細胞の機能は多様であるが、全ての血液細胞は正常時には骨髄において産生され、骨髄中に存在する共通の造血幹細胞から生み出されている。造血幹細胞は多機能性であり、そこからいろいろな
最終分化をした血液細胞が作り出される。
よって、再生不良性貧血、白血病やリンパ組織の疾患のために造血機能が障害されている場合には造血幹細胞を移植することにより治療することが可能となる。その際に、骨髄や臍帯血に含まれている造血幹細胞移植、およびこれらの細胞と骨髄支持細胞の同時移植が近年行われ始めている。造血幹細胞移植等の従来の方法においては、通常は患者の血管内に直接細胞が移植されている。
しかし、造血機能障害などの治療の際には、患者自身の障害された造血機能を抑制するために化学療法や放射線治療が用いられ、これらの処置が患者自身の支持細胞層に障害を与えるために、支持細胞層は再生が困難であり、造血機能の再生も不十分であった。加えて、移植した造血系細胞が他の臓器に捕捉されるために骨髄に生着する細胞が少なく、更に骨髄細胞と一緒に移植できる支持細胞の量に限りがあるため、患者の造血機能を代行するには不十分であった。
産業上の利用分野 この発明は、担体とその担体に担持して培養した造血を支持する機能を有する細胞を備える人工骨髄、及びその人工骨髄中において造血幹細胞を増殖させ、血球細胞へ分化させる過程により構成される、血球細胞の増殖方法に関するものである。
特許請求の範囲 【請求項1】 担体、及び前記担体に担持して培養した造血を支持する機能を有する細胞を備える人工骨髄を、ヒトを除く動物に移植をすることにより又はヒトを除く動物の体外において当該人工骨髄中に血液を循環させることによって、前記人工骨髄中において造血幹細胞を増殖させ、更に当該造血幹細胞を血球細胞へ分化させる過程により構成される、血球細胞の増殖方法。
【請求項2】 前記造血を支持する機能を有する細胞が骨髄支持細胞である、請求項1記載の血球細胞の増殖方法。
【請求項3】 前記担体が微孔性の立体網状多孔質構造を有する粒子からなる、請求項1記載の血球細胞の増殖方法。
【請求項4】 前記担体がポリビニルフォルマール樹脂である、請求項3記載の血球細胞の増殖方法。
産業区分
  • 治療衛生
  • 高分子化合物
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close