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磁気分離方法及び磁気分離装置

国内特許コード P03A000398
整理番号 U2000P239
掲載日 2003年8月28日
出願番号 特願2001-103167
公開番号 特開2002-292305
登録番号 特許第3511094号
出願日 平成13年4月2日(2001.4.2)
公開日 平成14年10月8日(2002.10.8)
登録日 平成16年1月16日(2004.1.16)
発明者
  • 山口 貢
  • 福井 聡
出願人
  • 学校法人新潟大学
発明の名称 磁気分離方法及び磁気分離装置
発明の概要 巨大な磁気勾配に起因した磁気力によって、所定の混合物質を磁気的に分離し、高濃度に保持することのできる新規な磁気分離方法及び磁気分離装置を提供する。所定の容器11の両側面に対向するように、Y系又はBi系の酸化物高温超伝導体からなり、着磁した1対の磁石12及び13を、それらの端面12A及び13A間の距離が約20mm以上となるように設ける。そして、磁石12及び13の端面12A及び13A間に所定の混合物質を流入させることにより、端面12A及び13A間に発生する巨大な磁気力によって前記混合物質を磁気分離し、保持する。
従来技術、競合技術の概要 近年の工業発展と生活水準の向上により、産業廃棄物などの処理問題が深刻化している。この解決策として、混合物質である産業廃棄物を磁気力により選別する磁気分離技術が発達し、排水浄化や資源回収などへ適用されている。また、未利用資源の開発の観点から、上記磁気分離技術は、原石からの選鉱及び精製などへも応用されている。さらには、将来的なエネルギー源として、海水中のウラン抽出などへの応用も期待されている。微生物は、アンモニア性窒素などの窒素化合物や有機塩素化合物などの有害有機物などの環境汚染物質を分解するので、産業廃棄物の処理において度々使用される。したがって、産業廃棄物の処理を効率良く行うためには、微生物を所定の反応槽内で高濃度に保持することが必要である。この際、磁気分離技術を用いることにより、微生物を反応層内で高濃度に保持することができる。すなわち、微生物と磁性粒子とを、例えば、エチレングリコールなどの所定の物質に包括固定し、この物質を巨大な磁気勾配を利用した磁気力によって分離し、保持することによって、前記反応槽の所定の箇所において前記微生物を高濃度に維持することができる。図1は、従来の磁気分離装置の一例を示す概略図である。図1に示す磁気分離装置は、例えばステンレスウールなどから構成される磁気細線3を内部に有するフィルタ1と、磁場印加のためのコイル2とを具えている。コイル2からフィルタ1内の磁気細線3に所定の磁場が印加されると、磁気細線3の回りには巨大な磁気勾配が生じ、非常に大きな磁気力が発生する。したがって、図1に示す磁気分離装置のフィルタ1内に、前記微生物及び前記磁性粒子を包括させた前記所定の物質を流すことによって、この物質は前記磁気力によって分離され、保持される。
産業上の利用分野 産業廃棄物の分離除去、鉱石の選別及び精製、並びにウラン抽出などに好適に用いることのできる、磁気分離方法及び磁気分離装置
特許請求の範囲 【請求項1】 所定の容器に対して、単一同極の端面同士が対向するようにして1対の磁石を設け、前記端面間に所定の混合物質を通過させることにより、前記所定の混合物質を磁気的に分離し、保持することを特徴とする、磁気分離方法。
【請求項2】 前記1対の磁石を複数設けたことを特徴とする、請求項1に記載の磁気分離方法。
【請求項3】 所定の容器と、この容器に対して単一同極の端面同士が対向するようにして設けられた1対の磁石とを具えることを特徴とする、磁気分離装置。
【請求項4】 前記1対の磁石は、それぞれY系又はBi系の酸化物高温超伝導体からなることを特徴とする、請求項3に記載の磁気分離装置。
【請求項5】 前記1対の磁石を複数設けたことを特徴とする、請求項3又は4に記載の磁気分離装置。
産業区分
  • 混合分離
国際特許分類(IPC)
出願権利状態 権利存続中
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