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液晶表示素子

国内特許コード P03A000496
整理番号 TOYAMA-15JP
掲載日 2003年8月28日
出願番号 特願2001-285342
公開番号 特開2003-091009
登録番号 特許第3656103号
出願日 平成13年9月19日(2001.9.19)
公開日 平成15年3月28日(2003.3.28)
登録日 平成17年3月18日(2005.3.18)
発明者
  • 岡田 裕之
  • 大野 洋
  • 女川 博義
出願人
  • 国立大学法人富山大学
発明の名称 液晶表示素子
発明の概要 視野角特性の偏りを改善する一方でしきい特性を制御可能にする。液晶表示素子はネマチック液晶材料を含む液晶層と、このネマチック液晶材料の液晶分子を略垂直に配向させて挟持する光透過性電極基板11,12と、電極基板11,12上にそれぞれ形成され液晶分子の配列を制御する電場を液晶層13に印加する円形電極EL1,EL2とを備える。特に、円形電極EL1,EL2はこの電場において液晶層13を複数のドメインに分割しこれら複数のドメイン相互間で液晶分子のチルト方向を互いに異ならせるように対向する放射状および同心円状の遮光性電極線をそれぞれ含む。
従来技術、競合技術の概要
液晶表示パネルは、軽量、薄型、低消費電力という特性からOA機器、情報端末、時計、テレビのような様々な分野で応用されている。特にアクティブマトリクス型液晶表示パネルは、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor)を用いて画素のスイッチングを行うことにより優れた応答性を得ることができるため、多くの画像情報を表示しなくてはならない携帯テレビあるいはコンピュータの表示モニタとして利用されている。
【0003】
近年では、液晶表示パネルの精細度および表示速度の向上が情報量の増大に伴って要求され始めている。精細度の向上はTFTアレイ構造を微細化して画素数を増大することにより行われる。この場合、画素数の増大に伴って液晶分子の配列をより短い時間内に遷移させるために、現在の2倍から数十倍という液晶分子の応答速度を得られるような液晶表示モードが必要となる。この液晶表示モードとしては、例えばネマチック液晶を用いたOCB型、VAN型、HAN型、π配列型、スメチック液晶を用いた界面安定型強誘電性液晶(Surface Stabilized Ferroelectric Liquid Crystal)型、あるいは反強誘電性液晶型が利用できる。
【0004】
特にVAN型配向モードは、従来のツイストネマチック型(TN)型配向モードよりも速い応答速度が得られることや、静電気破壊のような不良発生の原因となる従来のラビング配向処理を垂直配向処理の採用により不要にできることから近年注目されている。さらに、VAN型配向モードは視野角の補償設計が容易であり、液晶分子のチルト方向が互いに異なる複数のドメインに各画素の液晶層を分割するマルチドメイン形式にすることにより視野角を広げることができる。
産業上の利用分野
本発明は、液晶層が一対の電極基板間に挟持される液晶表示素子に関し、特に液晶分子のチルト方向が互いに異なる複数のドメインに分割される液晶層を持つ液晶表示素子に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】ネマチック液晶材料を含む液晶層と、前記ネマチック液晶材料の液晶分子を所定方向に配向させて挟持する第1および第2光透過性基板と、前記第1および第2光透過性基板上にそれぞれ形成され前記液晶分子の配列を制御する電場を前記液晶層に印加する第1および第2円形電極とを備え、前記第1および第2円形電極は前記電場において前記液晶層を複数のドメインに分割しこれら複数のドメイン相互間で前記液晶分子のチルト方向を互いに異ならせるように対向する放射状および同心円状の遮光性電極線をそれぞれ含むことを特徴とする液晶表示素子。
【請求項2】前記第1および第2光透過性基板は前記第1および第2円形電極をそれぞれ覆い前記液晶分子を基板平面に対して略垂直および略水平のいずれかに配向させる配向膜をそれぞれ含むことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示素子。
【請求項3】一対の偏光板が偏光軸を互いに直交させて前記第1および第2光透過性基板上にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示素子。
産業区分
  • 光学装置
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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